14日の日曜日以外は暫く冬モード(これで平年並みかやや暖かい位)が続く予想が朝のTVでされてました。僕の見てるデータでは、太平洋側は一時の寒さな感じですが、日本海側は厳しい冬を迎える事になりそう。
さて今日の話も実話です。 僕は冬は石油暖房です。理由?いたってシンプル。エアコンでは暖まらないし、近所が非常に近いために、室外機の音が迷惑になるからです。夏の冷房と違い、今の技術では冬の暖房はコンプレッサーがフル稼働するから当然発せられる音も尋常じゃありません。この事はエアコンに詳しい方なら知っているはずです。もちろん設置環境に恵まれていれば、問題の無い範囲の事象ですけど、近隣に接した環境の場合、最悪は健康障害にも繋がる事なんですけどね。そんなかんなで、冬は石油ストーブ(お湯も沸かせるし、簡単な料理も出来る)なんですが・・・。昨日今まで経験の無いアクシデントに見舞われました。損害は甚大なんですけどね。
それは石油が燃料タンクの小さな穴から、勢いよくピューッと噴き出してしまった件です。
まずは写真
某メーカーの燃料タンクの栓の写真です。 灯油が付いた栓を手で回す必要が無い画期的な構造です。この構造が登場したのが少なくとも30年以上昔の話です。当時機械音痴の妻が、しっかりと燃料タンク本体と栓を含む金具全体をカッチと音がするまで押し込まなかっや為に、本体にタンクを装着する際に石油がだだもれしてベランダがえらい事になった経験があります。その経験を生かして、必ず金具の状態を確認。1にも2にも確認。それを徹底してまいりました。
しかーし。想定外(自分にとってはね)の事が起きるものです。
今回の事件は、いつも通りにタンクに給油していつも通りに、石油ストーブ本体に燃料タンクを戻そうと、タンクを水平にした途端、上記写真の赤い矢印の部分と思われる所から、石油がピューッと噴き出すじゃーありませんか
もう噴き出した石油が家具にかかるは、じゅうたんにかかるわで・・・被害は甚大。
何が起こった? 見た目には普段と変わらない栓の様子。 なんで? 恐る恐るもう一度傾けると・・・ピューッ。
おいおい突然に何これ?状態です。なすすべもなくとりあえず、タンクを写真のような状態に戻し、原状復帰に1時間。いまだに灯油臭い居間の状態です。
でとりあえず取説に目を通すも、このような事案に関する注意喚起は無し。
見えずらくなった目で、栓の小さな部分を見ると黒いパッキンのような物が見える(後にメーカーで確認した所、パッキンは使っていない事が判明)。バネで心棒が上下する構造みたい。 もしかして、この心棒と栓自体の密着性の問題か?と思って、とりあえず箸で穴を数回つついてみたところ、見た目の変化は無し。恐る恐る再度燃料タンクを傾けると・・・
え 嘘のように石油の飛び出しが無くなる。なんと、なんとこれで改善?
とりあえずその状態で、いつものようにタンクを本体に装着するも問題なし。 いつものように着火。問題なし。 今も横でいつものように石油ストーブの仕事をしてくれてます。
しかし、同じメーカーのファンヒーターも2台。石油ストーブも2台家にあるので、一体全体何が原因で?ある意味ちょっと怖くなったのでメーカーに確認しました。
メーカーサイドはあまり特別な事とは思って無いようで(一歩間違ったら火事にも発展するのに)、
①目に見えないゴミが、挟まるとそのような事が発生する
②綿棒などで穴の周りを掃除すれば改善される
③それでもダメな場合は、修理依頼してください
とのこと。 取説に書いてないですけど? と質問しましたが、「すみません」でおしまいでした。
こちらからすれば、どうでも良いような事が注意喚起されていて(取説に)、このような事が書かれて無いのはいかがなものかと思いますが、何十年と安全に石油ストーブを使ってきた僕としては、このような事もあるって事を記録に残すとともに、燃料タンクを本体に戻すときは、「油がピューッと噴き出す」ことも非常にまれだが起こるって事を肝に銘じましょう。
石油ストーブを長く安全に使うための追加事項ですよ。
ただね、本当に滅多に起きない事らしいのでね。 逆にそれでけ安全な栓なんでしょうね。
安全なだけに、いざ起きた時の被害は・・・半端ないけどね。
石油ストーブやファンヒーターを使われる方は、一応心の片隅に置かれたらならば幸いです。
尚、ゴム製のパッキンは使っていないとの事なので(メーカーサイドの話です)経年劣化は起こらないそうです。
あくまでも素人が質問した範囲の回答なのでね。真意のほどはわかりません。
当たり前の事ですが、油や火を扱うときは、細心の注意を怠らない。 これしか無いですね。今まで大丈夫だったから、今回も大丈夫。 目に見えないゴミは確認出来ません。
ですからね、目に見えないゴミが詰まる事もあるって事、それが共有されれば幸いです。
今日に感謝。