ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

スペシャル駅伝:障害者120人楽しく走る--大津町 /熊本

2010年04月26日 00時48分51秒 | 障害者の自立
 知的障害者が走るスペシャル駅伝大会が24日、大津町のオークス広場であった。町内4カ所の福祉施設を利用する10~60代の120人が15チームに分かれ、1周200メートルのトラックを走った。

 肥後大津ロータリークラブの主催。90年代に始まった大会は10回の節目でいったん終了したが「走る楽しみを味わってほしい」とクラブ会員らを中心に7年ぶりに再開した。

 1人が30~200メートルを走って、たすきをつなぐ。全力で駆け抜ける選手の一方、ボランティアと一緒にゆっくりコースを歩く選手もいてペースはさまざま。鬼や魔女などに仮装した地元高校生らも一緒に走って大会を盛り上げた。法被姿のクラブ役員らもパン食い競走を楽しんだ。

 1人200メートルのコースを1位で走り終えた荒木和也君(14)は「走りには自信があった。1位で走れて楽しかった」と笑顔で語った。クラブの源川貞夫会長は「普段は体を動かす機会の少ない人たちに楽んでもらった。来年以降もぜひ続けたい」と話していた。

毎日新聞 2010年4月25日 地方版

障害者歯科相談医認知度低く 県内では358人認定、75%「知らない」 /埼玉

2010年04月26日 00時46分31秒 | 障害者の自立
 ◇治療に工夫し、受診しやすく 県が利用呼び掛け
 障害を持つ人が歯科医療を受診しやすくなるよう、専門的な知識を身につけた「障害者歯科相談医」。09年12月現在、県内では358人が認定されているが、県が障害者らに実施したアンケートでは75・1%が「知らない」と回答するなど、利用者から認知されていない現状が浮かび上がる。相談医を養成している県は「利用したい人がすぐに探せるよう、幅広く知らせていくことが課題」としている。

 県は昨年、歯科医療について障害者やその家族を対象に初めてアンケートを実施した。それによると、苦労することとして36・1%が「診てくれる歯科医療機関を探すこと」を挙げた。また35・0%が歯科医師や歯科衛生士に「障害への理解」を求めた。

 以前からこうした声があり、県は希望する歯科医に対し、治療の実技や障害の特性などについての研修を96年から行っている。研修を終えた歯科医は相談医として認定される。

 大渡歯科(富士見市)の大渡広信院長(59)も相談医の一人だ。4月下旬、発達障害を持つ小学1年の周藤彩乃ちゃん(6)が、月に1度の定期検診を受けに同歯科を訪れた。

 「いーち、にー、さーん」。大渡院長はこう口にしながら彩乃ちゃんの歯を磨いていく。10まで数えると一区切りをつけ、うがいをしてもらった。「障害を持つ子供は治療が終わる時間が分からないと不安で暴れることもあるから」と大渡院長。彩乃ちゃんの母江里子さん(36)は「ここはスタッフも慣れていて安心して受診できる」と満足そうだ。

 大渡院長によると、体を押さえつけられて治療を受けると、それがトラウマで受診できなくなる子もいるという。

 「抑制して強制的に治療するのではなく、障害に合った治療をすることが大事」。同歯科では、大きな音を怖がる自閉症の子には、音が小さな機器を使用するなど、細かな工夫を凝らしている。

 県健康づくり支援課は「相談医を利用すれば障害を持つ人も地域で受診できる」と利用を呼び掛けている。

毎日新聞 2010年4月25日 地方版


手こぎ自転車で九州一周へ長崎出発 障害者プロレス団体代表・永野さん

2010年04月26日 00時44分00秒 | 障害者の自立
 足のかわりに両手でこいで進むハンドサイクル(手こぎ自転車)で九州一周を目指す障害者プロレス団体「FORCE」の代表兼選手、永野明さん(34)=東京都在住=が24日、始発点の長崎市のJR長崎駅前をスタートした。12日間の日程で約千キロの行程に臨む。

 1歳のころ発症した病気で歩行が困難になった永野さんは、障害者のプロレス団体を扱った本「無敵のハンディキャップ」(北島行徳著)に感動し、プロレスの世界に入った。

 「腕力には自信があった」という永野さんは、ハンドサイクルで走っている人の様子をテレビで見て「自分だったらもっとやれるのでは」と思い立ち、2008年から長距離を走る「TE-DEマラソン」を始めた。

 これまでに東京-福岡間の約1200キロを10日間、広島-長崎間の約470キロを4日間で走破。今回は長崎を出発し、佐賀、福岡、熊本、鹿児島、宮崎、大分と九州を反時計回りに走り、5月5日に福岡市のJR博多駅前にゴールする計画。

 伴走者とともに長崎駅前を出発した永野さんは、途中で手を振ったりしながら国道34号沿いを力強く疾走。「長崎はやはり坂が多い」という永野さんは「走っている途中で『がんばれ』といわれると、落ちていたスピードがまた上がる。一般的な障害者でもこんなことをできるんだと示したい」と笑顔で話した。

 8月には、ハンドサイクルを複数の人で乗り継ぎ、広島から長崎まで走る計画。広島原爆の日の6日に出発し、長崎原爆の日の9日のゴールを目指す。

47NEWS

障害者と市民交流、車いす体験も/サンサン祭り

2010年04月26日 00時42分22秒 | 障害者の自立
 障害者と市民らが触れ合う「第30回サンサン祭り」(同実行委主催)が25日、香川県高松市のサンポート高松であった。参加者は車いす体験やスポーツなどを通じて交流の輪を広げ、バリアのない社会づくりについて理解を深めた。

 祭りは1981年から毎年開催。今回で30回を記念し、生活の中でうれしかったことなどをつづる「ありがとうメッセージ」や30年の歩みを紹介する展示コーナーを設けた。

 祭りの目玉である車いすの乗車体験には小中高生らが参加。福祉を学ぶ学生ボランティアらとともに、段差の上り下りやエレベーターの乗り方などを確認しながら会場を1周した。栗林小5年の大橋由佳さん(10)は「落ちていたビニール袋を踏んだら滑りそうになった。ゴミや段差のない街になるといい」と感想を話していた。

 このほか、障害や年齢にかかわらず楽しめるスポーツコーナーでは、子どもたちや障害者がプラスチの円盤を使う「フライングディスク」などに挑戦。手話コーラスのステージや福祉団体によるバザーなどもあり、大勢の家族連れらでにぎわった。

四国新聞

視覚障害者支援へ岡山でフェスタ 福祉機器の展示や医療講演

2010年04月26日 00時40分22秒 | 障害者の自立
視覚障害者の暮らしを支援する「アイフェスタ2010inおかやま」(日本網膜色素変性症協会県支部、県視覚障害を考える会主催、山陽新聞社後援)が25日、岡山市内で開かれ、福祉機器の展示や医療講演が行われた。

 機器の展示では、スキャナーで新聞などの文面を取り込み、音声で読み上げる拡大読書器、時刻表やバスの運賃表を見る際に役立つ単眼鏡といった商品が並び、目の不自由な人たちは手に取って使い勝手、性能を確かめていた。

 ほかに緑内障の診療について講演などが行われた。

山陽新聞