もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

カープ&堂林頑張れ

2018年03月29日 | カープ・スポーツ

 いよいよ明30日プロ野球ペナントレースが開幕する。

 我らのカープはマツダスタジアムで中日ドラゴンズを迎えての開幕戦である。新戦力ではアドゥワ投手とメヒヤ内野手が開幕1軍に登録されていることであるが、アドゥワ投手はオープン戦で見る限り力不足であり、当面は勝ち試合の中盤よりも敗戦処理要員的な使い方を余儀なくされるのではないかと思うが、ローテーションピッチャーの温存のために貢献し、実力をつけて這い上がって欲しい。メヒヤは鮮烈なデビューを飾ったバティスタを押しのけて登録されたもので、日本のピッチャーに慣れた5月以降からはエルドレット以上の活躍ができるものと期待している。それにもまして喜ばしいのは、堂林選手が内野手登録を果たしたことである。何といっても堂林は野村監督の背番号を受け継ぐとともにオールスター戦でホームランを打った選手でもある。昨年の1・2軍往復のエレベータ生活と決別すべく頑張って欲しいものである。とはいえ、堂林にレギュラーポジションは考えられず、内外野ともに守れることから代打であったりレギュラー故障時のユーティリティープレーヤーとしての1軍生活であろうと思われるが、思い切りさえ良ければレギュラーに匹敵する活躍が期待できる選手であると信じている。せめて交流戦ではDHに抜擢される結果を残して欲しいものである。昨シーズンは急きょ先発に転向した薮田投手の思いがけない活躍で連覇を果たしたものの、今シーズンの投手力は贔屓目に見ても力不足・コマ不足であると思うが、急成長する2軍選手が出てくることを祈るところである。

 他球団との戦力比較から見て昨シーズンのような開幕ダッシュは期待できないと思うが、鯉幟の季節まで5割をキープできれば3連覇のチャンスは大いにあると信じて応援を続けたい。


予算成立後の国会で

2018年03月29日 | 野党

 来年度予算が昨日成立したが、会期は6月20日まで残っており重要案件の審議が続くのであろう。

 通常ならば、前半戦の予算成立を人質にしての与野党攻防は予算成立で山場を越えるという筋書きも、森友問題のみクローズアップされている今国会では通用しそうもない。しかしながら報道によれば予算委員会での予算審議は例年の8割程度の時間で、その大半が森友問題に費やされたとされているが、史上最大規模の予算案が十分に審議されることなく成立したことに不安を覚えるものである。歳入の多くを赤字国債に依存する現状はどうなったのだろうか。政府の外交姿勢は適切なのだろうか。安全保障は大丈夫なのだろうか。働き方対策を含めた福祉政策はどうなるのだろうか。予算の無修正成立に安堵すべき政府関係者ですら、予算関連の質疑が十分でなかったことを嘆く声を漏らすほどの低調な国会審議であったと思う。衆議院議員のみ代議士と俗称されるが、勅選の貴族院が無い現在では公選の参議院議員も含めた国会議員の全てが代議士として選挙民の代弁者にならなければならないと思う。忖度という言葉が流行語となった今、代議士が忖度しなければならないのは有権者の意志であり、多くの有権者が国会に望むところは政見についての丁々発止でありゴシップの尻拭いのみではないことを認識して欲しいものである。

 度々書いたことの繰り返しであるが、予算成立後の国会では党首討論を皮切りとして、国策と国家の経綸を議論する場となって欲しいものである。明日から広島(東洋)カープの動向に目が向く程度の有権者の意見であり、説得力に乏しいことは自覚しているが。