佐賀市三瀬村の三瀬小中共用体育館で「人権のつどい」(三瀬村社会人権・同和教育推進協議会主催)があり、地元の子どもたちが車いすバスケットボールの体験などを通して、人権について学んだ。
三瀬小、中の児童や生徒約130人と地元住民約50人が参加。今回で4回目となるつどいは9月14日にあり、交通事故で右足を失った病院職員の川崎寿洋さん(50)=唐津市=と川崎さんが所属する車いすバスケットボールチーム「長崎サンライズ」の選手を招いた。
参加者たちは車いすに乗りバスケットを体験。スピードあふれる選手のプレーも身近に触れた。その後の講演では、川崎さんが「人は視力を上げるためメガネを使う。僕は歩けるようにするため義足を使っている。健常者と障害者10+ 件の違いってないと思う」と話し、「世の中にはいろんな人がいる。人と比べるのではなく、自分を見つめれば人のことも分かってくる」と訴えた。
中学3年の芦原大希さん(14)は「車いすバスケは大変難しいスポーツだとびっくりした」。小副川綾さん(11)は「川崎さんの命があっただけでもよかったという言葉が印象に残った」と話した。
=2012/10/08付 西日本新聞朝刊=
三瀬小、中の児童や生徒約130人と地元住民約50人が参加。今回で4回目となるつどいは9月14日にあり、交通事故で右足を失った病院職員の川崎寿洋さん(50)=唐津市=と川崎さんが所属する車いすバスケットボールチーム「長崎サンライズ」の選手を招いた。
参加者たちは車いすに乗りバスケットを体験。スピードあふれる選手のプレーも身近に触れた。その後の講演では、川崎さんが「人は視力を上げるためメガネを使う。僕は歩けるようにするため義足を使っている。健常者と障害者10+ 件の違いってないと思う」と話し、「世の中にはいろんな人がいる。人と比べるのではなく、自分を見つめれば人のことも分かってくる」と訴えた。
中学3年の芦原大希さん(14)は「車いすバスケは大変難しいスポーツだとびっくりした」。小副川綾さん(11)は「川崎さんの命があっただけでもよかったという言葉が印象に残った」と話した。
=2012/10/08付 西日本新聞朝刊=