ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

郵便不正、元局長「作文調書」署名求められた

2010年04月15日 01時05分11秒 | 障害者の自立
 郵便割引制度を巡り、自称障害者団体「凛(りん)の会」に偽の障害者団体証明書を発行したとして、虚偽有印公文書作成などの罪に問われた厚生労働省元局長・村木厚子被告(54)の被告人質問が14日、大阪地裁で始まった。


 検察側は、村木被告の当時の同僚ら関係者の捜査段階の供述を根拠に、村木被告の有罪に自信を見せるが、同僚らは公判で供述を次々と覆しており、供述調書の「信用性」が大きな焦点となっている。

 弁護側の質問で、村木被告は「昨年6月の逮捕直後の取り調べの際、検事から『あなたは20日間の拘置後、起訴される』『私の仕事はあなたの供述を変えることだ』などと言われた」と説明。「組織として私を有罪にするという(検察側の)方針を感じた」と当時の心境を語った。

 村木被告によると、逮捕から数日後、取り調べ検事から「執行猶予が付けば大した罪ではない」などと言われ、自白を迫られたという。「私にとっては、公務員として30年間やってきた信用を失うかどうかの問題。その時も泣いて訴えた」と言葉を詰まらせた。

 「言ってはいないことが書かれた調書を見せられ、署名を求められたこともあった」といい、署名を拒否すると、検事が「これは作文です。筆が滑ったところがあるかもしれません」と言って書き直しに応じたこともあったという。

 一方、検察側は、当時、村木被告の上司だった塩田幸雄・元障害保健福祉部長(58)(13日、香川県・小豆島町長に無投票当選)や凛の会関係者が、村木被告の関与を認めた捜査段階の供述調書を証拠請求。来月にも、地裁が採否を決定するとみられる。

 被告人質問は15日も行われる。

(2010年4月14日22時58分 読売新聞)

障害者手作り品ネットで買って 販路拡大へ県がサイト

2010年04月15日 01時00分30秒 | 障害者の自立
 県は、県内の障害者授産施設で作られたクッキーや工芸品などを、インターネットで販売するサイト「おおいたイチオシ家族」を開設した。販路を広げ、施設で働く障害者の工賃を引き上げるのが狙い。

 県障害福祉課によると、県内には障害者授産施設が約170ある。しかし、思うように販路開拓が進まず、工賃は平均月額1万3607円で、低い水準にとどまっている。

 サイトは別府市の社会福祉法人・太陽の家と三菱商事が共同出資する「三菱商事太陽」に運営を委託しており、障害者2人が雇用された。受注と配送は、太陽の家が運営するスーパー「サンストア」が担当する。

 19施設が出品しており、国旗をかたどったビーズバッジ(400円)や名刺入れ(1900円)、お菓子詰め合わせ(1400円)などを扱っている。

 アドレスは(https://www.ichioshi‐kazoku.net/)。県のホームページからもリンクできる。

(2010年4月14日 読売新聞)

視覚障害者対象の観光立体地図の取材をする際… /島根

2010年04月15日 00時58分47秒 | 障害者の自立
 視覚障害者対象の観光立体地図の取材をする際、NPO法人「ゆうあい」の三輪利春さんにご足労いただいた。盲導犬と共に現れた三輪さんは会うなり「ちょっと肩を貸して」と私の肩に手を置いた。その自然さに「ああ、この取材はうまくいくな」と安心感を覚えた▲筋ジストロフィー患者らが製作・販売するTシャツも見せてもらった。思わずうなってしまうほど完成度が高い。聞くとシャツ1枚作るのに、デザインの検討会を何度も開催して徹底的に批評し合うという。そこにあるのは強烈なプロ意識だった▲彼らに共通するのはこちらに障害を意識させないほど自然体で躍動感があることだ。自治体が公文書などの表記を「障害者」から「障がい者」に改める動きが相次いでいる。「害」の字が持つ負のイメージ払しょくのためだろうが、小手先だけという批判や「言葉狩り」という声もあり、賛否は分かれるところだ。ただ、障害者を「障害のある人」と思わない社会構築の第一歩となるなら多いに期待したい.

毎日新聞 2010年4月14日 地方版

障害者結婚相談:ボランティアが25日、無料で--桑名 /三重

2010年04月15日 00時57分01秒 | 障害者の自立
 ◇「勇気と希望を持ち参加して」
 障害者の結婚相談会を開いている浜松市のボランティア団体「心身障害者結婚相談所」(一杉節子代表)が25日、桑名市中央町の市民会館で、無料の相談会を開催する。参加者の希望や健康状態などを基に登録している約500人から最適の見合い相手を探し出す。一杉代表は「多くの障害者が勇気と希望を持って参加してほしい」と呼び掛けている。

 相談所は、一杉さんと夫の喜与男さんが81年に設立した。92年に喜与男さんが亡くなったため、活動を休止したが、障害者の要望に応え、93年から再開、全国各地で相談会を開いている。開設から28年間で331組が結婚し、離婚は2組だけという。現在も毎月約20の相談にのっている。

 参加希望者は、事前に「求婚登録カード」を同相談会で取り寄せて送り返す。当日は親類の同席が必要。申し込みは同相談所(053・472・6694)。

毎日新聞 2010年4月14日 地方版

自立と社会進出へ 作業所参加のカフェ、県庁にオープン /兵庫

2010年04月15日 00時55分19秒 | 障害者の自立
 障害者の自立と社会参加を促進するため、作業所が参加し運営する喫茶コーナー「カフェ・セルプ」が、神戸市中央区の県庁2号館1階にオープンした。昼食を買い求める県職員らでにぎわっている。

 喫茶コーナーは、作業所で作られた商品の販売先の開拓などで、障害者と社会のつながりを支援するNPO法人「兵庫セルプセンター」が県から委託を受け運営。同センターが県内の作業所から募集した障害者らが焼いたパンや飲み物を販売したり、作業所で製造された弁当やお菓子などを販売している。

 同センターの小川美知子理事長は「障害者と社会をつなぐのが目標。いろいろな作業所が入り、外の人が来るようなイベントもしたい」と話していた。

 営業は平日の午前10時から午後5時まで。

毎日新聞 2010年4月14日 地方版