富士フイルムの旧知の方から内覧会の案内を戴いた。
インクジェットも、水性染料に始まり、水性顔料となり、溶剤、溶剤系が主流の今日。
これからは、UVプリンターが主役になるだろうと業界予測。
(ヨーロッパでは、UV。 東南アジアでは溶剤、もしくは溶剤系。アメリカではラテックスか?)
2012年初めに発表の「ダースト社・オメガ1」は自社開発のUVインクと機器により、
圧倒的な高品質、優れた汎用性、経済性など抜きんでた存在。
この怪物に危機を感じられたかは知らないが、化粧品も創っている富士フイルムから、
全くの新製品、AcuityLED1600が発売された。
その内覧会への招待が届き、富士フィルムへ出かけました。
骨董通りが首都高と交差する一等地に建つ富士フイルム本社ビル。
左が首都高、右が本社
1階は、今をときめく化粧品のコマーシャルが、・・・・。
とは言え、我々が立ち寄ったのは隣のビル
ランが20~30鉢ほど並ぶ通路を抜けて、研修会場へ到着。
一社だけで1時間半のレクチャーを受けてきました。
何が凄いか?!?!
1. 何にでもプリントできる。
段ボールや厚紙、透明な下敷き、フィルムにも出力可能という化け物?
2. ロール紙でも、アクリル板にでも出力可能。
3. 白インクの乾きが驚異的に早く、1パスでウインドウフィルムへの出力が可能。
(透明フィルムへのプリントは、最初に白インクを吹いて、乾いた頃合いに画像を吹くため二倍の時間が必要だった)
4. 銀塩のフィルム出力の代替えを想定されたようだが、それ以上の部分もある。
5. アナログ時代から培ったサービス・サポート体制に自信あり!
(このサポート部分がプロの世界では特に重要。
現在使用中の機器は、早ければ30分、遅くとも2~3時間で到着してくれる。)
価格は正確には不明だが、1000万円以下との仰せ。(オメガ1の半額以下!!)
今年下半期の台風の目になりそうな予感。
中々面白い機械を創られたと感心!!
どう対応するのか?!?! 検討課題が増えました。
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