ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

和解 定期協議で厚労相「机上の空論作らぬ」

2010年04月23日 01時11分18秒 | 障害者の自立
 ◇基本合意、進展検証
 東京地裁で21日、障害者自立支援法違憲訴訟が和解し、集団訴訟がすべて終結したのを受け、同日午後、原告側と政府の「基本合意」の進展を検証する初の定期協議が開かれた。この後、首相官邸を訪れた原告側と面会した鳩山由紀夫首相は「自立支援法でご迷惑をかけて申し訳ない。新しい法律を作り上げる願いを皆さまと共有している」とあいさつした。【

 基本合意は▽同法を廃止し13年8月までに新制度を実施し、策定に障害者が参画▽制度の谷間を作らないための障害範囲見直し▽低所得者の医療費負担を当面の重要課題とする--などの内容。定期協議で長妻昭厚生労働相は「机上の空論で政策を作らず、現状をつぶさに把握したい」と述べた。

 原告だった秋保喜美子さん(広島県)や家平悟さん(東京都)らは▽応益負担の速やかな廃止▽利用実績に基づく日払い制度で減った施設の報酬を、月払い制度に戻す▽地方分権推進でサービスの地域差を拡大させない--など10項目を求めた。政府側は「検討する」(山井和則政務官)などと答えるにとどまった。

 今後の新法制定は、財源など課題が山積する。支払い能力に応じた負担とする方向で▽現行の障害程度区分見直し▽難病や発達障害、高次脳機能障害など範囲見直し、などが焦点。低所得者の医療費無料化(財源約200億円)も不透明だ。協議の場となる政府の「障がい者制度改革推進会議」は専門部会を今月下旬、発足させる。

 官邸では、脳性小児まひの和歌山市、大谷真之さん(35)が「障害者の多くが生きるか死ぬかの思いをした。一人一人が夢と希望を持って暮らしたい」と述べた。鳩山首相は床にひざをつき、約60人と懇談した。

毎日新聞 2010年4月22日 東京朝刊

壁なくす表現は…=松本晃 /栃木

2010年04月23日 01時07分57秒 | 障害者の自立
 今月初め、益子町に365日受け入れの障害者支援施設がオープンした。土日祝日関係なく、障害者を一時預かりする施設は全国でも少なく保護者や行政の期待も高い。

 先日、経営者の坂本士郎さんや職員に話を聞いた。印象に残ったのは、職員の利用者への接し方だ。会話を聞いてると、まるで友達のよう。「○○ちゃん」と親しみを込めて呼び、たわいもない会話で笑いが起きる。職員の女性も「ここは預かり施設というよりも遊びに来るところと思ってほしい」と話していた。そこに利用者と職員という壁はなかった。

 しかし、坂本さんには後悔していることがあった。施設を紹介するパンフレットの表紙に障害者支援施設とうたってしまったことだ。施設を説明するのに「何か別のいい表現はないか」と尋ねられた。心の壁はないのに、一般の人に施設の説明をする時に、障害者としか表現できない自分にもどかしさを覚えるという。しばらく考えたが、障害者に変わる別の言葉は思いつかなかった。

 これに近い感覚であるのが、「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」だ。前者は障害を取り除いて使いやすくすること。後者は誰にでも使いやすくすることでその意味は少し異なる。障害を障害として認識すると、心の中に壁が生まれる気がする。ユニバーサルデザインのように、適切な表現はないだろうか。

 記者は言葉を扱うプロだ。今はまだその答えは見つからないが、見つかるまで向きあっていきたい。(宇都宮支局)

毎日新聞 2010年4月22日 地方版

災害時の避難先にラブホテルと協定--柏市 /千葉

2010年04月23日 01時05分25秒 | 障害者の自立
 柏市内のラブホテルが、柏市と災害時の協力協定を結んだ。大地震が起きた際、柏モーターリストホテル組合(11社、計220室)と市旅館業組合(22社、計971室)が、高齢者や障害者が仮住まいする「2次避難所」として客室を提供する。県消防地震防災課の担当者は「ラブホテルを使う例は県内では聞いたことがない」と話している。

 市は直下型地震で人口39万人のうち7万人が避難すると想定。学校など1次避難所で集団生活が難しい高齢者、障害者や外国人などの「要援護者」2万1000人の一部を受け入れてもらう。旅館業組合によると、組合員の約3割がラブホテル。ホテル組合は全社がラブホテルという。

 14日に調印した八木和男・ホテル組合長は「市民のために何か協力できることをと考えた」と話した

毎日新聞 2010年4月22日 地方版

たい焼き販売 ようやく軌道に 障害者自立へ取り組み

2010年04月23日 01時02分20秒 | 障害者の自立
 ふなおか福祉会(西尾精一郎理事長)が鳥取県八頭町船岡殿で運営する障害者の小規模作業所「船岡作業所」(豊口久江所長)が作る1枚90円の「ハッピーたい焼き」。障害者の自立や工賃アップにつなげようと始め、10年がかりでようやく軌道に乗ってきた。地域に根差した存在になることを目指して関係者の努力が続いている。


 4月中旬の木曜日。同町見槻中の若桜鉄道隼駅前に止まる鮮やかなピンク色の軽バンから、たい焼きの甘い香りがふんわり漂う。車内では作業所のスタッフが焼き型に生地を流し込み、あんこを乗せる。車外ではほかのスタッフが焼き上がった商品の袋詰めに忙しい。

 地元・大江ノ郷自然牧場(同町橋本)の卵と、甘さや硬さを特注して業者に作ってもらっている北海道産アズキのあんこで作るこだわりのたい焼きだ。

◇◇  ◇◇
 1988年にスタートした同作業所は96年に現在地に移転し、2005年には社会福祉法人化。部品の内職やマット、スツールの製作などに取り組んでいる。

 たい焼き機を購入したのは98年。内職的な仕事だけで工賃アップを目指すことへの限界を感じ「自分たちが動いて収入につながるものを」と考えた。各地のバザーに参加し、食品販売の人気を痛感してもいた。

 地元でたい焼き屋の経験者に教えてもらったが、当初はイベント時のみの出店がやっと。月に1回、作業所前にテントを張って露店販売もするようになったが、荒天時は中止した。

 ある時、「本当にお客さんに覚えてもらうためには週1ぐらいやらないと」と指摘された。スタッフ自身、年数を経ていても月1回だと手順がなかなか身に付かない。お客さんから焼き方を注意されることもしばしばだった。「意識を変えたい」(豊口所長)と、毎週火曜日の営業を決めたのが一昨年のことだ。

 それからスタッフの焼く腕も上がり、リピーターも増加。昨年は移動販売にも乗り出した。立ちっ放し、屋外で火を使う難しさなどから、通所者の担当作業は袋詰めや会計、準備や後片付けが中心だが、楽しく取り組んでいる。

◇◇  ◇◇
 移動販売車でのたい焼きは焼き型が小さめなので1枚80円。毎週木曜日に隼駅や町内の社会福祉協議会の事業所前、鳥取市のフレッシュパーク若葉台へ出掛けている。遠出できないお年寄りや使用している卵のファンの若い人たちにも知ってもらえ、購買層は広がっている。

 豊口所長は「たい焼きが作業所の収入の柱となり、地域の人に愛されるたい焼きになれば」と話している。

日本海新聞

高次脳機能障害者らに 訓練提供・就活支援

2010年04月23日 00時59分52秒 | 障害者の自立
 別府市明礬の別府リハビリテーションセンター内の障害者自立支援施設「にじ」は4月から、働くことを望む身体障害、高次脳機能障害の人たちを対象にした就労移行支援事業を始めた。さまざまな訓練を提供し、就職活動をサポートする。高次脳機能障害者を支援対象とするのは珍しく、作業療法士の膳所(ぜぜ)紘さん(32)らスタッフは「障害者の就労は、不況でさらに難しくなっている。企業などに理解を働き掛け、就職後も職場訪問などでフォローしたい」としている。

 同様の支援施設は県内に約30カ所あるが、市内では「にじ」のみ。センターは県の高次脳機能障害支援拠点機関として専門外来や相談、研修などに取り組む。
 「にじ」はこれまで、高次脳機能障害者らに実生活に即したリハビリテーションを提供。新たに始めた就労移行支援プログラムには現在、生活訓練などを終えた3人が挑戦している。
 利用者それぞれの希望や適性を基に、施設内外での実習などを通して、清掃、農作業、パソコン、販売などを学ぶ。センターの自動車教習所で運転の訓練もできる。面接練習や職場見学を実施し、就職説明会やハローワークでの求職活動もサポートする。
 くも膜下出血が原因で高次脳機能障害を発症し、入所利用している大分市の橋本誠次さん(38)は「社会復帰が果たせることを証明したい。同じ目標を持った仲間の存在は励みになる」と話した。
 利用期間は最長2年。18~60歳が対象で、定員は6人。通所も可。利用前に面接や適性検査などがある。所得により毎月の負担額が決まる。問い合わせはTEL0977・67・1716。

 <ポイント>高次脳機能障害
 外傷や病気が原因で脳を損傷して起きる。外見からは障害が分かりにくく、物忘れや無気力、段取りよく物事を行えない、コミュニケーションが苦手などの症状があり、職場復帰や就職でつまずく人は多い。理解促進や支援体制の整備は課題となっている。

大分合同新聞