マイナンバーカードに絡んで、マイナ保険証が大問題になっているが、もともと任意だったマイナカードが紙の保険証の廃止で半ば強制となったと思ったら、話が違うとか、現場の混乱が必至だとかでマイナ保険証のない人に対し資格確認書のプッシュ型交付を検討するとか、認知症や高齢者に対し暗証番号なしでもマイナカードを発行するとか、運転免許証も廃止しマイナカードに一本化するとか、もう支離滅裂というか無茶苦茶になっている。ここに来て、マスコミもやっと本腰を入れて問題点を取り上げ始めているが、マイナカードの本当の狙いや本質などが明確化されていない。
突破力だけで紙の保険証を廃止しマイナ保険証の保有を勝手に強制したり、一度決めたことも勝手に反故にしたり、河野デジタル大臣と岸田政権のデタラメぶりがますますひどくなっている。マイナカードを返却する人も増えているし、保険証や口座情報の紐づけをやめている人も増えているようである。
マイナンバーとマイナカードとは全く別物であることは、河野大臣がカードの名称変更を示唆することで、別物あることがくしくも浮き彫りになった。白坂和哉氏は、DAY WATCHで,「マイナカードにマイナンバーは登録されていない」ことを明らかにしている他、カードにあるICチップには、①電子証明書 ②画像データ ➂テキストデータ ④住民票コードが埋め込まれていると解説してくれている。
要するに我々はマイナカードの本質、危険性をわかっていないのである。暗証番号でマイナポータルに入っていけば、紐づいた情報がすべて見ることができるという。保険証の情報はすでにマイナ保険証にしなくても紐づけられているようである。どうもこのマイナポータルなるものが曲者のような気がする。政府の狙いは、国民の口座情報の取得が本丸であるという。政府は、国民の口座情報がつかみ、国民の財産を召し上げたり、脱税などできなくすることが本当の狙いというわけである。
マイナカードはもともと無理筋のもので、強引なデジタル大臣と無能な総理により問題点が噴出し、早晩頓挫することが懸念される。マイナ問題は。国民に直結する問題なので、国民の関心も高く、内閣支持率にもまちがいなく影響を与えそうである。問題点の指摘は、ネットではいろいろ叫ばれているが、マスメディアの動きは鈍い。政府の方針をただ流しているだけで、突っ込んだ分析ができていない。我々も、騙されないように見張っていく必要がありそうである。
白坂和哉DAY WATCH(7/15): https://youtu.be/Hj9gJg6BFcQ
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