休止中の印南町切目大型共同作業所 (西ノ地) を活用した障害者授産施設を計画している 「社会福祉法人和歌山県福祉事業団」 の宇治田文彦理事長は22日、 進出協定を結ぶため印南町役場を訪問。 梅干し加工を中心とした作業など施設の概要を説明するとともに 「将来的にはケアホームもつくりたい」 と今後の展望を語った。
最初に玄素彰人町長と、 大型作業所と土地の無償貸し付けを受ける協定を締結。 宇治田理事長は障害者の保護者の高齢化が進む中、 障害者自身が生まれた地域で作業できる取り組みを進めていることを紹介し、 「いまは由良町などで作業している印南の方も、 地元で働けるようにしたい」 と施設計画の経緯を説明。 施設での作業員の人数は、 程度の軽い就労継続支援B型が10人、 重度の生活介護が10人の合計20人で、 作業内容については 「地元の産業を生かし、 梅の加工を中心に重度の方にはもっと軽い作業も考えていきたい。 工賃も徐々に上げていけるようにしたい」 と抱負。 また将来、 障害者らが共同で生活できる 「ケアホーム」 も建設したい考えを明らかにした。 工事予定については 「9月から改修に取り掛かり、 年内に完成。 23年1月から準備をして、 4月1日からのスタートを目指す」 とし、 最後に 「末永くよろしくお願いします」 と話した。
玄素町長は 「町としても休止中の施設の有効活用と障害者福祉の向上につながりますので、 これからもよろしくお願いします」 と期待を寄せた。
日高新報
最初に玄素彰人町長と、 大型作業所と土地の無償貸し付けを受ける協定を締結。 宇治田理事長は障害者の保護者の高齢化が進む中、 障害者自身が生まれた地域で作業できる取り組みを進めていることを紹介し、 「いまは由良町などで作業している印南の方も、 地元で働けるようにしたい」 と施設計画の経緯を説明。 施設での作業員の人数は、 程度の軽い就労継続支援B型が10人、 重度の生活介護が10人の合計20人で、 作業内容については 「地元の産業を生かし、 梅の加工を中心に重度の方にはもっと軽い作業も考えていきたい。 工賃も徐々に上げていけるようにしたい」 と抱負。 また将来、 障害者らが共同で生活できる 「ケアホーム」 も建設したい考えを明らかにした。 工事予定については 「9月から改修に取り掛かり、 年内に完成。 23年1月から準備をして、 4月1日からのスタートを目指す」 とし、 最後に 「末永くよろしくお願いします」 と話した。
玄素町長は 「町としても休止中の施設の有効活用と障害者福祉の向上につながりますので、 これからもよろしくお願いします」 と期待を寄せた。
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