全国の障害者127人が手こぎ自転車や車いすなどを利用し、沖縄から日本を縦断してつないだたすきが16日、札幌市の大通公園に到着した。骨や筋肉など、体を動かす運動器の大切さを訴える世界保健機関(WHO)の国際キャンペーン「運動器の10年」の一環で、約2300キロを北上した。
パリ・ダカールラリー参戦中に事故で足に障害を負った冒険家の風間深志さん(59)が整形外科医らと企画。2月21日に沖縄を出発。77人で20日間かけて東京にたすきを運び、4月7日に東京を出発した。
北海道には16日朝、フェリーで苫小牧入り。大通公園までの65キロを札幌や旭川、恵庭市などから参加した10人でつないだ。最終走者の小川ゆかさん(28)=札幌市白石区=は、21歳のときの交通事故で手足にまひが残るが、午後3時半ごろ電動車いすでテレビ塔にゴール。「たすきの重さをひしひしと実感しました」と話した。
全行程のほとんどを電動アシスト自転車で伴走した風間さんは「多くの医師の協力で総勢500人がかりで駅伝を成し遂げた。一人でも多くの人に運動器の大切さを知ってもらえたらうれしい」と話した。
北海道新聞
パリ・ダカールラリー参戦中に事故で足に障害を負った冒険家の風間深志さん(59)が整形外科医らと企画。2月21日に沖縄を出発。77人で20日間かけて東京にたすきを運び、4月7日に東京を出発した。
北海道には16日朝、フェリーで苫小牧入り。大通公園までの65キロを札幌や旭川、恵庭市などから参加した10人でつないだ。最終走者の小川ゆかさん(28)=札幌市白石区=は、21歳のときの交通事故で手足にまひが残るが、午後3時半ごろ電動車いすでテレビ塔にゴール。「たすきの重さをひしひしと実感しました」と話した。
全行程のほとんどを電動アシスト自転車で伴走した風間さんは「多くの医師の協力で総勢500人がかりで駅伝を成し遂げた。一人でも多くの人に運動器の大切さを知ってもらえたらうれしい」と話した。
北海道新聞