台風が過ぎ去り案の定、暑い夏の復活だ。
さて、TVで玉川さんが、デフレ脱却の方策とかを特集していたが意味ないだろうな。
今は確かにデフレ・・・。しかし、残念ながら今度は長いインフレに向かってくる。
そこで、四の五の対策を行なえば、ハイパーインフレを起こしかねない。
来年あたりから、何もしなくても食料品や原材料の値上がりが進む。もうこれはどうしようも無い。食料がないんだから・・・。
小麦に関しては、緊急用の備蓄さえも厳しい状況のようだ。
みんな日本の農村しかイメージできないだろうが、世界の小麦畑とか、桁が違う。
360度、空と小麦しかないわけよ・・・。地平線が小麦。そんな畑が、次から次に、災害に見舞われて、数年はどうにもならんわけ。
どこかで増産すればとか簡単に考えるけど、山を切り開き土地を作れば、さらに自然環境は悪化する。それでも、確かにゼロじゃーない。ゼロじゃないが、残った小麦の争奪戦が始まる訳だ。当然、値段はうなぎのぼり。
別段対策を取らなくても、製品の値段は上げないとどうしようも無くなる。
そんな背景の中、消費税を上げたり、貯蓄税を実施したりしても、物凄い混乱が起こるだけじゃーないかな・・・。
いつも成長分野、成長分野と政府や経済人は言うけど、成長分野などもう無いんだよ。
日本人が捨ててしまった文化や、生活の糧をもう一度取り戻す他は、そうそう転がっていない。
穀物自給率28% 先進国で最低水準/日本
掲載日:10-08-12
農水省は11日までに、2007年度の世界の穀物自給率を公表した。日本の穀物自給率は28%で、先進国の集まりである経済協力開発機構(OECD)加盟の30カ国中27番目だった。前回発表時の03年度から1ポイント増え、順位を1つ上げたものの、なお低い水準にとどまっていることが分かった。
穀物自給率は重量ベースで、飼料用を含む穀物の国内生産量を国内消費仕向量で割ったもの。国連食糧農業機関(FAO)がまとめた各国の統計データを基に農水省が試算した。世界各国の中で見ると日本は、比較できる177カ国・地域中で124番目だった。
以上農業新聞さんから一部引用。詳しくは紙面を読んで下さい。
何に重きを置くか?と言う議論はあるでしょうが、子育て支援(6歳以下)老人福祉の前に
食そのものが崩壊する危機が目の前まで迫っていますよ。
はこのブログで何度も国営農場の必要性を書いています。雇用の受け皿にもなるし・・・。
おそらくは、日本中がこれはどうしようも無いと思える位の大異変が起きないと目が覚めないでしょうね。そのころには、ほんとにどうにもなりません。
成るようになって行くだけです。
今回の記事のカテゴリーは、つぶやきですから・・・能無し親父のつぶやきですからあしからず。