五輪出場の日本選手、コーチ、監督等にワクチンを優先接種するという報道がなされているが、ちょっと前に丸川五輪担当大臣が検討もしていないし、今後も検討しないと明言していたにもかかわらず、一体どういうことであろうか?JOCは、6月1日から接種を開始しようとしていることを読売新聞にすっぱ抜かれている。橋本組織委員長も同様な発言をしていたので、呆れかえるばかりである。安倍・菅両氏の嘘つきぶりは有名であるが、丸川氏も同じ穴の狢で、要するに国民に大噓をついていたことになるので、マスコミは責任を追及すべきでる。
一月万冊でも、選手へのワクチン接種は外国選手のことを考えると出場するならやむを得ないかもしれないが、担当大臣が嘘の説明を平気で行い、裏ではしれっと接種計画を進めているということは許せない話である。選手自体を責めることはできないにしても、コロナ禍で苦悩していたり、ワクチン接種が思うようにできなかったり、入院もできずに適切な医療を受けることができないでいる人達はもとより、国民のほとんどは、五輪選手の優先接種に不快感を持ったり、反対しているものと思われる。白坂和哉氏のDAY WATCHでも厳しく追及されている。
国民へのワクチン接種が大優先であり、選手にワクチンまで打たせて、五輪という貴族のスポーツ祭典に参加させようとするのは、どうみてもおかしい。大会に参加する約9万人に対してのみ、PCR検査を毎日やったり、特別に、病院を確保したりするのは、国民の反感を買うばかりで、狂気の沙汰といえる。安心・安全な大会というなら、何万人もいるボランティアにもワクチンを打たないと危ない。そんなにコロナの感染拡大が心配なら、大会を中止すればいいだけである。2兆円も税金を使っておきながら、説明も十分しないままコロナ禍イベントに突き進み、お金と政権維持のために、開催を強行しようとしているとしか見えない。現政権には、現実を直視し、早く目を覚ましてほしいと願うばかりである。
一月万冊(5/19): https://youtu.be/MEUNAfHqrsI
白坂和哉DAY WATCH(5/21) : https://youtu.be/1IPosJHoYD8
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