ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

後悔役に立たず

2018年04月20日 | 通信-その他・雑感

 2週間ほど前、小豆島の友人Oから「情報教育と教育界の二刀流を目指します・・・紙もデジタルもと二刀流で、また、講義と討議という二刀流で」といった内容のメールがあった。初め私は、二刀流という言葉が何で頻繁に出てくるのか理解できなかった。
 しかしその後すぐに彼の意図する「二刀流」が解る。そのメールの中に「教育界の大谷翔平と呼ばれるように」というのがあって、「大谷翔平は聞いたことあるぞ、確か野球選手だったはず」と思いネットで調べ、二刀流という言葉が世間で流行っているということを知ったのであった。流行に疎いのはテレビを観ない弊害であろう。
     

 二刀流の文字を見て私が最初に連想したのは、これが普通だと思うのだが、剣豪宮本武蔵であった。武蔵というと巌流島の小倉や、洞窟に籠って『五輪書』を書いたという熊本などが思い浮ぶが、小豆島へ渡ったという話は知らない。小豆島のOが二刀流と言うのであれば、武蔵と小豆島に何か関係があるかもと思ったのだが、そうではないようだ。
 「今、二刀流が流行っている」ということを私が知らないからといって、それが変ということは無い。先日ラジオを聴いていたら、出演者の1人が私と同じく大谷翔平のことをよく知らない人であった。その番組は年配の男性と女性との2人で沖縄を語るといったような番組で、男性の方は大谷翔平のことを知っていて、その上で二刀流の話を始めたのだが、女性の方は野球に興味がないようで、彼女も宮本武蔵の名を出した。
 そうなのである。誰も彼もが同じことに興味を持っているわけではないのだ。私と同じようにプロ野球にも大相撲にも、スポーツ全般にあまり関心がないという人はいくらでもいるだろう。そういう人達にとっても、私にとっても二刀流と言えば武蔵なのだ。

 小豆島の友人Oからのメールを読んで、宮本武蔵を連想した私は、若い頃(たぶん高校生の頃)夢中になって読んだ吉川英治作の小説『宮本武蔵』を思い出し、お通やら沢庵といった登場人物を思い出し、佐々木小次郎、柳生宗矩なども思い出し、「そういえば山岡荘八作の『春の坂道』も夢中になったなぁ」と思い出し、「どちらもNHKのドラマでやっていたなぁ、ドラマにも夢中になったなぁ」と思い出し、で、ノスタルジーで胸がキュンとしてしまった。ちなみに、恋で胸キュンはもう20年ほども無いのだが。
 宮本武蔵を連想し、そこからあれこれ頭に浮かんだのであるが、「恋で胸キュンはもう20年ほども無い」は置いといて、『春の坂道』も柳生但馬守も沢庵禅師も置いといて、今回は、武蔵から思い浮んだある言葉について深く考えてしまった。

 その言葉とは「我事において後悔をせず」。腰痛を患い、自給自足芋生活の夢を諦め、人生初の大きな挫折感を味わい、過去の自分のあれこれを思い出し、昨年11月頃から後悔ばかりしていた数ヶ月を経た後だったので、その言葉が身に沁みた。
 若い頃は、「済んだことはしょうがない、過去を振り返ってくよくよ後悔してはいけない。」ということであろうと解釈していた。その解釈が正しいかどうかはさておき、
 「くよくよ後悔して落ち込むのは時間の無駄、後悔役に立たず」であるという思いは、もうすぐオジーと呼ばれる年齢になった今も同じ。もうすぐオジーはそれに加え、「後悔しないようによく考えて行動しよう」というのも解釈の1つとした。
     

 記:2018.4.20 島乃ガジ丸


シロトリバ

2018年04月20日 | 動物:昆虫-鱗翅目(チョウ・ガ)

 羽衣のような

 沖縄の梅雨時である5月から6月にかけて、畑の草刈をしていると、小さい(体長15ミリくらい)けれど真っ白でよく目立つ虫に出会う。その虫、2014年に初めてその存在に気付いて、その後毎年、写真は撮っていないが見てはいる。
 その虫は、私の感性で言えば「羽衣があるとしたらこんな感じかな」と思うほど華奢で、上品で、そして、きれい。ハゴロモ科という昆虫の1科があるが、「体に比して前翅が大きく、美しい色彩を呈するものが多い」(広辞苑)の「美しい色彩を呈する」ということから美しい羽衣に喩えられての名称であろうが、ハゴロモ科よりも本種がきれい。

 そんなきれいな虫が蛾の類であるということをすぐには判断できず、図鑑をあれこれ調べて、やっと「トリバ科」という、いくらか似たようなものを見つけ、図鑑に写真は掲載されていなかったが、全身が白いシロトリバなるものがいるといういことを知る。
 宜野湾市民図書館や西原町立図書館にある日本産蛾を紹介しているどの図鑑にもシロトリバの写真は無い。なので、写真の者がシロトリバであるという確信が持てない。というわけで、那覇にある「沖縄県立中央図書館へ行かなきゃ」となる。
 「行かなきゃ」と思ったのは去年(2017年)夏頃、沖縄県立中央図書館が、移転するため2018年3月一杯で一旦閉館するという話を聞いていて、「閉まる前に」と考えていた。が、その後、腰痛となって、畑辞めるとなって、引っ越しとあれこれあって、閉館ちょい前の3月28日にやっと県立図書館へ出掛けることができた。
 県立図書館に『日本産蛾類大図鑑』という図鑑があり、シロトリバはそれにあった。個体数は少ないみたいで、その説明もそう詳しくはない。同書は1982年の発行。それから36年も経っているが、他の文献にシロトリバは載っていない。

 
 シロトリバ(白鳥羽):鱗翅目の昆虫
 トリバガ科 九州、奄美大島、徳之島、西表島、他に分布 方言名:ハベル
 名前の由来は資料がなく正確には不明で、漢字表記の白鳥羽も私の勝手な想像であが、根拠がない訳ではない。見た目が白い、『日本産蛾類大図鑑』にも「体、翅とも白色」とあり、それが本種の目立つ特徴の1つ、よって、白とつく。鳥羽についてはサツマイモトリバの頁でも書いたようにトリバガ科の翅の形状が鳥の羽に似ているから。
 本種の目立つ特徴はもう1つあり、「前・後翅とも羽状翅はひも状に細く」(日本産蛾類大図鑑)で、他のトリバガと比べても蛾のイメージからは遠い上品さがある。
 九州、奄美大島、徳之島、沖永良部島、西表島、台湾に分布と文献にあったが、私は沖縄島中南部にある私の畑で何度も見ている。
 開張20ミリ内外。幼虫はアサガオに寄生するとのことだが、私が成虫を見たのはアサガオと同じヒルガオ科であるサツマイモの葉上。成虫の出現は文献に記載がなく正確には不明だが、私の写真で限って言えば5~6月となる。

 記:ガジ丸 2018.4.7 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄昆虫野外観察図鑑』東清二編著、(有)沖縄出版発行
 『名前といわれ昆虫図鑑』偕成社発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行
 『昆虫の図鑑 採集と標本の作り方』福田晴夫他著、株式会社南方新社発行
 『日本産蛾類大図鑑』井上寛、他著、(株)講談社発行


リュウキュウマツ

2018年04月19日 | 草木:高木

 一昨年の春、渡名喜島を訪れた。その前年に島を襲った台風16号は、行ったり来たり迷走し、島の近辺に長いこと居続けた。その爪跡が、島のあちこちに残されていた。
 丘に登り原野を見渡すと、リュウキュウマツの高木(高さ10m前後)の枯れているのがやけに目立った。リュウキュウマツは防風・防潮にも使われるほど風にも潮にも強いといわれている樹木。台風にやられたのではないだろうと思った私は、
 「マツクイムシにやられたのですか?」と島の人に訊いた。
 「いえ、台風なんですよ」と答える。
 「マツは風にも潮にも強いはずなんですが、ここのは自然林じゃないんですか?」
 「ここのマツは全て植林されたものです。」
 植林されたリュウキュウマツが、渡名喜島の環境に慣れて十分にその根を張る前に、台風16号の強烈な攻撃を受けたのだろう。「その攻撃は強すぎる。あと10年、いや8年でもいいから待ってくれ。その時にはきっと耐えられる」と、リュウキュウマツは叫んでいたかもしれない。

 ふと、辺りを見ると、あちらこちらに高さ1m前後の、ナンクルミー(自然発生)のリュウキュウマツの幼木が立っていた。それらは移植された一世から生まれた二世たちだった。生まれも育ちも渡名喜島の子供たちだった。
 「渡名喜っ子のリュウキュウマツたちは、きっと島の環境に適した強い大人になるであろう。台風なんかに負けやしない立派なリュウキュウマツに成長してくれるであろう。」そんな内容のことを言うと、隣に居た島の人も深く肯いて、リュウキュウマツの幼木を眺めていた。
 
 リュウキュウマツ(琉球松):庭木・街路公園樹
 マツ科の常緑高木 分布はトカラ列島から与那国島 方言名:マーチ
 高さ20mほどにもなる大木で、街路樹、公園樹としてよく用いられている。大木にはなるが、庭木としても一級品。高さを抑えることによって民家の庭でも使える。良い姿となるためには庭師による毎年の手入れが必要だが、十分手入れされたものは美しい。代表的な主木候補。
 本島北部、今帰仁村の仲原馬場跡の松並木は見事。リュウキュウマツは、大木であれば手入れされなくても美しい。クロマツ、アカマツ、ゴヨウマツなどを用いた姿の良いマツはあまたあるけれど、自然樹形の美しさはリュウキュウマツが一番とウチナーンチュは思っている。
 近年、マツクイムシの被害が多く、ヤンバルの山には赤茶けたリュウキュウマツの姿が目立つ。
 
 花
 
 仕立物

 記:2004.10.29 島乃ガジ丸 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行


リュウキュウコクタン

2018年04月19日 | 草木:高木

 私は三線(サンシン、沖縄の三味線)を持っている。数年前まではよく弾いて、琉球民謡、その他(スマップの夜空の向こうなど)を唄っていたが、今はたまーに(年に2、3回くらい)しか弾いていない。このガジ丸HPを始めてからは触っていない。

 10年前だったか、5年前だったか、まあ、だいたいその辺のこと。宮崎の友人から「三線を買って、送ってくれ」との電話があった。琉球民謡を練習するらしい。三線は、叔父に頼んだ。叔父の友人に三線作り職人がいた。
 宮崎の友人に三線を送った後、私も欲しくなって、叔父に頼んで手に入れた。友人に送ったものよりもちょっと値段の高い、ちょっとランクが上のもの。工工四(琉球民謡の楽譜)も買い、練習する。琉球民謡は好きな方なので、そのCDは何枚もあり、歌も多く知っている。我流ではあるが、1年後には数曲弾けるようになった。
 友人に送った三線と私の三線、どこがどう違うのかは判らないが値段は違う。三線の良いものだと何十万円もするらしいが、友人のものは(オーダーものの中では)最も安いもの、私のものはそれより2ランクぐらい上のもの。どちらも恐らく材料は一緒、三線の太鼓部分に貼る皮はヘビの皮では無く、プラスチックでできた合成皮。棹は、ウレタン塗装で黒光りはしているがきっとユシギ(イスノキ)、あるいは他の木材が使われている。

 何十万円もする三線の棹には、クロキ(リュウキュウコクタン)の芯の部分が使われている。クロキは、幹肌が黒いのでクロキ(沖縄口ではクルチ)と呼ばれているのだが、その芯の部分も黒い。幹肌よりずっと黒い、真っ黒と言ってもいいくらい黒い。そして、堅い。その堅さは鉄のようなので、捻ったり曲がったりすることが無い。それは安定した音を出すためには絶対条件である。クロキの芯は棹の材料として最適ということになる。
     
 クロキの芯はどのクロキにもあるが、どのクロキも三線の棹に使えるほどに太い芯をもっているわけでは、もちろん無い。きっと百年、二百年といった年月を生きてきて、十分に幹の太ったクロキでなければならない。また、肥料をたっぷりもらい、すくすくと育ったクロキよりも、環境の悪い場所でじわりじわり育ったクロキの芯の方が、繊維が密で、堅く、色もより黒いらしい。そんなクロキはもう沖縄本島では手に入らない。八重山にはまだあるらしいということを聞いた。それももう15年ほども前の話。

 石垣島や西表島の原野にはクロキ(ヤエヤマコクタン)が自生している。植生調査でそれらのクロキを調べたら、ある程度幹の太いクロキの全てが、その幹に鋸跡が残っていたらしい。クロキ泥棒の仕業であろうとのことだった。幹に鋸を入れ、使えるほどの芯があるかどうかを調べた跡、とのこと。もはや、こんなところまで来て泥棒しなければならないほどクロキの芯は希少となっている、というわけなのだ。
 クロキの芯には輸入材もあり、三線の棹にはユシギ(イスノキ)も使われる。最近は圧縮材も使われているらしい。三線の正統、沖縄産クロキの芯を使った三線は遠いものになりつつある。「何十万円もする三線の棹にはクロキの芯が使われている」と前述したが、「何百万円もする三線の棹」と書き直さなければならないのかもしれない。

 4、50年ほども前からクロキは庭木として人気があって、よく使われた。今でもクロキは多くの家の庭木として、あるいは公園樹、街路樹として使われている。だから、たぶん、今から百年後には沖縄産クロキの芯が多く取れることであろう。
 
 リュウキュウコクタン(琉球黒檀):主木
 カキノキ科の常緑高木 原産分布は沖縄、台湾、中国南部等 方言名:クルチ
 自然にしていても形の良い木であるが、細かい枝がよく出るので、刈込んで段作りにできる。沖縄の庭における主木候補の筆頭と言っても良い。住宅地を歩くと、民家の庭でどーんと構えたクロキ(方言名クルチの標準語読み)を探すのは容易い。主木としてだけでは無く、生垣としても使える。陽光地を好み、成長は遅い。
 庭木として価値のあるクロキは、値段も高い。値段は高いが実がよく付き、種がたくさん採れる。その種から実生苗もまたできやすい。育てるのは楽。ただ、太るのに時間がかかるので、その分、十分太って庭木の役に立つようになったものは値段が高くなる。大きなクロキの周りには、ナンクルミー(自然発生)したクロキの苗がいくつもできる。3~4年で高さは3mほど(ヒョロヒョロしているが)になる。採種期は8月から10月。
 前述のようにサンシンの棹の材料としても最高級品。別名ヤエヤマコクタンという。
 
 花
 
 仕立物

 記:2005.2.6 島乃ガジ丸 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行


リュウキュウガキ

2018年04月19日 | 草木:高木

 今年はその惨状をニュースで観る機会が得られなかったが、ここ数年の沖縄の成人式は暴れる新成人が多くいて、ウチナーンチュとして私は情けない思いをしていた。毎年そんなこと繰り返していたら、「二十歳になっても大人になれない者の喩え」という意味で、琉球餓鬼という言葉が生まれ、そのうち広辞苑にも載ってしまうぞ!
 ちなみに広辞苑によると、餓鬼は「悪業の報いとして餓鬼道に落ちた亡者」という意味と、「子供をいやしんでいう称」との意味がある。広辞苑をさらに読み進めていくと、餓鬼に苧殻(がきにおがら)なんて言葉があった。「鬼に金棒」の反対で、「頼りにも力にもならないことのたとえ」とのこと。「バカ成人に説教」みたいなもんだ。

 さて、今回紹介する植物はリュウキュウガキ、琉球餓鬼では無く、琉球柿と書く。こっちは「頼りにも力にもならない」ことは無い。景観樹として大いに役立つ。
 リュウキュウガキ、その存在する場所は知っているのだが、花の時期を逃し、実の成る時期も逃して、それらの写真が撮れていない。私は頼りにならないオジサンだ。
 追記2011.12.16 石垣島で実の写真が撮れた。
 
 リュウキュウガキ(琉球柿):主木・添景
 カキノキ科の常緑高木 奄美以南の南西諸島、台湾、他に分布 方言名:クルボー
 カキの名の由来は資料が無くて不明。柿本人麻呂なんて古の有名人もいるので、きっと由緒正しい由来があるのであろう。本種はそのカキノキと同科同属で、琉球列島に自生するのでリュウキュウとつく。沖縄では昔から馴染み深い木だったようで、方言名は地域によってクルボーの他、ウガンクルボー、ウーシブ、ガガなど多くある。
 高さは10mほどになり、幹は直立し、自然に整った樹形となる。アルカリ性土壌を好み、日当たりの良い場所で良く生育するが、半日蔭にも耐える。耐潮風性があり、防潮風林にも使える。成長はやや遅く、萌芽力も弱いので強剪定は避ける。 
 花は目立たないが、開花期は6月から7月、果実は黄色から黒褐色に変わり、結実期は10月から11月。カキと名はついているが有毒で、食用とならない。
 分布は上記の他、マレーシア、オーストラリア、ミクロネシアなど。
 
 実
 
 葉

 記:島乃ガジ丸 2010.1.26 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行