ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

赤ちゃんの悲劇

2015-07-31 16:06:35 | ニュース

「乳児が泣き止まない」等の理由で親が体罰をしたり、暴力をふるって、入院させたというような、ニュースが続いている。赤ちゃんは言葉もまだ離せない0歳児。親は、20代前半。

赤ちゃんは笑うと天使の微笑みを返す。

けれども、異変があると、甲高い鳴き声をあげることも。

それは、命に関わることなどの時は、それこそ、訴えてくる。

その、見守りをせずに、叩いたり、つねったり、骨折させたりなどで、泣き止むはずがない。

泣き止むのは泣くことさえできない重症の時のことになる。

 

泣いて困ったら、あやすか、原因を取り除くのが親の役目。

それは親だけに背負わされていることではない。

廻りにいる大人たち。

そして、親以外の家族や隣近所。すべてが、一緒に育んでいかなければならない人の営みだろう。

 

今は、親だけ。小さいうちは母親でけに押し付ける者が多い。

しかしこどもは、親も地も、皆が、責任を持って育んでいかなければいけないのではないかと常々思っている。

一部の者だけに任せるから、悲劇がなくならない。

今は大家族はほとんどない。

だからこそ、助け合って、皆が荷って欲しい。


後押し。引っ張り上げ。手に手を取る。

2015-07-31 15:39:06 | 合唱

楽曲の経験者がいると、一見、練習がはかどります。

しかしながら、温度差や、未経験者との差が大きいことがあります。

 

日本語の歌の場合。

音取りをあわせて、歌詞をつけて、練習が始まることもあります。

一度歌わせて、どの程度、歌えるのか、どのくらいの理解度なのか、を見ることができます。

 

丁寧に追っていける場合は、一度経験者に歌ってもらって、一つひとつを取り上げていくと、

初心者にも、解かりやすように思えます。

しかしながら、経験者にあわせて、基礎をざっと鳴らしていこうとすると、未経験者への負担はとても大きくなります。

外国語だったりすると、歌詞がわからない。言葉が出ない。

音がとれない。速度に合わせられない。

悲惨な状態になります。

 

こういう練習法の場合は、練習に参加する者の意気込みさえ問われます。

時間がたっぷりあるなら、それはそれでいいようにも思います。

団員一人ひとりが、前向きに取り組んでいく団なら、経験者に引っ張られ、必死でついて行こうとする頼もしい者も数多いことでしょう。

しかしながら、社会人合唱団は、積極的な者と、消極的な者との温度差が大きいように思います。

積極的な立場を望む団であるならば、それに見合った、フォローも要求されていくのかもしれません。

 

大人扱いは、利点が大きい反面、挫折者を出しかねません。

ちょうど、バランスが取れれば良いのですが、どうでしょう。