浪漫飛行への誘(いざな)い

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キエフの大門~「ナニコレ珍百景」のBGM

2022年03月16日 13時46分28秒 | 音楽

 

今世界中で最も注目されている都市は、恐らくウクライナの首都キエフであろう。ロシア軍が不当にもキエフを制圧すべく戦車隊が市内に侵攻寸前のところまで来ている。独裁者プーチンは、人類史上最悪の戦争犯罪人と化し、連日テレビでは爆撃された各都市やキエフの街の風景の映像が流れ、心が痛む思いである。

ある若手のミュージシャンが「キエフの大門」というムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」の最終曲を演奏してウクライナを応援している旨のニュースをテレビで見た。また、日本でも辻井伸行さんはじめいろいろなミュージシャンが戦争の終結や鎮魂の思いを込めてウクライナ支援のためにこの楽曲を演奏していることも知った。

テレビから聴こえてきたメロディはどうも聴きなれた感じで、何かなと思いしっかり聴いてみたら、それは、「ナニコレ珍百景」というテレビ番組のBGMとして流れているものであった。また、テレビに映し出された大門は、実際に訪れたことがあるまさにキエフの「黄金の門」であったので、ビックリした。「黄金の門」は、キエフ大公国の中央門で、11世紀に建てられ、13世紀にモンゴル帝国により破壊されたが、1982年復元されたものである。新しい建物は遺跡を覆い隠し、博物館も併設され、当時の門を見ることもできるようになっていた。

その大門が、ムソグルスキーの「展覧会の絵」の最終曲である「キエフの大門」のことであるとはつゆ知らず、それが、「ナニコレ珍百景」のBGMということも知らなかった。このニュースのおかげで、キエフ旅行の思い出が一気によみがえり、ウクライナという国の歴史を知るきっかけともなった。海外旅行それも史跡めぐりをするような時はその歴史を知っているかどうかは大事なポイントである。キエフの街をくまなく歩いたのは、もう12年も前のことだが、今でも鮮明に覚えており、「黄金の門」はじめ、様々な歴史的建造物がどうなるか心配でならない。

 

写真は、当時撮ったもの(黄金の門と遺構)

 

読売オンライン記事(3/8): https://www.yomiuri.co.jp/culture/music/20220308-OYT1T50166/

「ナニコレ珍百景」のBGM: https://youtu.be/2MdWFOxCNpM

「キエフの大門」楽曲【4分35秒あたりからBGM】: https://youtu.be/p6HH0e_SSp0

 

 


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