15日夜9時、BS-TBSの金曜プレミアム歌謡ショーは、「今甦る!魅惑のムード歌謡スペシャル」というタイトルで、懐かしのムード歌謡を楽しむことができた。「ロス・インディオス」「東京ロマンチカ」「ロス・プリモス」「マヒナスターズ」という4組のグループと特別ゲストとして八代亜紀が出演していた。司会は中山秀征である。5年前の2016年製作の番組なので、東京ロマンチカの三条正人さん(2017年没)も元気な姿を見せていた。蒲田のナイトクラブを借り切ってのショーのようであったが、コロナ禍の今では考えられない密で濃厚な雰囲気であった。
ムード歌謡といえば、先駆けはまさにマヒナスターズであるが、我々世代が一番馴染んでいたムード歌謡は、1966年頃から70年代頃までではなかったかと思うが、まさに大学から社会人になった独身の頃である。有線放送も盛んで、次から次へとムード歌謡なる曲が出てきたような気がする。カラオケも盛んで、カラオケでもよく歌ったものであるが、とにかく懐かしい思いである。
4つのグループが、「別れても好きな人」「ラブユー東京」「君は心の妻だから」「愛して愛して愛しちゃったのよ」をそれぞれ歌うところから始まり、次から次へと懐かしいメロディーが流れてきた。スナックのカラオケでよく歌ったのは、「たそがれの銀座」(ロスプリモス)、「別れても好きな人」(ロスインディオス)、「わたし祈ってます」(ハッピーブルー)、「愛のふれあい」(TOKYO99)等々。ムード歌謡の曲は、デュエットやチークもできるので、当時は大変気に入っていた。古き良き時代であったといえる。
ムード歌謡の曲は、全国各地のご当地ソングも多く、馴染み深いものが多い。マヒナスターズでは、よく一緒に歌っていた田代美代子さんのファンだったので、今でも懐かしい歌声を聴くこともある。まさに一時代を築いたムード歌謡であるが、我々世代にとっては、まさに青春プレイバックである。BS番組、昭和歌謡万歳である。とにかく聴く曲、聴く曲すべて知っているというので、懐かしく落ち着いた気分になれる。好きだった曲を何曲か聴いてみると。。。
「たそがれの銀座」ロスプリモス: https://youtu.be/6wxtbE31Sek
「愛のふれあい」沢ひろし&TOKYO99:https://youtu.be/7Kal5GBqGDc
「愛して愛して愛しちゃったのよ」マヒナスターズ&田代美代子:
「星降る街角」ハッピー&ブルー: https://youtu.be/23SuaGv2GGo