私の腰痛はまだ続いているが、筋トレを強めにした去年(2018年)12月から少々良くなっていて、心の状態も良い。さらに、去年夏頃までだったか夜間頻尿が酷かった(2時間置きくらいに小便)が、それも改善して、ここ数ヶ月は夜中小便で起きることがせいぜい1回となっている。ということもあって、このところ睡眠は好調。
以上の記述は今年1月中旬の頃。その後、腰痛は時々ぶり返して強い痛みや痺れを感じることもあるが、痛みを感じる時間が短くなるなど全体としては良くなりつつある。
であるが、夜間頻尿は2月に入って以前の酷かった状態に近い状態となっている。おかげで睡眠もやや不調。ぐっすり眠れていない。頻尿はまた、夜間だけでなく昼間にまで及んでいる。酒飲んでいる時の頻尿はだいぶ前からあったが、最近は酒飲まないときでも頻尿。2時間置きくらいにトイレへ行っている。「大丈夫か俺?」と思う。
体の不具合はさらに目、肩、頭痛もある。天気の良い日は山林や海辺の散歩に出て、良い空気の中で良い気分に浸っているが、天気の悪い日はほとんど孤独のヤーグマイ(家籠り)、ヤーグマイしている時間の多くはパソコン作業、ブログの記事書き、動植物調べ、薬草調べなどなど。休憩を取るようにしているが、1日7~8時間はパソコン。
2月中旬、雨の日が多く1日7~8時間パソコンが数日続いた。そのせいで目がとても痛くなり、そのせいだと思うが、頭痛が長く続くようになり、肩凝りが酷くなった。肩を伸ばす運動、回す運動などをすると肩凝り頭痛は軽くなるが、目の痛みがとれない。ということでついに、薬嫌いの私が薬局へ行き目薬を買った。目薬って何十年ぶり。
私も若い頃は薬好きだった。目薬、風邪薬、胃薬など家の常備薬だった。薬嫌いになったのは20数年前、太極拳教室に通い、その後、気功を習い、人間には自然治癒力なるものがあることを知ってから。薬だけでなくサプリメントの類も不要となる。ただ、オロナインとかムヒとか塗り薬は使った。痔持ちであったのと、野良仕事で擦り傷切り傷、蚊だけでない虫刺されも頻繁にあったから。痔は10年ほど前に消えたが、不注意者の私は切り傷擦り傷はよくあり、虫刺されも頻繁なので塗り薬は今でも常備薬となっている。
塗り薬は10年ほど前までリップクリームも常備薬だった。冬になると唇が渇き、酷い時は皮膚が割れて血が滲んだりしていた。で、リップクリームだったのだが、「唇には本来、自分を守る力がある。リップクリームを使うとその力を失う」と友人に教わり、乾いても、少々切れて痛くなっても我慢していたら、3年後にはリップクリームは不要という唇になっていた。冬になると今でも唇は渇くが、リップクリームは要らない。
科学の力になるべく頼らない、野生人のような生き方をしたいと思い、それで自給自足を目指し、手作業での畑仕事であったが、ほんの5年で腰痛となり、野生人は挫折。畑ができないという時点で私の野生としての人生は終わっている。「動けなくなったら死」というのが野生の掟なのであろう。野生人の寿命は短い。昔の人の寿命が短かったのは、今ほど医療が発達していなくて、野生人に近い生活だったからかもしれない。
「そうか、だから薬草なんだ」と今更ながら気付く。去年6月から私は薬草の勉強をしているが、「そうか、それは野生人としての俺の本能だったんだ」と気付く。
記:2019.3.8 島乃ガジ丸