浪漫飛行への誘(いざな)い

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テレサ・テンを偲ぶ旅を振り返って

2015年11月18日 15時42分29秒 | 旅行

 

台湾での最終日の11月17日に台北探索館で行われているテレサ・テンの特別展を見に行った。10月8日から1月10日まで開催されており、テレサの昔の写真や当時の新聞記事、過去に発行された彼女の記念切手、レコードジャケット等が展示されていた。館内ではテーマ曲の「何日君再来」の音楽が流れ、「時の流れに身をまかせ」の中国語版ともう1曲中国語での歌を歌うテレサの姿が繰り返しビデオでも流れていた。彼女とツー・ショット写真を撮るコーナーもあり、DVDや各種特別記念品の販売も行われていた。

また、別室では、たった4分であるが、彼女が歌う立体のホログラム映像の鑑賞会が30分おきに公開されていた。これは、今年5月23日に東京で行われた「テレサ・テンのメモリアルコンサート」で披露されたホログラム映像と同じ形式のものだが、歌っていたのは、中国語の歌で「甜蜜蜜」という曲であった。日本では馴染みが薄いが、個人的には何回も聴いたことがある曲だったので、懐かしく彼女の歌う映像を楽しむことができた。

今回の旅行で、残念ながら高雄での博物館(閉鎖)と雲林県の生家(公開中止)を見ることができなかったので、たまたまこの特別展を見ることができたのは大変ラッキーであった。また、お墓参りでは、ツアーに入らず個人で行ったので、1時間に1本というバスのスケジュールのおかげで、墓園に約1時間もいることができたのもラッキーであった。その間、テレサの歌をたっぷり聴いたり、ボランテイアのおじさんと話をしたり、テレサのブロマイド写真の位置を動かしたり、楽しいひと時であった。

今回の旅は、45年前に生まれて初めて行った外国が台湾であったので、100か国を目前にして、まさに初心に戻る旅であったといえる。テレサ・テンのことを知ったのもまさに45年も前のことであり、あの時彼女は17歳、それが今はもう亡くなってから20年も経つのだから、45年の歳月をひしと感じる。

彼女はもうこの世にいないが、今でも台湾では根強い人気があるし、お墓の前で彼女の歌声を聴いていると、イエス・キリストではないが、復活しているような錯覚に陥るほどである。また、陳佳(チェン・ジャ)のように、テレサの歌声にそっくりな可愛い若手の歌手も出現しているので、テレサ・テンの世界に浸り続けることができるのも嬉しいかぎりである。

ただ、20年という歳月も大きく、生家や博物館のクローズも心配の種であり、彼女の遺産をきちんと維持したり、情報を発信したりする人達が少なくなりつつあるのではないかと感じる今日この頃である。

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念願のテレサ・テンのお墓参りを実現

2015年11月18日 15時38分42秒 | 旅行

11月16日に、今回の旅行の最大の目的であるテレサ・テンのお墓参りを行った。交通の便を考え、当初、現地ツアーを利用しようと申込みを行ったが、参加者が自分以外に誰もなくツアーは催行中止となった。その連絡が前日にあったので、若干の準備不足の感もあったが、急遽、電車とバスを使って自力で行くことにした。

彼女のお墓は、台北から車でも1時間半ほどかかる北部海岸近く、新北市の金宝山にある墓園にあり、タクシーを使わずに行くには大変そうなイメージもあったが、結果的には、極めてスムーズに行くことができた。

まず、台北からMRTに乗って、淡水という街に行き、そこから皇冠北海岸線という観光スポットに立ち寄っていく路線バスに約1時間乗り、Yun Gardenというところで降りると目の前が彼女のお墓のあるテレサ・テン紀念公園になっている。

ネットでは、淡水や金山という街からタクシーをチャーターするような情報が多いが、今は、路線バスで簡単に行けるので、タクシーなんて不要である。

墓園には大きなピアノの鍵盤、テレサのゴールドの像があり、お墓そのものは大きな大理石でできていて、墓石の上に、マリア様が見守っている。火葬が基本の台湾で、土葬されているのは、蒋介石と蒋経国(蒋介石の子供で6、7期の中華民国総統)とテレサ・テンの3人にしかいないことからも、台湾では物凄い存在であることがわかる。

墓園には、絶えずテレサ・テンの歌声が流れている。中国語、日本語、英語の歌が1時間交代で流れており、そこに彼女がいて歌っているような錯覚に陥るほどである。

墓前には毎日ボランティアでお墓を綺麗にしてくれているテレサ・テンの大ファンのおじさんがいる。NHKでも紹介されたことがあるので、その存在は知っていたが、基隆から毎日やってきているという。墓参りに来る人皆にお線香をくれる。もちろんお金なんか請求しないし、純粋な気持ちでお墓にお線香をあげてほしいという思いだそうである。

没後、20年の節目の2015年にして、初めてテレサ・テンの墓参りを実現することができた。20年という歳月は長く、高雄にあった彼女の博物館が閉鎖されたり、雲林県にある生家がクローズになっていたり、「去る者、日々に疎し」で、今後の行く末が少し心配であるが、立派なお墓は健在であることがわかったので、テレサ・テンのファンであるなら、せめてお墓参りに行ってほしいと願う。

高いお金を出して、ツアーに入る必要もないし(今回の費用は300台湾ドルちょっとで、ツアーより2400台湾ドルも安く行けた)、お墓といっても日本のように暗いイメージは全くなく、紀念公園になっているほど綺麗に整備されているので、彼女のコンサートに行くような気分で訪ねることをお奨めする。いろいろな歌を三か国語で3時間は聴くことができるので、こんな素晴らしいコンサートはないともいえる。

 

お墓参り前後の旅行アルバム: https://youtu.be/LGGcBDuLL_8

 

 

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