ゴエモンのつぶやき

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介護職員等によるたんの吸引等の実施のための研修受講者募集――千葉県

2011年12月10日 01時37分25秒 | 障害者の自立
千葉県は、2012年4月1日から施行される介護職員等によるたんの吸引等の制度化に向けて、居宅及び障害者支援施設等において、必要なケアをより安全に提供するため、適切にたんの吸引等を行うことができる介護職員等を養成する研修を開催する。

■募集期間:12月9日(金)~12月19日(月) まで

■研修実施日:2012年1月18日(水)~

■研修会場:千葉県経営者会館,千葉県労働者福祉センター(千葉市中央区千葉港4-3,4-4)

■募集人数:100名

■受講対象者:
千葉県内に所在地を有する社会福祉施設・事業所等に従事する介護職員等で、従事する施設・事業所等の長の推薦を得られる人(推薦は1施設・事業所につき2名まで)。
また、実地研修に係る指導看護師の推薦も受け付けている(指導看護師となる人はDVDによる自己学習が必要となる)。
希望者多数の場合は選考。

■受講料: 3,000円(研修初日に受付にて徴収)

■申込方法:介護職員受講申請書及び指導看護師申込者調書(下記よりダウンロード)に必要事項を記入して、1)受講者の写真貼付の身分証明書(運転免許証等)の写し、2)返信先(施設・事業所あて)の郵便番号、住所、施設・事業所名を記入した「あて名ラベル」1枚を同封のうえ、下記あて郵送又は持参のこと。

■送付・持参先 〒260-8667 千葉県健康福祉部健康福祉指導課調整指導室たんの吸引担当あて

■申込締切:12月19日(月)17:00

■留意事項:
・筆記試験(20問)については9割以上が合格となり、実地研修に出ることが可能。
・全課程確実に出席できる者を推薦のこと。
・すでに重度訪問介護従業者養成研修を受講した人等であって、これまで実質的違法性阻却で認められていたたんの吸引を修得している人については、「喀痰吸引等を必要とする重度障害児・者等の障害及び支援に関する講義」及び「緊急時の対応及び危険防止に関する講義」のうち経管栄養に関する講義(3時間)と、経管栄養に関する演習(最大1時間)の4時間のみを受講することができる(カリキュラム参照)。この場合は、重度訪問介護従業者養成研修修了証書の写しを受講申請書と併せて送付のこと。
・指導看護師になった人には、介護職員等1人の指導につき、1万円の報償費を支出する(上限2万円)。
・修了証は特定の人に対する特定の医療行為に係る研修を修了した旨の修了証となる。

■問い合わせ: 健康福祉部健康福祉指導課調整指導室
電話:043-223-2606、ファクス:043-222-6294

ケアマネジメント オンライン

今年も公開中の新作邦画がバリアフリー上映!『アントキノイノチ』『源氏物語 千年の謎』を字幕・副音声で

2011年12月10日 01時33分08秒 | 障害者の自立
 [シネマトゥデイ映画ニュース] 今月17日と18日、埼玉県内の映画館MOVIX川口とMOVIXさいたまで、現在公開中の映画『アントキノイノチ』と公開間近の『源氏物語 千年の謎』のバリアフリー上映が行われる、「バリアフリー鑑賞DAY」が設けられる。

 公開中の新作映画をバリアフリー上映するという、めずらしいこの試みは、埼玉県が「第11回全国障害者芸術・文化祭 埼玉大会」の企画として行うもの。セリフや音の情報を、ストーリーの進行に合わせてスクリーンに字幕で表示、また、副音声による場面解説をFMラジオへ送信する、視覚や聴覚に障がいのある人でも映画を楽しめる上映となっている。

 埼玉県では昨年と今年の初めにも、「映画館へ行こう! バリアフリー映画鑑賞会」と題して、ユネイテッド・シネマ浦和でバリアフリー上映を開催。『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『武士の家計簿』『最後の忠臣蔵』『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』といった、各配給会社珠玉の話題作をバリアフリーで上映する初の試みとして話題となった。

 このような字幕と副音声付き上映は、行われていないわけではないが、まだまだ少数。さらに今回は、昨年同様、公開中の新作映画をバリアフリー上映するという貴重な機会となる。ぜひ多くの人々が訪れ、障がいを持つ、持たないに関係なく、すべての人々が公開中の新作映画を楽しみ、話題とできる社会の実現につながることに期待したい。

 期間中、MOVIX川口では『アントキノイノチ』、そしてMOVIXさいたまで『源氏物語 千年の謎』をそれぞれ上映。MOVIX川口では、17日に『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督が舞台あいさつを行い、バリアフリー映画について語る予定。費用は映画鑑賞料金のみで、字幕や副音声の利用料は無料。障害者手帳の提示で障害者割引1,000円での鑑賞が可能で、付添の人も2名まで各1,000円となる。副音声については、『アントキノイノチ』が17日、『源氏物語 千年の謎』が18日のみとなるので、注意が必要だ。(編集部・入倉功一)

「バリアフリー鑑賞DAY」は12月17日と18日、MOVIX川口とMOVIXさいたまで開催(MOVIX川口では19日にも字幕付き上映あり)

2011年12月9日 11時31分 シネマトゥデイ

飯田下伊那倍増カフェがお歳暮セットの販売

2011年12月10日 01時29分04秒 | 障害者の自立
 飯田下伊那地域にある障害者6施設で構成する「飯田下伊那倍増カフェ」は、施設通所者らが手掛ける商品を詰め合わせた「お歳暮セット」を共同開発、販売している。現時点で300セットに迫る注文を受けており、リーダーの男性=いずみの家=は「障害者の“働きたい”という思い実現に向けて、連携を深めていきたい」と話している。

 施設通所者の工賃アップを目的に、あゆみ園、こぶし園、夢のつばさ、紙ふうせん、南原苑、いずみの家の飯伊地域にある6施設が連携を図り2008年に発足した同カフェ。毎月1回の定例ミーティングを重ねながら、各施設が生産する商品を持ち寄ったイベントへの共同出店、原材料での施設間連携を実践してきた。

 発足から同カフェの主力事業でもあるお歳暮セットの販売はことしで4回目。昨年度も販売した古代米やねぎだれ、ラー油ニンニクで構成する「おいしいごはんセット」には新たに干ししいたけ、青唐辛子味噌を加え、好評だった「ティータイムセット」にも干しリンゴやアップルパイを取り入れるなど商品構成を変更した。

 さらに今回はパスタにトマトソース、塩バジル、パプリカピクルスなど9品で構成する「野菜たっぷりイタメシセット」を追加して選択肢を増やした。扱う22商品のうち20商品は飯田下伊那産の農産物を使用しており、品質も年々向上しているとしてリピーターが増えているという。

 障害者の1カ月あたりの工賃は全国平均で1万2000円程度というなか、同カフェは給料倍増を目指して「南信州200%MARKET」をブランドとして打ち出し、単独施設では脆弱な生産体制や販路を強化し、互いの強みを生かした事業を展開している。「まだまだ工賃は低水準。障害者であっても働ける環境が整えば能力を発揮できる」とリーダー。「今後も品質の高い商品を市場に提供していきたい」と話した。

 贈答品としても利用できる今回の3セット。価格は2500~3000円。年内の予約受付締め切りは20日まで。問い合わせは事務局・いずみの家(電話0265・52・2458)へ。



南信州経済

[ 2011年 12月 9日 金曜日 9時58分 ]



再生医療/臨床への応用、道険し

2011年12月10日 01時26分32秒 | 障害者の自立
 「意識障害の患者に応用できるのはいつごろか」「患者団体としてできることはないか」。望みを託す声は、一つ一つが切実だった。
 11月、全国遷延性意識障害者・家族の会が名古屋市で開いた講演会に、100人近い患者家族らが詰め掛けた。
 講師は再生医療の開発に取り組む医師。家族らは終始、真剣なまなざしで聞き入り、質疑応答は1時間以上に及んだ。

<広範な損傷が壁>
 決定的な治療方法が見つかっていない遷延性意識障害。人体の臓器や神経を作り直す革命的な技術は福音となるのか。私たちは研究の最前線を訪ねた。
 神戸市中央区にある理化学研究所発生・再生科学総合研究センター。阪神大震災の復興プロジェクトの一環として、市が整備した医療産業都市の一角に立地する。
 センターのグループディレクター、笹井芳樹さん(49)は2008年、意識や記憶などをつかさどる脳の中枢、大脳皮質をヒトの胚性幹細胞(ES細胞)から作ることに世界で初めて成功した。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を開発した山中伸弥京都大教授らと並び、国の10カ年計画「再生医療の実現化プロジェクト」を担っている。
 笹井さんは実験施設を巡りながら「作製した脳組織は、まだヒトの胎児期のレベル。成人レベルの構造を目指すとともに、脳のさまざまな神経に分化させる研究を続けている」と説明する。
 実用化に向けた動きも少しずつ進む。厚生労働省は昨年11月、ES細胞やiPS細胞を使った臨床試験の指針を出した。脳の再生医療では、パーキンソン病の治療が最も実現に近く、既にサルの実験で治療効果が確認されているという。
 遷延性意識障害の治療にもつながるのでは? 期待に反して、笹井さんの答えは厳しかった。
 「遷延性意識障害者の多くは、大脳が広範囲に損傷している。再生医療の対象としては最も難しい」。人格や記憶をつかさどる脳を仮に入れ替えたら、その人でなくなるのでは―という倫理的な問題もあるという。

<原理、進まぬ解明>
 笹井さんは再生医療以前の課題も指摘した。ES細胞などによる再生医療は、回復のポイントとなる部分に細胞を移植する。だが、遷延性意識障害の場合は「回復につながる部位など、基本的な原理が十分に解明されていない」。
 根本的な指摘に、リハビリで状態が改善した在宅患者の家族の言葉を思い出した。「薬をもらいに病院には行くが、退院してから、きちんと脳の検査を受けたことはない」と話していた。
 患者の多くは急性期を過ぎると「治療」から見放される。回復した患者に対しても、なぜ回復したのかというメカニズムの研究はほとんど進んでいない。
 脳機能の解明を目指した脳科学自体はこの10年で、大きく発展した。内科医として臨床経験もある笹井さんは「意識障害などの患者を長期間ケアできる病院と、先端的な脳機能解析センターを合わせた研究機関を、今こそ国はつくるべきだ」と問題提起する。
 医療と福祉の制度の谷間であえぐ遷延性意識障害の人たちには、先端技術の恩恵も行き届かない現実があった。


(2011/12/09) 河北新報





「しゃべる線量計」 目の不自由な人に販売 福島県盲人協会

2011年12月10日 01時20分55秒 | 障害者の自立
 東京電力福島第1原発事故を受け、目の不自由な人がいつでも放射線量を把握できるようにと、福島県盲人協会(福島市)は9日、音声読み上げ機能が付いた「しゃべる線量計」を地元メーカーなどと共同開発したと発表した。販売価格は1台5万円。視覚障害者を対象に来年1月5日から協会で予約を受け付け、同下旬から発送する。

 この線量計は電池式で、縦12.5センチ、横5.5センチ、厚さ2.5センチと折り畳み式の携帯電話とほぼ同じ大きさ。読み上げ機能付き線量計の開発は世界でも例がないとみられる。

 毎時443マイクロシーベルトまで測定でき、液晶でも表示されるが、本体側面のボタンを押すと1時間当たりの線量を「…マイクロシーベルト」と日本語で知らせる仕組みだ。

 問い合わせは福島県盲人協会事務局、電話024(535)5275。


視覚障害者のために開発された「しゃべる線量計を手にする阿曽幸夫会長=福島市の県盲人協会事務局

2011.12.9 18:00 MSN産経ニュース