ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

車いすバスケ体験 三瀬小、中で「人権のつどい」

2012年10月08日 02時11分48秒 | 障害者の自立
 佐賀市三瀬村の三瀬小中共用体育館で「人権のつどい」(三瀬村社会人権・同和教育推進協議会主催)があり、地元の子どもたちが車いすバスケットボールの体験などを通して、人権について学んだ。

 三瀬小、中の児童や生徒約130人と地元住民約50人が参加。今回で4回目となるつどいは9月14日にあり、交通事故で右足を失った病院職員の川崎寿洋さん(50)=唐津市=と川崎さんが所属する車いすバスケットボールチーム「長崎サンライズ」の選手を招いた。

 参加者たちは車いすに乗りバスケットを体験。スピードあふれる選手のプレーも身近に触れた。その後の講演では、川崎さんが「人は視力を上げるためメガネを使う。僕は歩けるようにするため義足を使っている。健常者と障害者10+ 件の違いってないと思う」と話し、「世の中にはいろんな人がいる。人と比べるのではなく、自分を見つめれば人のことも分かってくる」と訴えた。

 中学3年の芦原大希さん(14)は「車いすバスケは大変難しいスポーツだとびっくりした」。小副川綾さん(11)は「川崎さんの命があっただけでもよかったという言葉が印象に残った」と話した。

=2012/10/08付 西日本新聞朝刊=

電動車いすサッカー 鹿児島と交流試合

2012年10月08日 02時04分10秒 | 障害者の自立
 電動車いすサッカーの普及と競技力向上を目指し、佐賀県と鹿児島県のチームが交流を続けている。全国の協会加盟36チームのうち、九州は2チームだけ。練習試合をするにも遠距離移動を伴うなど、数的な不利が競技に影響するため、工夫を重ねている。7日は鹿児島チームが佐賀市に“遠征”。日本代表選手の一人、塩入新也選手(霧島市)も参加し、約15人で練習と試合に汗を流した。

 電動車いすサッカーは、重度身体障害者向けのスポーツで、1チーム4人でプレーする。手や足、あごで方向を変えるレバーを操作し、幅6メートルのゴールに直径32センチのサッカーボールを運ぶ。県内では「SAGAサムライFC」が2007年から活動している。

 交流試合は「同じレベルで試合をすることで、互いの実力を高めよう」と2カ月に1回、佐賀と鹿児島を互いに行き来して実施。この日は、鹿児島の「ナンチェスターユナイテッド」のメンバー7人が県総合福祉センターの体育館に合流し、交流試合に加え、瞬発力を磨く練習を繰り返した。

 練習には、北九州市の前浜蓮星君(8)の姿もあった。塩入選手をはじめ、成人選手と一緒に初めて練習した前浜君は「みんなスピードがあって、すごいと思った。僕も日本代表選手になりたい」とはにかみながら話した。

 11月23日から佐賀市で開かれる「全国障害者芸術・文化祭さが大会」では、「SAGAサムライFC」が電動車いすへの試乗会やシュート体験などイベントを実施する。


電動車いすサッカーの練習や試合で交流する佐賀と鹿児島の選手=佐賀市の県総合福祉センター

佐賀新聞-2012年10月07日更新

福岡 ゴールボールの体験会

2012年10月08日 01時59分58秒 | 障害者の自立
ロンドンパラリンピックで日本の女子チームが金メダルを獲得したゴールボールの体験会が福岡市で開かれ、視覚障害者などが競技を体験しました。

体験会は、ゴールボールの面白さを多くの人に知ってもらおうと開かれました。ロンドンパラリンピックで、主力として活躍した小宮正江選手と浦田理恵選手、それに安達阿記子選手のいずれも福岡市内で働いている3人が指導者役で参加し、まず、大会で金メダルを獲得したことを報告しました。
このあと、選手たちは訪れた人と一緒にプレーをし、ミニゲームの際には、「もっと姿勢を低く」と構え方や守備の位置などをアドバイスしていました。夫婦で参加した40代の女性は「目隠しをするとどこに立っているか分からず、難しかったけれど、ゴールが入るととてもうれしかったです。今後も機会があればやってみたいです」と話していました。
小宮選手は「ゴールボールの面白さは、実際にコートに入ってみないと分からないと思うので、多くの人に体験してもらい、技術だけでなく、チームワークの大切さなども感じてもらえたらいいです」と話していました。



NHK-10月7日 19時16分

駒沢公園で「スポーツ博覧会東京」始まる 

2012年10月08日 01時54分17秒 | 障害者の自立
 来年のスポーツ祭東京2013(第68回国体、第13回全国障害者スポーツ大会)の開催1年前イベント「スポーツ博覧会東京2012」が7日、東京・駒沢オリンピック公園で始まった。8日まで。

 初日は、体力測定コーナーなどのイベントや、小学生8人制サッカー大会、五輪平泳ぎ金メダリストの岩崎恭子さんと元五輪女子バレーボール代表、大山加奈さんのトークショーなどが行われた。また、タレントの間寛平さんが東京五輪・パラリンピック招致を願って一般参加者らと4キロをジョギングした。

 8日は元プロレスラー、高田延彦さんが主宰する「高田道場」オリジナルで、レスリングの要素を取り入れた子供向け体育教室「ダイヤモンドキッズカレッジ」や元五輪サッカー代表、釜本邦茂さんのサッカー教室などが予定されている。一部当日参加も可。


一般参加者らとジョギングする間寛平さん=駒沢オリンピック公園

MSN産経ニュース-2012.10.7 21:59

西宮市、復興住宅延長せず 住人ら7日連絡会結成

2012年10月08日 01時46分28秒 | 障害者の自立
 西宮市は、阪神大震災で自宅を失った被災者向けにUR(都市再生機構)から借り上げた復興住宅について、20年で満了する契約期間を延長しない方針を決めた。市内では400世帯654人(3月31日現在)が3年後から順次、満了を迎えるが、住人たちは「多くが高齢者や障害者。今さら転居は困難だ」と訴え、「西宮UR借り上げ市営住宅連絡会」(仮称)を7日に発足。署名活動などを通じて、契約の延長か市による住宅の買い上げを求める。

 「このままURの借り上げを続けるには、費用がかかりすぎる」。同市津門大箇町の復興住宅「ルネシティ西宮津門2号棟」で4月に開かれた住民説明会で、市の担当者は集まった50世帯を前に切り出した。

 110世帯が入居できる同2号棟が建設されたのは、震災3年を目前にした1997年12月。2017年11月には契約期限を迎え、現在入居している全87世帯が転居を迫られる。2号棟自治会長の松田康雄さん(65)は「復興住宅を終(つい)の住み家と考えていた人も多い。15年かけて築いたコミュニティーを壊し、一からやり直せと言うのか」と憤る。

 市の試算では、復興住宅を20年間借り上げるには計101億円が必要で、被災者の払う家賃や国の補助金を除いた市の負担は6割。市住宅建替推進課は「財政難の中、負担が大きすぎる」とする。

 市は市営住宅をあっせんし、転居当初は現在の家賃水準に抑え6年かけて引き上げるとしているが、立地条件が折り合わなかったり、高齢者には住みづらいエレベーターのない物件だったりで、進んでいない。市が全世帯の8割328世帯から回答を得たアンケートによると、「住み替え困難」とする住人は26・8%に上った。

 住民たちが7日に結成する同連絡会は今後、市議会への請願や、同様に期限内の退去を迫られている神戸市の復興住宅住人らと連携した活動を模索する。

 学者らでつくる「県震災復興研究センター」(神戸市中央区)の出口俊一事務局長(64)は「借り上げ制度は自治体が緊急避難的に行った施策で、自前の復興住宅を建設していたらはるかに多額の支出が必要だったはず。今になって経費を理由に住人を退去させるのは、道義上も制度上も問題がある」と話している。


「高齢者の転居は難しい」と話すルネシティ西宮津門2号棟自治会長の松田さん(西宮市津門大箇町で)

(2012年10月7日 読売新聞)