3月9日に「しながわシティラン2025」というスポーツイベントが初開催された。メインの10㎞種目には、約2500人が参加し、コースは、しながわ区民公園から出発し、旧東海道を通り、天王洲アイルや京浜運河沿いといった水辺エリアを走り抜けて、フィニッシュは大井競馬場となっている。初めてのことだが、我が家の前の旧東海道を2500人ものランナーが走り抜けるシーンは壮観そのものであった。朝9時スタートであったが、我が家は2㎞地点の旧東海道沿いにあるので、6~7分後には、家の前の道路は物凄い数のランナーで埋め尽くされていた。
現役時代、役員としてだけだが、マラソンのイベントにも関わっていたので、関心も思い入れも強く、また、現役時代の会社も協賛社として協力していたので、いっそう親近感を覚えた。大会の模様は、品川ケーブルテレビで生中継されていたので、大会の様子もよく分かった。区長もスタート時や表彰式はじめ全面的に顔出ししていて、区が総力をあげて取り組んでいるスポーツイベントであると思われた。大井競馬場では大会当日、キッズチアやダンスチームによるステージパフォーマンス、協賛企業などによるブース、キッチンカーの出店、セガの人気キャラクター「ソニック」との撮影会などのイベントが開催されたようである。
優勝者は、30分台でフィニッシュしていたので、市民ランナーとしてもかなり高いレベルの人も参加していたようであるが、走ることを楽しむファンランナーや仮装したランナーもちらほら見かけた。個人的には、10㎞といっても、今や走るのは無理だと思うが、25年位前、大晦日にお台場で行われたファンラン(5km)に参加したことがある。 あまりの寒さに、ゴミ袋を身にまとい、震えあがったことをよく覚えている。10kmの他に、区民公園内では、2km(ジュニアラン)、1km(ファミリーラン)のレースもあり、公園にはファミリーが押し寄せたようである。このようなイベントは、街が活気づき、元気になるので、積極的に推進してほしいものである。
旧東海道を走るランナー
