もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

雑草の進化と武漢ウィルス

2020年10月11日 | コロナ

 イネ科のメヒシバが、都心で急速に進化しているらしい。

 進化の様相は、都心(コンクリートなど)の貧弱な土壌に育つメヒシバは丈を伸ばすよりも横に広がり、農地に育つものは他の競争相手に打ち勝って日光を浴びようと横よりも丈を伸ばすというものである。この違いは生育環境によるものでは無く、両方の種子を同じ環境で育てても親と同じように成長するので進化と結論したものであるらしい。記事では双方に遺伝的な相違があると書かれていたので、既に進化というよりも変異したもので遺伝子的には新種に近い変化ではないだろうか。都心のメヒシバが環境に適応するためにどれほどの時間が必要であったのか判らないが、明治維新後と考えれば150年、急速に変貌したバブル期後と考えれば30年くらいであろうが、進化論的には一瞬の変異ではないだろうか。このように極めて短期間に変異するものがあるのだろうかと不審に思ったが、記事には産業革命後のイギリスで白い個体が多かった蛾の一種で急激に黒い個体が増えたことが紹介されていた。理由は、都市部の工業化で街が黒くすすけたために、黒い方が保護色として有効であるために変異したと考えられている。
 これ以上は学術会議に任せるとして、以下は、無学者の無責任は戯言であるので、日曜日の暇つぶしと御承知ください。
 今回の武漢ウィルスに感染した人・感染しなかった人を分析すれば何らかの特徴があるのではないだろうか。勿論、職業・住環境・マスク着用頻度等の感染に大きく関係するものを除く要因の分析であるが、例えば血液型・嗜好品・内臓脂肪・コレステロール値など、一見すればウィルス感染とは直接関係ないであろう諸々を比較すれば興味あるものになるのではないだろうか。自分が期待するところは、「喫煙者はコロナウィルスに感染しない」という結論で、更に「O型でコレステロール値が高い喫煙者は大丈夫」とでも結論されれば鬼に金棒である。
 雑草と呼ばれるメヒシバでさえも、都心に生を受けた個体がしぶとく進化しているのであれば、コロナ禍を生き残る(生き残れる)人には何らかの共通した特質があるのではないだろうか。まァ相関性の薄い何らかの共通因子が見つかったとしても、所詮は血液型性格判断程の説得力も無いだろうが。

 都はるみ先生が歌う「貴方の命(詞曲:小椋桂)」に・・・雑魚という名の魚はいない 雑草という名の草は無い・・・とあるが、通常雑草と呼ばれるメヒシバでさえもしぶとく進化して環境に適応している。況や万物の霊長とされる人間であれば、遺伝子変異を待つことなくコロナ禍を克服するであろうと期待している。WHOは人類の10%(7億人)が既に武漢ウィルスに感染していると悲観的にコメントしているが、ジョン・ホプキンス大学も全人口の0.5%が感染しているとしているので中国・北朝鮮の患者隠しや医療後進国の状況を勘案すれば、感染者が1%を超えていることは確実であろうと思われる。武漢ウィルス退散を願って、駄文終焉。いや終演。


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