ゴエモンのつぶやき

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iPad、障害者支援機器としても大きな注目

2010年04月20日 00時31分46秒 | 障害者の自立
【4月19日 AFP】米アップル(Apple)の新型タブレットPC「iPad(アイパッド)」は、多くの人にとっては洗練されたマルチメディアエンターテインメント機器だ。だが、米ウィスコンシン大学マディソン校(University of Wisconsin at Madison)のグレッグ・バンダーハイデン(Gregg Vanderheiden)教授は、iPadこそ会話によるコミュニケーションが困難な人々が待ち望んでいた安価な支援機器だと考えている。

■iPad+アプリで高額機器不要に

「脳卒中の後遺症で失語症になってしまった人がいるとしましょう。会話支援機器を購入すれば5000ドル(約46万円)もかかります。でも、iPadを買ってアプリケーションソフトをダウンロードしたら――ほら、これだけでコミュニケーションが可能になります」

 バンダーハイデン教授は、話すことができなかったり会話に不自由がある人々を支援する同大トレース研究開発センター(Trace Research and Development Center)のセンター長を務めている。

 同教授以外にも、比較的低価格なコミュニケーションツールとしてiPadに期待を寄せる人々は多い。米カリフォルニア州を拠点に、障害のある子どもや大人たちに支援機器の利用を促す活動をしているATA(Alliance for Technology Access)のカレン・シーハン(Karen Sheehan)氏も、「iPadには注目が集まっている」と語る。

 脳卒中の後遺症に苦しむ人や脊髄(せきずい)損傷患者、脳性まひや全身が動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者、さらには自閉症の人々――。本体価格がわずか499ドル(約4万6000円)~829ドル(約7万6000円)のiPadの活用によって恩恵を受けると考えられる人たちは多い。

■大きな画面も利点

 すでに、iPhoneとiPod Touch向けに会話支援ソフト「Proloquo2Go」を販売するアシスティブウエア(AssistiveWare)社が、同ソフトのiPad版の提供を189.99ドル(約1万7000円)で開始した。このソフトは、単語を表した図像を選択するか単語を直接タイプ入力して、テキスト音声化技術で読み上げる機能を提供するものだ。

 シーハン氏は、iPhoneやiPod Touchは画面が小さく、運動能力の制限された人にはアイコンが小さすぎてちゃんとタップできないという問題があったと指摘。大きなタッチスクリーンを搭載したiPadなら「簡単に『ジュースが飲みたい』とか『映画が観たい』と伝えられる」として、より幅広い人々に利用が広がる可能性に期待を寄せた。(c)AFP/Chris Lefkow

障害者や地域と交流 別府、太陽の家

2010年04月20日 00時28分54秒 | 障害者の自立
 プロバスケットボール「bjリーグ」の大分ヒートデビルズの選手と障害者、地域の人たちが交流する「ふれあいフェスタ」(大分合同新聞など主催)が18日、別府市の太陽の家であった。
 全11選手のほか、市内外から約150人が参加。選手がマンツーマンで指導した後、フリースロー大会。リッキー・ウッズ選手、鈴木裕紀主将を破った渡辺佳登君(9)=大分市春日町小4年=は「勝ててびっくり。将来は(同チームの)君塚大輔選手のようなプロ選手になりたい」。
 障害者と健常者が一緒に楽しめる「卓球バレー」で交流を深めたほか、公開練習などもあった。
 障害者と健常者の触れ合いの場をつくるため始まったイベントで、昨年9月に続いて2回目。

大分合同新聞

視覚障害者の部、一般選手が伴走代役も 20人が完走

2010年04月20日 00時27分15秒 | 障害者の自立
 18日の第12回長野オリンピック記念長野マラソンで新たに設けられた視覚障害者の部は、県内外の24人が出場した。途中で伴走者が走れなくなり、代わりに見ず知らずの一般選手にゴールまで伴走してもらった人も。途切れることのない沿道の声援からも力を得て、20人が完走した。

 「完走できたのは一般の人が支えてくれたおかげ」。高沢節子さん(60)=東京=は満足そうに笑った。記録は4時間50分弱。東京マラソンにも出ているが、5時間を切ったのは今回が初めてという。

 輪にしたロープを伴走者と握り、長野運動公園をスタート。だが37キロ付近で伴走者の足がつった。ゴールまで5キロ余。残る力を振り絞る周囲の選手の足音に注意を傾け、疲れていなさそうな人に「すみません、誰か一緒に走ってくれませんか」と声を掛けた。

 その声を、後方にいた塩原和則さん(61)=塩尻市=も聞いた。まず、塩原さんより高沢さんの近くにいた選手が3分ほど伴走したが、初めてのためか、高沢さんはほかの選手とぶつかった。塩原さんは12回目の出場で体力にも余裕があり、「やってあげるよ」と交代した。

 「片手は動かせないし、歩幅やスピードを合わせるのも大変だった」と塩原さん。完走への強い気持ちを高沢さんから感じたといい、「偶然だったが、ともにゴールできて感激した」と話した。

 長野マラソンはこれまでも、目が不自由な人も伴走者と走れた。上伊那郡宮田村の中塚誠さん(50)は12回連続出場。「今回は目立ったのか、スタートからゴールまで誰もが『頑張れ』と声を掛けてくれた」。声援はこれまで以上に大きかったという。

 NPO法人県視覚障害者マラソン協会長で、シドニー、アテネ両パラリンピック代表の保科清さん(63)=佐久市=も息子の博信さん(34)らと完走。保科さんは「この大会を機に、競技人口の拡大や態勢の充実につながっていけばうれしい」と話していた。

信濃毎日新聞

花木センターでパンを製造販売 鹿沼・障害者らの支援団体CCV

2010年04月20日 00時25分02秒 | 障害者の自立
 【鹿沼】不登校の児童や知的障害者らの支援団体「クリエイティブ・コミュニケーション・ビレッジ(CCV)」(福田由美理事長)は市花木センター敷地内に福祉サービス事業所を設置し、手作りパン製造に乗り出した。同センター正面ゲート前で20日から昼時に販売する。

 CCVは障害児の保護者や教諭経験者らを中心に昨年7月、NPO法人として認可。現在正会員16人、賛助会員が73人いる。集団不適応や不登校児向けフリースクール・ジョブサポーター「CCV学園」と障害者福祉サービス「CCVウェルフェア」の2組織がある。

 製パンと製菓はCCVウェルフェアの事業で、花木センター内の旧研修所1棟を社会参加の場として市から借り受け「こぐまのパンやさん」と命名した。働く人の定員は、一般就労を目指す「就労移行支援」6人、日常生活を営むことを目指す「就労継続支援」20人と定めた。

 30種類を超えるメニューの豊富さが自慢。作業所名にちなんだ「こぐまのクリームパン」や亀の形のメロンパン「かめろんパン」が特に人気という。

 本格販売に先駆け14日、市内に今月開校した「富屋特別支援学校鹿沼分校」で教職員向けに訪問販売。作業所で働く金子仁さん(18)が「20日から販売します」とPRしながら代金受け渡しも担当、持参した100個を完売した。

 販売は午前11時から午後1時半で、前日までの予約注文も可能。センターの催しに合わせた土日販売なども行う。問い合わせは「パンやさん」電話0289・72・0002や公式サイトなど。

下野新聞

引退懸けた一戦 柳田選手が勝利 仙台・障害者プロレス

2010年04月20日 00時23分27秒 | 障害者の自立
 仙台市の障害者プロレス団体「ODAZUNA(おだづなー)」の大会が18日、仙台市太白区の太白障害者福祉センターで開かれた。4試合が行われ、詰め掛けた約70人の観客が所属レスラーに声援を送った。
 負ければ引退という「追放3番勝負」の第2戦に臨んだ42歳のゾンビー柳田選手は、マスク・ド・ヘルパー選手と対戦。2ラウンド1分30秒、チョークスリーパー(のど締め)で勝利し、引退を免れた。
 メーンイベントの無差別級の王者決定戦では、挑戦者のマスク・ド・ウツ選手が王者の零選手をレフェリーストップで退け、新チャンピオンになった。

河北新報