最近、良く目にするCMの好んで使われている言葉はジャンルを問わず、
「簡単、便利、すぐ」
痛みなどのサプリメントでは、「痛みがすぐ緩和します」とか、「痛みがすぐ無くなって快適」という言葉が耳につく。
いつも、「それは、違う」と思っている。
痛みで、歩けない。
痛くて、階段の上り下りが辛い。
よく眠れない。
「サプリメントで痛みを止めましょう。というのは良い事ではない」
と思っている。
何故、痛いのか、どうして痛むのか、をまず、知る。
それから、辛さを緩和するために、薬を処方してもらうか、補助具で和らげるならわかる。
痛さを我慢して、サプリメントに頼っても根本的な問題の解決にはならない。
痛みを忘れられたとしても、サプリメントが原因を取ってくれるはずはない。
痛みがごまかせても、原因を隠しているだけでは、悪化するかもしれない。
サプリメントを一生飲み続けなければならないかもしれない。
しかしながら、余分なものが体内にずうっと蓄積されていけば、別の不具合が出てくるかもしれない。
そうしたことを思うに、簡単、便利で取り込まれたくない。
足が痛い時、シリコンのあて物をしたり靴下を2枚重ねてはいたりした。
階段を恐る恐る下りたり登ったりして、負担がかからにように、用心をしたものだった。
いつしか、足の痛みから解放された。
そうした時に、階段の上り下り、日常の立居で、足が痛い思いの人がサプリメントなどで快適に歩けるようになったというCMを見せられるたびに、先の思いがよみがえる。
サプリメントは、薬ではないはずだけど、頼りすぎるのはいかがなものかと思う。
ちょっと、痛いなら様子を見て、辛かったら、まず医者へ行って原因を探ってもらうことを勧めます。
もしかすると、重大な原因が潜んでいるかもしれないのですから。