1月19日のTBS世界遺産は、番組ナビゲーターの鈴木亮平さんによるイスタンブール現地取材特別編の後編で、イスタンブールを都とした「オスマン帝国」の栄華を探る旅であった。約1000年続いたキリスト教の東ローマ帝国をメフメト2世が率いる10万人に及ぶ軍勢で2ヶ月で陥落させたとのことである。当時の城壁の様子も詳しく紹介していた。キリスト教からイスラム教の世界へ…時代が大きく動いた当時に想いを馳せ、世界の富を集めた都で花開いた独特の文化が紹介された。
まず、トプカピ宮殿及び中にあるエメラルド等の豪華な装飾品が紹介された。イスタンブールには、オスマン帝国の歴代皇帝や有力者が建てたモスクが、いくつもあるが、ひと際大きなモスクが、オスマン帝国最盛期に建造されたスレイマニエ・モスクである。モスクの周りに建ち並ぶ小さなドーム屋根の建物の数々…それらはオスマン帝国の発展に欠かせないものだったようである。また、中心に広がる大きなグランド・バザールを屋根の上を歩いてみたり、マーケットを覗いてみた様子が紹介されていた。
イスタンブール歴史地区は、見どころも多く、東西交わる一種独特の雰囲気を持つ魅力的な街である。一度は訪れてみたい世界遺産であるといえる。
Istanbul (Not Constantinople): https://www.youtube.com/watch?v=VZfR33-m_tQ