ゴエモンのつぶやき

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健やかわかやま:難病患者や障害者、就労問題の講演会--来月1日 /和歌山

2009年01月16日 00時51分19秒 | 障害者の自立
 県難病・子ども保健相談支援センターは2月1日、和歌山市三沢町1の市中央コミュニティセンターで、難病患者や身体・精神障害者の就労に関する講演会を開く。無料。

 講師は、ハローワーク和歌山、和歌山障害者職業センター、難病患者・中途障害者の共同作業所「ワークショップフラット」の専門家ら3人。県内の就労事情や企業などの探し方、職業訓練、病気になった時の対処法、一般就労の選択肢などを説明する。質疑応答もある。

 午後1時半~4時半。申し込みは30日までに、氏名と連絡先を書いて支援センターにファクス(073・445・0603)で。定員100人。問い合わせは同センター(073・445・0520)。

日本福祉大が「これからの福祉」テーマにセミナー

2009年01月16日 00時43分08秒 | 障害者の自立
 非正規雇用者の大量解雇などが大きな社会問題となる中、「共にきづき創造する福祉社会をめざす」をテーマにした「日本福祉大学セミナーIN神奈川」(同大など主催、神奈川県など後援)が2月22日午後零時45分から、横浜市の福祉保健研修交流センター「ウイリング横浜」で開かれる。さまざまな福祉の課題を話し合い、これから何をすべきかについて考える。

 セミナーは全体会と分科会の2部構成で、全体会では、日本総合研究所(日本総研)特別顧問の門脇英晴氏が「経済人の立場から見た現在の福祉、これからの福祉を考える」と題して記念講演する。
 分科会は4つの分野で開催。「高齢者の福祉と介護」では、社会福祉士や特別養護老人ホーム職員らによる現状報告を受けて議論する。「障害者の自立と障害者支援」では、障害者団体の支援者や神奈川県障害者自立支援センターの職員らが問題点を挙げた後、在るべき障害者支援について話し合う。また、「虐待問題と子育て支援」では、児童施設や同県児童福祉施設職員研究会のメンバーらが虐待問題などを報告。虐待が社会問題化している中での子育て支援策を検討する。「地域の医療と住民の暮らし」では、医療ソーシャルワーカーや医療生協の職員が地域医療の実態を紹介し、住民の暮らしと医療の問題などについて意見交換する。
 いずれの分科会も、それぞれのテーマを専門とする日本福祉大の教授がコメンテーターを務める。

 参加無料。セミナー終了後の懇親会は参加費3000円。セミナーでは手話や保育の対応もする。受け付けは2月13日まで。問い合わせは、同大神奈川地域同窓会事務局。電話045(508)7061、ファクス045(506)7067。


重度障害者医療費:福岡市議会委、助成維持の請願採択 /福岡

2009年01月16日 00時40分03秒 | 障害者の自立
 福岡市が、現行無料の重度障害者医療費を10月から一部、自己負担とする方針を打ち出したことで、複数の障害者団体が提出していた二つの反対請願が14日、所管の市議会委員会で審議された。

 請願には、市障がい者関係団体協議会など11団体が名を連ねた。社会福祉法人・葦の家福祉会の大石敏子理事長(71)は「働けず、年金だけが収入の重度障害者にとっては打撃。無料の現行制度を守り、充実を図ってほしい」と訴えた。

 市によると、見直しは、県の制度改正(08年)に伴う措置。新制度では、従来の身体障害者手帳1・2級▽療育手帳重度判定者に加え精神保健福祉手帳1級(454人)も対象にし、さらに所得制限や自己負担を導入する。本人や配偶者らの所得が一定額を超えれば助成対象外となり、自己負担額は1医療機関ごとに通院500円、入院250円とした。

 市保健福祉局は「助成額は年々増大しており、42億7300万円(08年)が8年後は73億円3300万円となる見通し。将来の財政負担を考えれば制度の存続が危ぶまれる。15億円と見込む県からの補助金を得るには県制度に乖離(かいり)しない形で見直す必要がある」と説明した。

 委員からは「重度の障害を持つ人にとっては生きるために必要な医療。負担なく受けられるようにすべきだ」「厳しい不況下で導入時期を遅らせてはどうか」などの意見が相次いだ。審議は2時間以上にわたり、両請願は全会一致で採択された。

障害者 働いて自立学ぶ 国立で19日開店

2009年01月16日 00時37分28秒 | 障害者の自立
 障害を持つ若者が働きながら地域と交流する店「ややこし家(や)」が19日、国立市富士見台1のビルの一角にオープンする。店舗の二面がガラスで覆われた明るく開かれたスペースで野菜を販売し、喫茶スペースや、車いすの人を中心に誰でも使えるトイレもある。運営する障害者の自立支援団体「ワンステップかたつむり」の橋本江津子代表(38)は、「内装や看板も目立つようにこだわった。色んな人に立ち寄ってもらいたい」と話している。

 緑色の派手な看板、光が差し込む大きなガラス戸、オシャレなテーブルなど、同店は一見カフェ風。「『ここは何だろう』という感じで入ってもらえれば」と、同店の責任者である三井俊明さん(60)は狙いを語る。

 JR南武線谷保駅から近い同店の周囲は、商店が密集し買い物客も多い。隣には大きな公園も。買い物や公園に来たついでに立ち寄ってほしいとの願いがある。

 販売するのは、北海道産のジャガイモ、高知県馬路村名産のジュースやポン酢しょうゆなど。喫茶スペースではコーヒーやジャガバターなどを提供する。障害者についての理解を深めてもらおうと、関連する絵本を置いたり、DVDを上映したりする。

 運営する「ワンステップかたつむり」は1975年に同市で発足した。俊明さんの妻で、現在の事務局長である三井絹子さん(63)が施設で差別的な扱いを受けたことなどをきっかけに団体を結成、障害者が地域で自立して暮らせるために支援している。

 今回の店も、井上晴菜さん(17)、中山浩司さん(16)ら養護学校を卒業した若者らが、開かれたスペースで働くことにより、地域の中で生きた勉強をしてもらうことを目指している。

 三井俊明さんは「店に立ち寄って、若者たちのことや我々の活動を知ってほしい」と話している。営業時間は、平日正午から午後5時まで。問い合わせは同店((電)042・505・6044)へ。


人・言・サロン:映画「キチガイの一日」監督・山本明子さん /岡山

2009年01月16日 00時35分59秒 | 障害者の自立
◇精神障害者の日常感じて--山本明子さん(48)
 06年9月の公開以来、全国各地で自主上映会が続くなど静かなロングランを続けている岡山発の映画がある。実在する岡山市内の精神神経科診療所「こらーる岡山」に通う精神障害者の日常に焦点をあてたドキュメンタリー「キチガイの一日」だ。監督は診療所の事務員として働く山本明子さん(48)。「技術も機材もなかった素人」だったという山本監督が、映画に込めた思いを聞いた。

 --制作のきっかけを教えて下さい

 米国のマイケル・ムーア監督の「華氏911」が日本で公開された際、映画ウェブサイトの日本語掲示板に「広島や長崎(の被爆のこと)もムーア監督が撮ってくれないか」と書き込みがありました。長崎県出身の私は「日本人として無責任だな」と思っていると、「映画を撮れ」と突然“お告げ”が来たのです。当時ビデオ録画もろくにできなかったのですが(笑)。その後、診療所に勤める夫のアドバイスで、診療所に通う吉沢毅さん(61)の日常を追う形で映画を撮り始め、04年の秋から4カ月間で撮り終えました。

 --「キチガイの一日」とは、刺激的なタイトルです

 吉沢さんとタイトルを相談した際、「阿呆(あほう)の一日」「バカモノの一日」などの案が出ました。しかし、吉沢さんは「精神分裂病や統合失調症などと呼ばれることで、精神障害者の存在が隠されてきた。“キチガイ”と呼ばれた昔の方が街にいやすかった」と言う。「多くの人が見る機会を作れるような、良い意味でも悪い意味でもインパクトを与えられるような題名にしよう」ということで決まりました。

 --上映時の反応はどうでしたか

 題名を隠して上映会が開かれたり、精神障害者の子どもを持つ家族から「キチガイと呼ばれる気持ちが分かるのか」と言われたこともあります。私自身も悩みました。でも、まず映画の中身を見てほしいと思います。そして歌をうたい、だじゃれも連発する吉沢さんという個人を通して、精神障害者の日常を感じてもらえればうれしいです。

 --映画に込めた思いを

 「病気になってもいいんだよ、というメッセージを受け取った」と感想を寄せてくれた人がいました。また、私自身撮影しながら、健常者にはないような時間の流れを吉沢さんに感じました。映画を見終わった後に、「胸を張って堂々と生きていたい」という吉沢さんの思いが伝わればと思います。

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 総制作費は「お小遣い程度」。機材調達や編集は「知人に助けられた」。1月は神戸市(15日)、岐阜県瑞穂市(24日)で上映が予定されている。現在、自伝的映画「シャーマン」を制作中。上映スケジュールの問い合わせは、メールでshinya99@do4.enjoy.ne.jpへ。