ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

川越のNPO「あいアイ」、障害者アートで参加 /

2010年04月27日 01時12分21秒 | 障害者の自立
 ◇“移動美術館”に見立て作品紹介
 5月1日に開幕する上海万博に、川越市で障害者アートの美術館を運営するNPO「あいアイ」(同市郭町2)が参加する。2トントラックで希望者のもとに出掛ける同NPOの移動美術館にならい、万博会場に車を止め知的障害者の会員たちが描いた絵画を車体に張るなどして展示し、優れた芸術の才能を多くの人に知ってもらう。

 あいアイは会員約70人が自立の一助に絵画や染色、刺しゅうなどを学んでいる。理事長でグラフィックデザイナーの粟田千恵子さん(68)によると、移動美術館の活動を知った上海万博の担当者から昨年、「作品のレベルが高く、万博で紹介したい」と依頼があった。

 子供向けの職業体験コーナーなどで展示する。会場を移動美術館に見立て、万博のためA3サイズに縮小した複製画約20点で、マグネットを付け車体に張る。

 会員や、粟田さんの指導を受ける中国や韓国などの障害者らが、富士山や上海市花のハクモクレンなどを描いた水彩やフェルトペン画約100点も紹介する。

 さらに、オリジナリティーあふれた優れた芸術の才能を持つ会員たちを、知恵の象徴とされるフクロウに例え、和紙で作ったカラフルな張り子の人形約100個を会場のツリーに飾る。デヴィ・スカルノさんら、あいアイの支援者も出品する。

 上海万博の参観ツアー(6、8、9月)の参加者も募集している。問い合わせは、あいアイ(電話049・277・7872)。

毎日新聞 2010年4月26日 地方版

視覚障害者のお役に 福祉機器展示、講演会も /岡山

2010年04月27日 01時10分07秒 | 障害者の自立
 視覚障害者向けの福祉機器などを集めて展示する「アイフェスタ2010inおかやま」が25日、北区奉還町の岡山国際交流センターで開かれた。日本網膜色素変性症協会(JRPS)県支部などの主催。2年に1度開かれ今回が3度目。展示のほか、医療関係者の講演などもあり、大勢の視覚障害者、関係者が来場した。

 今回は文字を大きく拡大する読書器や活字を読み上げる装置などを21企業・団体が出展した。文字を記録したコードを読み取ることで文書を音声で再生できる読み取り装置を展示していた福祉機器販売会社「廣済堂スピーチオ販売社」(東京都)の深見拓史社長は「行政文書にやっとコードが付くようになったくらいでまだ一般的でない。本や漫画にコードがつけば需要はあると思う」と話した。来場者は企業から説明を聞いたり、実際に手に取って確かめていた。

 同協会の奥村俊通支部長は「いろんな福祉機器が、これだけの規模で集まるのはアイフェスタだけ。見比べて選ぶことができることがうれしい」と話していた。


障害者と健常者が合同清掃 大街道の商店街などに130人 /愛媛

2010年04月27日 01時07分49秒 | 障害者の自立
 障害者と健常者が清掃作業をしながら歩くイベント「ウォーくりーん」が25日、松山市大街道1の商店街などであり、小学生から50代までの約130人が参加した。中予の障害者や健常者らによる実行委員会主催。障害者が社会に接する機会を増やそうと4年前から開いており、今回はJ2・愛媛FCのミッドフィールダー田森大己、ゴールキーパー兼田亜季重の両選手も参加した。

 参加者は班ごとに分かれ、路上に捨てられたタバコの吸い殻などを拾い、子供らはゴミを見つけると仲間と競うように集めていた。

 また、ペットボトルのふたを集めて開発途上国などにワクチンを送るエコキャップ運動のため、ふたを回収するコーナーもあった。


「発達障害でノーベル賞も」裁判長が説諭

2010年04月27日 01時03分10秒 | 障害者の自立
 JR東京駅のホームで09年3月、女性を突き落として電車に接触させけがをさせたとして殺人未遂罪などに問われた無職、太田周作被告(25)の控訴審判決で、東京高裁は26日、裁判員裁判で懲役9年とした東京地裁判決(09年11月)を支持し、被告側控訴を棄却した。精神鑑定で広汎性発達障害と診断された被告に対し、矢村宏裁判長は「(発達障害でも)ノーベル賞を取った人だっている。自信持っていいんだ」と説諭した。

 判決は事件の動機を「就職活動がうまくいかず、母親から障害者として就職するよう言われ、プライドが許さないことから人を殺し死刑になろうと考えた」と認定。「物事へのこだわりや思い込みの激しさなど障害の影響があるように思えるが、大きな影響ではない」と完全責任能力を認め「責任能力が低下していた」とした弁護側の主張を退けた。

 そのうえで、矢村裁判長は「発達障害は駄目じゃない。障害とうまく付き合う方法を考えて」などと述べた。「ノーベル賞」発言には、発達障害があったとされる物理学者、アインシュタインらが念頭にあったとみられる。

毎日新聞

松野明美さん 熊本市議当選 元ソウル五輪陸上代表 障害者福祉の充実訴え

2010年04月27日 00時56分31秒 | 障害者の自立
 熊本市と旧植木町の合併に伴う、熊本市議植木町選挙区増員選挙(定数2)が25日投開票され、タレントでソウル五輪陸上代表、松野明美さん(41)が初当選を果たした。元マラソンランナーの健脚を生かし、選挙戦終盤には1日で町内約30キロを走り支持を訴えた。「みなさんの力で当選できた。全力で古里の発展に尽くしたい」。松野さんは笑顔で抱負を語った。

 増員選はいずれも無所属新人の5人が立候補。次男(6)がダウン症と公表している松野さんは「健常者と障害者の子どもが一緒に学べる社会をつくりたい」と障害者福祉充実を唱えた。

 選挙戦最終日には、6時間かけて町内30キロを北から南に縦断。合併の是非をめぐり今も融和が進まない古里を一つにしようと、道々で訴えた。

=2010/04/26付 西日本新聞朝刊=