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合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

瀬戸内寂聴さん(99)死去 “人間の業”見つめ続け

2021-11-11 22:06:36 | ニュース
瀬戸内寂聴さん(99)死去 “人間の業”見つめ続け・・・11日 17時44分作家として活躍した僧侶、瀬戸内寂聴さんが今月9日、亡くなりました。99歳でした。

 瀬戸内寂聴さんは9日、心不全のため、京都市内の病院で死去しました。

瀬戸内寂聴さん
 「自分はただ一人、同じ人がいないって、すばらしいことだと思いませんか。自分と同じようなのが、向こうから来たら気持ち悪いでしょ」

 僧侶として恋の悩みや病への恐怖など、人々の苦悩に寄り添い続けた寂聴さん。1922年に徳島県で生まれました。作家を目指して上京後、お見合い結婚。太平洋戦争のさなか、夫とともに北京へ渡り長女を出産します。しかし、帰国後、夫の教え子の男性との不倫が原因で離婚。家族をすてて恋の道に走りましたが、その関係も長くは続きませんでした。

瀬戸内寂聴さん
 「だめ男すきなの。(Q.なぜ)なぜかしらね、自分がしっかりしているから」

 30代からは、女性の性や恋愛を描く作家として頭角をあらわします。

瀬戸内寂聴さん(1963年、当時40歳)
 「非常に愚かなことの繰り返しをしておりますから、自分のことを通して女の業というふうなもの、そういうことを追い求めていかれたらいい」

 そして、51歳で出家。自らの人生の紆余曲折を赤裸々に語る講演なども積極的にこなしました。

瀬戸内寂聴さん
 「私たちは自分が健康だったら、健康のありがたさなんて思ったことないのね。自分が病気になって初めて、健康ってありがたいなと思う」

 2006年には作家として文化勲章を受章しています。市民運動にも精力的に参加してきました。

瀬戸内寂聴さん
 「戦争にいい戦争はありません。戦争はすべて人殺しです。殺さなければ殺されます。こんな事は人間の一番悪いこと」

 終戦後、中国から命からがら日本に引き揚げた経験や空襲で母を失ったことなどが、その後の平和運動への原動力になったといいます。

瀬戸内寂聴さん
 「我々の戦争を知っている人間がね、黙っていたから、こういうことになった。だからやっぱり年寄りは、引っ込んじゃいけないんじゃないかな」

 かつて自身の最期については、このように語っていました。

瀬戸内寂聴さん
 「もうそれは何度も何度も考えてる。書斎でね、仕事してペン持って、原稿用紙置いてね、もう疲れ果ててね、こうやって死にたい」

 夏以降、入退院を繰り返しながらも、つい先月までは、雑誌の連載の執筆を続けていたという寂聴さん。後日、都内でお別れの会が行われるということです。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4403015.html






水道代468万円超に…さいたまの池、2週間も流しっ放しで前回料金の12倍、なぜこんなことに

2021-11-11 10:17:31 | ニュース
水道代468万円超に…さいたまの池、2週間も流しっ放しで 前回料金の12倍、なぜこんなことに
2021/11/09 08:44

(埼玉新聞)
 埼玉県教育局は8日、さいたま市の北浦和公園にある徒渉(としょう)池で、水が2週間流れ続け、5〜7月の水道料金が468万8608円に上ったと発表した。前回(3〜4月)は38万622円で、約430万円増加した。

 北浦和公園を管理する近代美術館によると、3月、池に水を張るために委託管理業者が給水バルブを開放。一定量が注がれると給水が停止する仕組みで、バルブを閉めずに給水が停止していた。

 5月17日に、清掃作業をするため美術館職員が排水バルブを開けて池の水を抜いたところ、自動的に給水が始まり、給排水が同時に進む形になった。職員は給水バルブが開いていることに気付いていなかった。31日に委託会社の社員が流水音に気付いて職員に報告し、停止した。

  7月13日に水道メーターの検針をしたさいたま市から連絡があり、水道料金の急増が分かった。教育局は局内の予算で対応するとし、管理会社への請求などは行わないとしている。

<Biz>Biz九州・山口経済どうなる?今年の忘年会少人数で対策徹底ならば……二の足踏む…

2021-11-11 10:06:07 | ニュース
<Biz>Biz 九州・山口経済 どうなる?今年の忘年会 少人数で対策徹底ならば…… 二の足踏む企業・官公庁 /福岡
2021/11/11 06:47
 ◇東京商工リサーチ調査、70%が「開催しない」
 忘年会シーズンを前に、新型コロナウイルス禍で自粛が続いた宴会を復活させるべきか、企業や官公庁が頭を悩ませている。九州・山口では今年、一時は6県で緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が出たが、10月半ばまでに飲食店への時短要請が解除され客足が戻りつつある。飲食店は年末に向けて本格回復を期待するが、企業などの多くは少人数の飲食は認めても宴会復活には二の足を踏んでいる状態。2年ぶりの忘年会復活はあるのか?【久野洋】

 福岡経済同友会は12月下旬、福岡市のホテルで懇親会を開く。経営者ら100人以上が集まる恒例行事で昨年はコロナ禍で中止したため2年ぶりの開催。担当者は「新会員も加わる中で長期間にわたって懇親の場がなかった。着座形式でテーブルにアクリル板を設置するなど感染を防止しながら開催する」と話す。

 九州経済同友会も11月下旬、大分県で九州各県の経済同友会が一堂に会する大会で飲食を伴う懇親会を開く。例年より参加人数を絞って立食ではなく着座形式で実施する。ただ担当者は「新型コロナの感染状況次第」としており、感染が拡大すれば自粛しそうだ。

 企業も少人数の会食は認める動きが出ているが、職場で感染が広がれば事業継続に支障が出るため、大人数での飲食の制限緩和には慎重だ。社員同士の飲み会は認めつつ▽4人以内で短時間(九州電力、TOTO)▽同じ業務に携わる社員同士の宴会は回避(福岡銀行)▽人数を絞る(九州フィナンシャルグループ)――など多くの企業が制限を続け、部署ごとの宴会は難しい状況だ。

 官公庁も状況は同じだ。九州運輸局は「飲食は4人以内の制限があり宴会は自粛している」。福岡県のある職員は「人数制限はないが、皆で飲みに行く雰囲気ではない」と打ち明ける。

 東京商工リサーチが10月上旬に全国の企業を対象に実施したアンケート調査では、回答企業8174社の70・4%が「忘年会・新年会をしない」と回答。昨年12月時点の94・2%から減少したものの企業の慎重姿勢が浮き彫りになった。

 飲食店やホテルは状況を注視する。福岡市のホテル幹部は「コロナ前には遠く及ばないが、昨秋より宴会の問い合わせや予約が増えた」と明かす。宴会を模索する企業が他社の動向を気にすることも多いという。幹部は「自治体や経済団体がもっと宴会を開けば企業も追随するはず」と話す。

 別のホテル関係者は「家族客や少人数グループの集客に努めてきたが、宴会の売り上げはコロナ前の半分に満たない。法人需要が戻らないときつい」。福岡市の日本料理店の広報担当者は「特効薬ができるなどしてコロナが収束しないと企業は動かない。感染者が減っただけでは大きな期待はできない」と話している。