事故で両手を失いながら独学で勉強した経験を持つ在日コリアン女性の金洪仙さん(57)=大阪市東住吉区=を招いて体験を聞く講演会「在日朝鮮人として、障がい者として生きてきた私」が17日午後2時半から、尼崎市潮江1の小田公民館で開かれる。尼崎市や伊丹市の教職員有志でつくる実行委の主催。
金さんは12歳の時、兄が働いていたプラスチック工場を手伝っていて工作機に手を挟まれ、両手首から先を失った。手がないことから勉強についていけず、民族学校を中途退学したが、自宅で独学。大阪府高槻市や寝屋川市で在日コリアンに読み書きの指導もしてきた。現在は大阪国際大・短大で非常勤講師として「人権教育論」を担当している。金さんは「日本人は特に、在日コリアンや障害者に対し『かわいそう』という固定観念にとらわれている。その意識を取り除ける講演にしたい」と話している。資料代500円。問い合わせは実行委員会事務局長の吉水さん(090・8930・0840)。
金さんは12歳の時、兄が働いていたプラスチック工場を手伝っていて工作機に手を挟まれ、両手首から先を失った。手がないことから勉強についていけず、民族学校を中途退学したが、自宅で独学。大阪府高槻市や寝屋川市で在日コリアンに読み書きの指導もしてきた。現在は大阪国際大・短大で非常勤講師として「人権教育論」を担当している。金さんは「日本人は特に、在日コリアンや障害者に対し『かわいそう』という固定観念にとらわれている。その意識を取り除ける講演にしたい」と話している。資料代500円。問い合わせは実行委員会事務局長の吉水さん(090・8930・0840)。