プーチンによるキエフ侵攻が山場を迎え、世界中が固唾を呑っでいる最中、また、日本のコロナ感染者数は減少傾向にあるものの、まだまだ昨年のピーク時より多い感染者数が発生している。そんな中、唐突に、自民・公明両党の幹部が年金受給者に5000円給付を要請したとかGo Toを再開する話とかが出てきてあきれ返った。明確な背景は不明だが、参議院議員選挙を控えての選挙対策は明白であり、嫌になる。5000円という額もあまりに少ないし、支給にかかる手数料を考えたら何の意味も効果もない愚策である。
また、日本感染症学会の前理事長で、厚労省のアドバイザリーボードも務めた日本のコロナ対策の責任者でもある館田一博氏がコロナに感染し、重症化していたことが明らかになった旨が報道されている。軽症者は検査を受ける必要はないて言っておきながら、自分がかかったら、検査をしれっとやるとか、専門家として失格であることが明らかになり、下記の一月万冊で厳しく指摘されている。彼は専門家としてPCR検査を制限してきた張本人であり、政府がやってきたコロナ対策がいかに間違ってきたかを実証しているようである。
岸田内閣になっても、コロナの専門家たちは変わっておらず、相変らず旧態依然としたトンチンカンなコロナ対策に終始している。重症者や死者は減っているかも知れないが、オミクロン株がまだまだ席巻している感があるので、心配である。まん延防止は延長しない方向の楽観論が大勢を占めているのも怖い。ウクライナ問題でコロナ対策が緩んでいる感があり、不安は拭えない。コロナ対策の専門家を総取り換えしてほしいものである。
一月万冊による考察(3/15): https://youtu.be/rUBrx6h0gj8
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