ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

雇用支援機構に改善要求 家賃滞納に適切処置せず

2011年12月28日 01時49分26秒 | 障害者の自立
会計検査院は、「高齢・障害・求職者雇用支援機構」が雇用促進住宅の家賃の滞納者に契約解除などの適正な処置をほとんど行っていなかったとして改善を要求しました。

 会計検査院が愛知、広島、福岡など7つの県で調べたところ、旧「雇用・能力開発機構」時代から引き継いだ雇用促進住宅1180戸のうち、5カ月以上滞納している家賃の総額は3億6000万円近いのに、契約解除などの手続きが行われたのは5%足らずでした。このため、「高齢・障害・求職者雇用支援機構」に対し、家賃滞納者の契約解除の手続きや不法入居による損害金を正しく把握するよう要求しました。機構側は「『来月は払います』と言われ、手続きが延び延びになっていた。反省して改善します」としています。


テレビ朝日 (12/27 05:28)

全旅連、「人に優しい地域の宿づくり賞」の募集受付へ

2011年12月28日 01時32分59秒 | 障害者の自立

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)は、第15回「人に優しい地域の宿づくり賞」への参加を全国の旅館・ホテル、旅館・ホテル組合を対象に募っている。

 賞は旅館・ホテルや組合が主催または参加し、高齢者や障害者など、すべての人に優しい配慮がなされている活動を表彰するもの。
今回は平成23年度(23年4月1日~24年3月31日)の活動を募集する。

 対象となる活動は(1)特性を生かした活動(温泉、料理、まちづくり、滞在型)(2)経済の活性化(情報技術、施設、地域貢献)(3)歴史・文化の振興(イベント・祭り、趣味)(4)環境づくりの推進(緑化、清掃、リサイクル、環境保全)(5)スポーツの振興(体操、ゲートボール、健康増進)(6)福祉の充実(健康、設備、サービス・接遇、ボランティア)(7)国際化の推進(インバウンド、インフラ整備)──などのほか、今回から東日本大震災の発生を受けて省エネ・節電への取り組み(冷・暖房の対策、蛍光灯やLED照明への交換)も対象項目に加えた。

 学識経験者、関係諸団体代表などの選考委員による審査の上、厚生労働大臣賞、全旅連会長賞などの各賞を贈る。表彰式は6月14日に岡山市で開かれる全旅連第90回全国大会で行う。

 応募は3月31日締め切り。応募用紙に必要事項を記入し、地元旅館組合などを経由して全旅連事務局に送る。エントリーは無料。応募用紙は全旅連のホームページ「宿ネット」から
ダウンロードできる。また電子メールでの申し込みも可能。

 問い合わせは全旅連事務局(TEL03・3263・4428)。



観光経済新聞 ■第2638号《2012年1月1日(日)発行》



損保ジャパンなど、来月から法人後見賠償責任保険制度を開始

2011年12月28日 01時27分25秒 | 障害者の自立
法人後見賠償責任保険制度の開始

 全国権利擁護支援ネットワーク(代表 佐藤 彰一)、株式会社損害保険ジャパン(以下「損保ジャパン」、社長 櫻田 謙悟)およびぜんち共済株式会社(以下「ぜんち共済」、代表取締役社長 榎本 重秋)は、NPO法人等が後見業務に起因して法律上の損害賠償責任を負担した際、その損害を補償する「法人後見賠償責任保険制度」を2012年1月1日から開始します。
 本保険制度を通じて、成年後見の新たな担い手として期待されるNPO法人等の賠償資力を高めることで、成年後見制度の普及を支援していきます。

1.開発の背景と目的
 成年後見制度は、判断能力が十分でない方々を保護するため、一定の場合に本人の行為能力を制限するとともに、本人のために法律行為を行い、または本人による法律行為を助ける者を選任する制度であり、2000年4月に従来の禁治産・準禁治産制度にかわって導入されました。
 わが国では、知的障害者(約50万人)や精神障害者(約300万人)に加えて、高齢化社会の進行により認知症高齢者(約200万人)も増加傾向にあり、本来成年後見を要する人口は約550万人とも言われています。ところがその一方で、実際の成年後見制度の利用人口は約20万人にとどまっており、しかもその多くは親族により担われています。
 このような状況下、NPO法人等による成年後見を支援するための保険制度を構築することとしました。

2.本保険制度の概要
(1)制度の概要
 〔1〕保険契約者 :全国権利擁護支援ネットワーク
 〔2〕補償対象者 :全国権利擁護支援ネットワークの会員法人
 〔3〕代理店   :ぜんち共済
 〔4〕引受保険会社:損保ジャパン

(2)補償の内容
 補償対象者が受任した後見業務遂行に起因し、経済損害・対人・対物損害、人格権侵害による賠償責任を負担する場合に保険金をお支払いします。
 例)
 ・被後見人等から預った財物を破損してしまった場合
 ・財産処分にあたって過失により被後見人等の財産に損害を与えた場合


以上


● 関連リンク
(株)損害保険ジャパン ホームページ


全国権利擁護支援ネットワーク ホームページ


ぜんち共済(株) ホームページ

日本経済新聞 (プレスリリース) 2011/12/27

ささやかな集い 千葉市美浜区・高橋美代子

2011年12月28日 01時23分55秒 | 障害者の自立

 近くの公民館で毎週開かれている「童謡のつどい」に参加している。このサークルは月に1度、有志が障害者施設を訪問して、一緒に歌を楽しんでいる。

 「障害のある人たちは、学校を卒業してしまうと社会とのかかわりがなくなってしまうので、外部の人が訪問して交流できれば」という、音楽ボランティアの先生の考えからだ。

 お世話をしてくれる職員や、仲間全員の誕生日を覚えているK子ちゃん。

 キーボードを弾く先生が大好きで、手をたたきながら体全体で喜びを表現するM子ちゃん。

 宮崎駿さんのアニメに出てくるような、しわだらけの顔をして、寝たきりのまま集いに参加するおじさん。

 カチャカチャと音のするおもちゃを持った、まだ少年の雰囲気がある男性は、もう25歳だという。

 先日、車椅子に座った小学5年くらいに見える女の子に「まあ、かわいい。あなた幾つ」と尋ねたところ、職員の話では、20歳を過ぎているという。皆さん幼くて清らかな雰囲気を持っている。

 「さんぽ」「手のひらを太陽に」「森のくまさん」など、歌に合わせて不自由な体でリズムを取る楽しそうな姿から元気をもらい、やりがいにもなっている。

 障害がある人もない人も、みんな一緒に楽しく歌う、月に1度のささやかな集いを大切に、これからの励みにしていきたいと思っている。


毎日新聞 2011年12月27日 東京朝刊

国会 バリアフリー化を 全視協 衆議院周辺を点検

2011年12月28日 01時13分41秒 | 障害者の自立
 全日本視覚障害者協議会(全視協・田中章治代表理事)は26日、「視覚障害者が安心して国会を利用できるように」と衆議院周辺を点検しました。衆院議員会館サービスセンターの職員らが同行。日本共産党の佐々木憲昭、穀田恵二(国会対策委員長)、笠井亮各衆院議員と田村智子参院議員が参加しました。

 点検にあたって、全視協の田中代表理事は「バリアフリー新法が制定されて5年。これまでも国会に要請などで来ているけれど、使いにくさを感じている」と述べました。

 佐々木議員は議員会館が1年前に新しくなったことに触れ「誰もが使いやすいように、改善すべき点は改善させていきたい」とあいさつしました。

 地下鉄丸ノ内線・国会議事堂前駅から議員会館へ通じる地下通路に入る手前で点字ブロックはなくなります。参加した女性は「雨を気にすることのない通路だけど、点字ブロックがなくなるので1人では通れない」と困惑していました。議員会館内も「介助が前提」(サービスセンター)のため、点字ブロックは一切ありません。車道へ誘導しかねない不適切な点字ブロックもありました。議員室やトイレ、トイレの個室の配置など点字案内はほとんど整備されていませんでした。

 全視協は点検後、▽適切な照明の点灯▽国会周辺の信号機は音声の出るものへ▽横断歩道対応の点字ブロック(エスコートゾーン)の整備▽議員会館などの入り口に音声標識ガイドシステムの設置―などを要望しました。

 穀田議員はサービスセンターの担当者らに「視覚障害があっても自由に行動できるよう、バリアフリー法の指針に基づき整備してほしい」と強調しました。

 山城完治総務担当理事は「整備するときはいっしょに歩いて必要箇所を確認したい」と要望しました。


2011年12月27日(火) しんぶん赤旗