岐阜市北部の椿洞にも、ようやく春の兆しが訪れました。早春植物を意味する「雪割り・ユキワリ」や「節分・セツブン」の名がついた妖精たちの紹介です。
キンポウゲ科 ユキワリイチゲ
特徴のある紫色を帯びた濃緑色の三裂葉の中にツボミが膨らんでいます。
ユキワリイチゲ(雪割一華)もう開花する準備万端です。
キンポウゲ科 ユキワリソウ
この花も葉の形が特徴的で、漢字では「三角草」と表すように3つに裂けています。
ユキワリソウ(ミスミソウ)
花の色も白、ピンク、紫、青、赤紫などがあり、一重や八重咲の園芸品種も多く見られます。
キンポウゲ科 セツブンソウ
三裂した葉が更に二裂するように、羽状に細かく裂けるのが特徴ですね。
朝晩の冷え込み、日中の暖かさが身体の調子を乱す様にも感じますが、森の中では春待ちの山野草たちが準備を整えてくれています。この次はショウジョウバカマやカタクリが登場して華やかになります。どんな表情を見せてくれるのでしょうか?待ち遠しく嬉しいですね!