5月22日の一月万冊では、政治ジャーナリストの佐藤章氏が、東京都庁OBの澤章氏をゲストに迎え、小池都政の闇について、赤裸々に語ってくれている。ここ数ヶ月、小池氏の学歴詐称問題が週刊誌で暴露され、ネットでは大騒ぎとなっているが、それ以外でも神宮外苑の問題、築地市場から豊洲移転問題についての都知事のからむ裏話も紹介された。また、小池氏に操られた無能な都庁記者クラブの恐るべき実態も明らかになった。
昨年、都知事に反発した政策企画局という中核組織の職員が30人ほど大量退職した事実も紹介された。パワハラに満ちた都知事がどういう人間であるかもよく分かった気がする。学歴詐称問題で、窮地に陥っていると思われるが、それ以外の面でもいろいろ問題がありそうである。25日のニュースによると、来る都知事選に立候補するようで、着々と準備を進めているらしい。他に誰が立候補するか分からないが、混戦となる可能性もある。我々としては、澤氏の赤裸々な告発に耳を傾け、都知事の実像をしっかり掴んでおく必要がありそうである。
また、デモクラシータイムスでも、4月14日の段階で澤氏をゲストに迎え、「はがれ落ちる虚飾 小池都知事」というタイトルで、小池都政について、詳しく解説している。元部下で、身近に都知事を見ていた人なので、話に信憑性があり、説得力がある。
それにしても、東京五輪からはじまって、ジャニーズ問題、木原事件、大阪万博・IR問題、自民党裏金問題、学歴詐称問題といい、記者クラブや大手マスメディアが本来の仕事をやっておらず、忖度ばかりで時の政権や体制とグルになっている感が強く、一般国民に正しい情報が流れていないような気がしてならない。一月万冊やデモクラシータイムスのような信頼できるネットメディアだけが頼りである。
一月万冊(5/22): https://www.youtube.com/watch?v=fZFg4EDqA8g
デモクラシータイムス(4/14): https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=iffeJ9roz-k
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます