ハナ肇さんの、壮絶だったけど、良い仲間、頼りになる人たちに囲まれてある意味
完全燃焼したのか。
芸人のなべおさみの文章力にも驚きだった。
じめじめした重苦しいものになりがちな問題をまた人々を、ユーモアを交え、人の内面まで
きちんととらえて、さらりと書いている。
ハナ肇さんに対する、子弟を超えた愛情もあふれるばかり。
ハナ肇さんの人柄が良くわかった。
そして、周りの人も一緒になって、病気と闘い、立ち向かっていったことが、ちょっぴり
さわやかにも思う。
ハナ肇さん。
安らかに。
なべおさみさん。
お疲れ様でした。そして、ありがとう。
病室の「シャボン玉ホリデー」
ハナ肇と過ごした最期の29日間
なべおさみ
文庫ぎんが堂