ゴエモンのつぶやき

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障害者らのパン工房開店 長沼

2012年10月04日 02時23分43秒 | 障害者の自立
 【長沼】社会福祉法人長沼陽風会(小野寺真悟理事長)の「ぱん工房陽風堂」が3日、栄町1に開店する。町内の知的障害者20+ 件らが働き、地元のカボチャや道産小麦などを使ったパンを販売する。

 陽風会は町内や恵庭などで障害者20+ 件施設を運営。札幌などの企業の下請けで、野菜加工、手提げ袋の検品などを行っている。今回、経営が順調にいけば利用者に、より高い工賃を支払えるとして、パン店の開設に踏み切った。

 陽風堂は木造2階建て延べ約340平方メートル。1階が店舗と工場、2階は事務所など。町内の障害者20+ 件5人と職員3人で運営に当たる。

 3日から5日はオープン記念価格で、道産小麦ハルエゾを使った天然酵母パンが1斤250円、地元のカボチャを使ったデニッシュが1個200円など。責任者の西井照人さん(45)は「おいしいパンを味わって」と話している。

 営業は午前10時30分~午後5時、日曜・祝日休みで、不定休もある。(電)0123・76・7661。

北海道新聞-(10/03 16:00)

Kinectで障害者を支援するソフト“OAK” 東大先端研と日本マイクロソフトが共同開発

2012年10月04日 02時14分10秒 | 障害者の自立
●障害者支援の分野でもKinectの技術が活躍する

 本日(2012年10月3日)、東京大学先端科学技術研究センター(以下、東大先端研)と日本マイクロソフトは、Kinect for Windowsを応用した障害者6 件の活動を支援する取り組みとして共同開発中の“OAK”(Observation and Access with Kinect)の説明会を開催した。
 住宅業界や医療の現場に採用されつつあるKinectの技術が、さらに活躍の場を広げることになる。「Kinect for Windowsを応用した重度障害者6 件支援への取り組み」と題した今回の記者説明会では、最初に加治佐俊一氏(日本マイクロソフト株式会社 最高技術責任者)からマイクロソフトの技術支援について説明があり、「障害のある方も含めて誰もが活用できるテクノロジーの実現に向けて注力を続ける」というマイクロソフトの企業理念を語った。実際に、障害のある学生のための大学進学・社会進出を支援するプログラム「DO-IT Japan」は東大先端研と日本マイクロソフトの共催により、2007年からスタートしている。この一環として今回発表する重度障害児向けプログラム、OAKの開発に至っている。

 その後、東大先端研の中邑賢龍教授から、OAKの詳細なシステムについて説明があり、障害児向けの支援システムの開発中、Kinectに注目した理由としてWindowsにつなげること(自宅のPCに接続できる)、従来の特殊な機械よりはるかに安価であることが挙げられた。
 従来、重度の障害を持つ人は任意で動かせる部位の少なさや可動範囲の小ささを理由に既存のテクノロジーでは反応を検出することが難しかったが、Kinectの技術は細かい動き(口の開閉や手の動きなど)を検出して、使用する人に合わせた利用が可能になったとのこと。障害者6 件の能動的な活動や意思表示をKinectが支援するというわけだ。

 OAKとKinectセンサーを使った実演デモも披露された。最初に紹介されたのは、エアスイッチと呼ばれる機能。空間の任意の位置にボタンを設定して、Kinect センサーが動きを検出するとON/OFFを切り替えることができる。
 2番目の機能はフェイススイッチ。口の開閉や目の動き(まばたき)といった顔のわずかな動きをKinect センサーが検知して、その動きに対応したアクションを実行する。
 最後は、モーションヒストリーと呼ばれる機能が紹介された。対象者の動きのログ(記録)を細かくとることができ、気づきにくかった些細な行動を明確に認識する方法として注目されている。

 今後、東大先端研と日本マイクロソフトは、OAKを利用した「重度肢体不自由・重複障害のある子どものためのICT活動体験プログラム」を全国主要都市で実施していく予定。
 今週の10月5日~7日には、キッザニア東京(東京都江東区)において体験会を実施する。子どもたちに東大先端研の研究員体験をしてもらう催し“サイエンスフェア”の一環として行われる。
 また、OAK(ソフト)とKinect for Windows センサー、サポートなどをセットにしたパッケージ販売も検討されている。


障害者6 件活動支援ソリューション「OAK」概要
名称:OAK - Observation and Access with Kinect -
URL:http://doit-japan.org/doat.html(→こちら)
動作環境:OAKの動作には、Windows 7 PCとKINECT for Windows センサーが必要です。

PC本体の必要システム
・CPU:2.66GHz以上のデュアルコア、32 ビット(x86)または64 ビット(x64)プロセッサ
・接続ポート:USB ポート (USB 2.0)
・メモリ:2GB RAM
・対応OS:Microsoft Windows 7 (Windows 8にも対応予定)

ファミ通.com--2012-10-03 17:10:00


マイクロソフトと東大、Kinectによる障害者活動支援ソリューションを開発

2012年10月04日 01時43分59秒 | 障害者の自立
日本マイクロソフトと東京大学(東大)先端科学技術研究センターは、Microsoftの入力デバイス「Kinect for Windows」を応用し、重度の障害者の活動を支援するソリューション「OAK(Observation and Access with Kinect)」を開発したことを発表した。

マイクロソフト ディベロップメント代表取締役社長 兼 日本マイクロソフト 業務執行役員 最高技術責任者の加治佐俊一氏は「Kinectはナチュラルユーザーインタフェース(NUI)であるが、もう1つ、人間中心のコンピューティングとして、人間の動きという膨大なデータを処理するシステム。2012年はKinect for Windowsにとって重要な年で、さまざまなソリューションで採用されるようになってきた」としている。また、SDKも進化を続けており、10月8日の週には、Windos 8のサポートなどを施した新バージョンの提供が予定されており、「ソフトウェアのアップデートで使い方が広がっていく」ということを強調した。


Microsoftが標榜する3つのテクノロジービジョン

OAKもSDKが2012年5月にバージョン1.5にアップデートされて開発が進んだソリューションで、脳性まひや脊髄性筋萎縮症などにより重度の障害を持つ人の口の開閉や手の動きといった任意の動きをKinect for Windowsのセンサで検出し、意思表示や能動的に活動したりすることを目的としたもの。

こうしたアクセシビリティに向けた活動についてMicrosoftでは1988年から、日本でも1998年から進めており、2007年より障害のある学生のための大学・社会体験プログラム「DO-IT Japan」を開始。2012年2月には「DO-IT RaRa:学習における合理的配慮研究アライアンス」を発足、障害児のPCを使った試験を支援するソフトウェア「Lime」の開発、無償提供も開始した。今回のOAKもその延長線上にあるもので、Kinectに注目した理由を研究開発を担う東大 先端科学技術研究センター 人間支援工学分野の中邑賢龍 教授は「従来も舌でスイッチを押すといったことは行われてきたし、専用カメラを用いて動きを検知し、それをトリガーにするといったシステムはあった。しかし、障害の度合いが高まれば高まるほど、大型で高価な機械が必要だっが。Kinectだと、そうした機材に比べ2~3桁安くでき、かつ自分のPCにつないで使えるというメリットがある」と説明する。


重度障害を持つ人たちを支援する技術はこれまでにもあったが、高価であったり、大型であったりといった課題があった。しかし、近年、世界的なトレンドとして、既存の民生技術を活用しようという動きが出てきたという

なお、10月5日から、東大先端研がキッザニアにてサイエンスフェアを開催するが、そこで全国から16名の重度重複障害のある子どもと家族を招待して、実際にOAKを利用したパソコン操作のアクティビティの体験会を実施する予定。「これまではキッザニアなどの施設に重度障害のある子供が来ても見るだけというのがほとんどであったが、本当に見るだけしかできないのか、という疑問があった。OAKを使えば、実際にそうした体験を彼/彼女らも感じることができる」とのことで、今後は全国で体験会を開催していくほか、OAKをパッケージ製品として提供していくことも考えているとする。


キッザニア東京での体験プログラムを皮切りに全国で体験イベントを開催していく予定のほか、OAKを製品としても販売していく計画だという

こうした体験会の具体的なスケジュールはまだ決まっていないが、少なくともすでに香川県の支援学校と話し合いを進めており、11月には四国で開催したいとしている。また、製品としての販売については、東大も日本マイクロソフトも販売はしないため、パートナー企業と組んで販売を行っていくこととなる。具体的な販売開始時期的には未定だが、機能的にはほぼ完成しているが、実際の利用者の立場を考えた場合、ユーザーインタフェースをもう少し見やすくするなどの改良が必要であったり、対応する部位の追加などが必要としており、それらの改良を行い、遅くとも年度内には、販売にこぎつけたいとしている。

マイナビニュース-[2012/10/03]

精神障害者施設:虐待通報 千葉県が立ち入り調査

2012年10月04日 01時37分27秒 | 障害者の自立
 千葉県南房総市の精神障害者施設の女性入所者(50)が施設を運営する社会福祉法人の山下洋子理事長(70)から虐待を受けたとして施設元職員が障害者虐待防止法に基づき市に通報した問題で、千葉県は3日午前、施設の立ち入り調査に入った。

 立ち入り調査されたのは社会福祉法人「愛と光の会」(東京都荒川区)が運営する「ふるさとホーム白浜」。市から連絡を受けた県障害福祉課の担当者が山下理事長らから事情を聴いている。

 一方、女性入所者から傷害容疑で被害届が出されている同県警館山署も2日、同市内の病院に入院中の女性入所者から初めて事情を聴いた。

 元職員の通報によると、9月上旬ごろ、女性入所者は理事長の暴力で両腕や足に全治約10日間のけがをした。山下理事長は9月中旬の取材に「ありもしないことを入所者が話し多くの人が振り回されている。けがもあざのようなものと聞いている」と説明。元職員は「行政には法施行前から虐待に関する情報が入っていたはずで、真剣に調べてほしい」と話している。

 愛と光の会は「詳細が分からずコメントできない」としている。

毎日新聞 2012年10月03日 11時31分(最終更新 10月03日 12時10分)

障害者雇用:促進費で算定ミス 2億4300万円過払い

2012年10月04日 01時32分19秒 | 障害者の自立
 障害者の法定雇用率を基に納付金の徴収額や報奨金の支給額などを決める障害者雇用納付金制度を巡り、「高齢・障害・求職者雇用支援機構」(千葉市)で過払いや徴収不足などの算定ミスが相次いでいることが3日、会計検査院の調査で分かった。10年度に全国で対象となった企業や非営利法人など1万4457社と11年度の2万3195社から抽出した368事業者を調べただけでも、10〜11年度に約2億6000万円のミスが発覚した。

 この制度は障害者雇用促進法に基づき身体、知的障害者の就労を促すもの。従業員201人以上の事業者が法定雇用率に達しない場合は納付金の支払い義務が生じ、率を上回れば機構から調整金や報奨金が支給される。

 会計検査院は機構と各都道府県に設置される下部組織「地域障害者職業センター」が管轄する全国の事業者のうち368事業者を抽出検査。約3分の1にあたる125事業者で算定ミスが判明した。内訳は過払いが2億4300万円、徴収不足が約1700万円。

 会計検査院は、ミスの発生は事業者への説明不足に加え、事業者の申請書類と障害者の勤務実態の整合性の確認を義務づけるマニュアルが機構にないことが原因と判断。来年4月に法定雇用率や算定基準が変わることも踏まえ、機構に改善を求めた。機構の納付金部管理課は「厳正に対応したい」としている.

毎日新聞 2012年10月03日 22時31分(最終更新 10月03日 22時37分)