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コロナ戦争の戦犯は?

2021年01月09日 08時42分14秒 | 政治

コロナ感染拡大に伴い、菅首相は7日に緊急事態宣言を発出し、事業者に時短、国民にも特に飲食関係の自粛を要請したが、何と自分は、相変わらず、朝食の会食を続けていると日刊ゲンダイが報じている。この緊急事態に及んでも、午後8時までで4人以下ならいいとかお酒を飲まなければいいとか朝食ならいいとかと思っているようで、呆れかえって、言葉も出ない。首相動向の記事も 会食から打合せに変更したというから確信犯である。日本医師会会長がいみじくも「先ず櫂より始めよ」と皮肉ったが、この人には全く通じないようである。リーダー失格は明白である。

外国人の入国禁止についても、水際の感染防止対策として極めて有効であると思うが、中国や韓国等11か国からのビジネス入国については従来通り継続するようである。これは、菅首相の強い思いであると報道されているが、開いた口がふさがらない。変異種コロナの大量流入が危惧されている現在、これでは、水際作戦の失敗は必至であり、コロナの完全な対策とは程遠い。さらに、こんな危機的状況下でもオリンピックを強行しようとする神経を疑う。首相の危機意識のなさには呆れるばかりであるが、コロナ戦争の戦犯が誰かは明らかになってきたような気がする。首相を変えない限り、日本のコロナ対策はうまく行かないともいえる。米国を駄目にしたトランプ大統領もひどいが、それに負けないくらい日本を駄目にしそうな気がする。

日刊ゲンダイ(1/8):

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