浪漫飛行への誘(いざな)い

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大晦日と除夜の鐘

2019年12月31日 09時31分43秒 | 日常

 

2019年もついに大晦日を迎えた。新しい天皇が即位し、元号も平成から令和に代わった。日本にとっては、激動の1年であったともいえる。今年は、海外旅行に行かなかったため、比較的時間的余裕があり、終活の一環として、日記やブログもかなり頻繁に書くことができ、この12月は、初めて31日間連続で書き続けることもできた。まさに、「つれづれなるままに、日くらしパソコンにむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」という「徒然草」の世界である。毎日何について書こうかと悩むことはあまりなく、不思議と次から次へとトピックが浮かんでくる。兼好法師にはとてもかなわないが、そこはかとなく書くことができている。2020年は、毎日にはこだわらず、もう少しゆっくりと綴っていきたいと思う。


大晦日は、毎年、紅白をテレビで見た後、近くのお寺に除夜の鐘を突きに出かける。毎年のことで、混み具合もわかるので、23時半頃には列に並びはじめることが多い。このお寺の梵鐘は、1867年のパリの万国博覧会に出展されたほどの名品で、普段は立ち入ることができないが、1年に1度だけ、中に入り、除夜の鐘をたたくことができる。この梵鐘は、博覧会の後、行方不明になったが、その後、国際連盟の代表団によって、ジュネーブで発見され、1930年にお寺に返還されたので、「洋行帰りの梵鐘」として有名である。鐘をたたくとお土産として、お金がたまるという縁起がいい「鐘餅(かねもち)」がもらえるのも楽しみである。「ゆく年」の感謝と「くる年」の安寧を祈りたい。


写真は、パリ万博にも出展された梵鐘


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