2月24日にロシア軍がウクライナに侵攻してから1カ月が経ち、戦火はますます拡大している。テレビでは、ウクライナだけでなく、ロシアの盟友ベラルーシ、今はNATO側のポーランド、ラトビア、リトアニア、それにウクライナの隣国モルドヴァ、2008年にロシア軍と戦ったジョージア(グルジア)等々、いわゆる東欧の旧ソ連圏と言われる国々の名前が連日出てくる。日本では比較的馴染みが薄い国が多く、旅行に行ったことがある日本人は少ないのではないかと思うが、自分の場合、幸運にも全ての東欧諸国に足を運ぶ機会を得た。行ったことがあると、テレビで映る街の風景を見ただけで臨場感があり、容易にイメージが沸く。東欧諸国がこんな戦争に巻き込まれようとするとは想像もしていなかった。キエフとて、歴史的世界遺産のある古都というイメージで平穏そのものの街中を歩いて見て回ったが、街中が戦火に見舞われることがないことを心から祈るのみである。
2010年9月の旅行では、エストニア(タリン)に2泊、ラトビア(リーガ)に3泊、リトアニア(ヴィリニュス)に3泊、ベラルーシ(ミンスク)に1泊、ウクライナ(キエフ)に3泊、モルドヴァ(キシナウ)に2泊した。また、2006年7月にポーランド(ワルシャワ)に2泊、2013年5月にアゼルバイジャン(バクー)に3泊、ジョージア(トビリシ)に3泊、アルメニア(エレヴァン)に3泊したことがある。2014年4月には、旧ソ連圏で、今はアジアに属しているウズベキスタン(タシュケント3泊、ブハラ2泊、サマルカンド2泊)、カザフスタン(アルマティ)に3泊、キルギス(ビシュケク)に1泊したことがある。東欧といえども、どの国にも歴史的遺産がありそれなりの魅力がある。しかし、もう今となってはなかなか行けない国々ばかりである。33年かかったが、ヨーロッパ53ヵ国の国と地域訪問を目指して、積極的にヨーロッパ旅行をやってきてよかったと回想している。
ヨーロッパ53ヵ国訪問の軌跡: https://youtu.be/2SwY-rlodk8
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