9/5のBS-TBSの報道1930では、ロシア経済は、西側の制裁にも関わらず、ほとんど影響を受けていないと思わせるほど、物資は豊富だし、戦時下でも経済成長を遂げているという不愉快なニュースを耳にした。マクドナルドやスターバックス等撤退した企業の後を継いだ企業は繁盛しているという。車も日本や欧米を引き上げた後は中国車が席巻しているという。上位10社中、6社が中国車という。軍需景気もあるかも知れないが、GDPも増えているようである。
暴君プーチンがあれだけ悪い戦争を仕掛けておいて、制裁の影響を受けずに一般のロシア市民がのほほんと生活しているのを見るのは腹が立つ。遺憾ながら、ロシアの耐久力は予想以上に高く、3年程度の短期ではロシア経済の劇的な崩壊はあり得ないという。欧米の民主主義国家がどんなに制裁を加えても、中国、インド、ブラジルその他グロ-バルサウスの国々がロシアを支える構図ができているので、世界の勢力地図は、必ずしも欧米中心とはいかない恐れもある。人口も多く土地も広いロシア、中国、インド連合軍は手ごわい相手である。日本はのほほんとアメリカのポチと化してアメリカ側に組しているが、正解かどうか検証する必要がある。
プリゴジン事件でもわかるように、プーチンは自分に逆らう人物は抹殺するという残忍で極悪非道な犯罪者であり、経済制裁も効いていないとすれば、ますますやりたい放題で戦争を仕掛けまくり、核戦争に突入する恐れもある。高い懸賞金をかけても、一刻も早くプーチン自身を捉えることが世界平和のため全世界の良識ある人々に課せられたタスクである。
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