70歳以上の高齢者や妊婦らが止められる専用駐車区間の運用が19日、全国一斉にスタートした。横浜市内では、官公庁や病院、福祉施設などの周辺に計42台確保。駐車に必要な標章の申請手続きも各警察署で始まり、お年寄りらが多数詰めかけた。
「高齢運転者等専用駐車区間」は、70歳以上の人、身体障害者や聴覚障害者、妊婦や産後8週間以内の人が対象。
同区間の場所は、交通への影響なども考慮して決められており、横浜市内では、市役所や金沢区役所、市大付属病院、鶴見大歯学部付属病院、済生会横浜市南部病院の周辺など9カ所に確保された。いずれも無料で止められるが、標章が交付されるまで2週間程度かかる見通しで、駐車できるのはそれ以降となる。
一方、一般のドライバーが止めると駐車違反となり、ほかの場所での違反より反則金が2千円高くなる。同区間には「標章車専用」と明示された青色の標識が設置されており、県警は「標章のない人は誤って駐車しないよう注意を」と呼び掛けている。
保土ケ谷署に申請に訪れた男性(74)は「車で通院することが多いが、スポーツの試合などで付近の駐車場に止められないことがある。今朝のテレビで制度を紹介していたので、あれば便利と思った」。妊娠5カ月の30代妊婦は「制度は有り難いが、止められる場所が少な過ぎる。これからに期待したい」と話していた。
カナロコ(神奈川新聞)
「高齢運転者等専用駐車区間」は、70歳以上の人、身体障害者や聴覚障害者、妊婦や産後8週間以内の人が対象。
同区間の場所は、交通への影響なども考慮して決められており、横浜市内では、市役所や金沢区役所、市大付属病院、鶴見大歯学部付属病院、済生会横浜市南部病院の周辺など9カ所に確保された。いずれも無料で止められるが、標章が交付されるまで2週間程度かかる見通しで、駐車できるのはそれ以降となる。
一方、一般のドライバーが止めると駐車違反となり、ほかの場所での違反より反則金が2千円高くなる。同区間には「標章車専用」と明示された青色の標識が設置されており、県警は「標章のない人は誤って駐車しないよう注意を」と呼び掛けている。
保土ケ谷署に申請に訪れた男性(74)は「車で通院することが多いが、スポーツの試合などで付近の駐車場に止められないことがある。今朝のテレビで制度を紹介していたので、あれば便利と思った」。妊娠5カ月の30代妊婦は「制度は有り難いが、止められる場所が少な過ぎる。これからに期待したい」と話していた。
カナロコ(神奈川新聞)