安倍元総理が凶弾に倒れて2週間が経ったが、早々と岸田首相は、閣議決定で国葬とすることを決めてしまい、ここにきて反対意見も噴出して世論を二分する状況になっている。市民団体のメンバーら50人が21日、国葬の閣議決定と決定した場合の予算執行の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てたというニュースが流れていた。市民団体「権力犯罪を監視する実行委員会」の岩田薫共同代表によると、森友・加計学園問題や「桜を見る会」問題などで安倍氏の評価は国民の間で分かれており、思想・良心の自由を保障した憲法19条に反すると主張する。予算執行の差し止めを求める訴訟も近く東京地裁に起こす予定という。
銃撃という衝撃的な死であったので、国葬というようなアイデアが出てきたのではないかと思うが、よく考えてみると、もし安倍さんが持病の大腸炎が悪化して亡くなったとしても、やはり国葬ということになるのであろうか?現役の首相でもないし、長期政権といっても、功罪相なかばする政権であり、とても国葬に値するとは思えない。下手すれば、犯罪者ともなるようなぎりぎりの権力行使を勝手にやってきた人物であるので、しっかり議論してほしいところである。国葬強行は、自民党独裁政権の横暴ともいえるもので、国民が全面的に賛成するものではなく、自民党の支持アップに資するだけのような気がする。画像はある地方新聞社のアンケート結果であるが、個人的には、現役の首相でもないので、国葬扱いには反対で、自民党葬で十分であると思う。
産経ニュース: https://www.sankei.com/article/20220719-EKRHFE6F7VIA7LVCYMKOXDMOU4/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます