ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者と触れ合う旅 同行ボランティア募集

2012年10月20日 13時40分18秒 | 障害者の自立
 障害のある人と触れ合うバスの旅「ひまわり号」が28日、別府、大分両市から航空自衛隊築城基地(福岡県)に向けて出発する。実行委員会(藤田生穂代表)は、同行するボランティアを募っている。
 JR大分駅、JR別府駅をそれぞれ午前8時に出発し、約80人が基地の見学や航空ショーを日帰りで楽しむ。ボランティアは未経験者や小中学生も積極的に受け入れている。介助方法などの学習会が20日(午後7時)と21日(同1時)に障害者施設「ワークスペース樫の木」(大分市牧)であり、いずれかに参加する。
 ひまわり号のイベントは、障害のある人も気兼ねなく外出できる社会の実現を目指し1985年にスタートした。ボランティアや福祉関係者らでつくる実行委員会が年2回、日帰りと一泊の旅行を計画している。
 参加費は中学生以上3500円、小学生3千円、小学生未満は無料。申し込み、問い合わせは事務局(TEL090-1924-3541)へ。

大分合同新聞-[2012年10月19日 14:42]

iPadで発達障害支援

2012年10月20日 13時37分08秒 | 障害者の自立
◇27日、さいたまで講演や体験

 「日本発達障害ネットワーク埼玉」は27日、県障害者交流センター(さいたま市浦和区)で講演会「テクノロジーの発展が変える 発達障害のある人たちの生活と教育」を開く。

 東大先端研の近藤武夫講師が、障害のある子へのIT支援の実情や方法を話す。iPadの基本機能を使った支援の体験も。保護者や支援者が対象で定員80人。千円。問い合わせは同ネット事務局(090・6144・2793 平日午前10時~午後6時)。

朝日新聞-2012年10月20日

「ブライダルベア」注文販売開始 伊那の障害者施設で

2012年10月20日 13時33分21秒 | 障害者の自立
 伊那市山寺の障害者社会就労支援センター「ゆめわーく」は、利用者の作った熊の縫いぐるみにウエディングドレスやえんび服を着せた「ブライダルベア」の注文販売を始めた。付加価値を高め、バザーなどで並べて宣伝し、利用者の工賃収入の増加につなげたい考えだ。

 ゆめわーくでは2年ほど前から、手作りの織物を使って熊の縫いぐるみを製作。ブライダルベアは、利用者を指導する三沢博子さん(59)が、インテリアや結婚式の贈り物などにもなるようにと発案した。熊の縫いぐるみを買った人が服を着せて持ってきてくれたのがきっかけという。

 縫いぐるみは、伊那市役所などでのバザーで販売。昨年からは駒ケ根市福岡の「養命酒健康の森記念館」でも常時販売している。価格は2500~2800円。ブライダルベアはペアで1万円。三沢さんは「いろいろな所にお婿やお嫁に行ってくれればいい」と話している。

 問い合わせは、ゆめわーく(電話0265・73・2489)へ。


ゆめわーくが注文販売を始めたブライダルベア

(2012年10月19日)(提供:信濃毎日新聞)

被災地の障害者支援は、講演会通じ現状学ぶ/葉山

2012年10月20日 01時16分47秒 | 障害者の自立
 「被災地における障害者と障害者総合支援法について」と題した講演会が19日、葉山町福祉文化会館で開かれ、約80人が障害者支援の今や、障害者自立支援法改正の内容などについて耳を傾けた。

 知的障害者を支援する「葉山町手をつなぐ育成会」(会員数63人)が主催し、宮城県で石巻・女川障がい者サポートセンター「くるみ」の所長を務める菊本圭一さんを講師に招いた。

 東日本大震災発生直後の大規模避難所に入った経験から「まずは医療ニーズが先行していた」と振り返りつつ、1カ月後の仙台市では「経口栄養食品が替わったら飲めなくなったなど相談が多く寄せられた。何より生活相談支援員自身も被災しており、その心のケアに時間を要するなど福祉・生活ニーズへの移行を実感した」と菊本さん。

 現在は石巻市と女川町で1300軒の全戸訪問を予定しているが「現実はまだまだ。ヘルパー派遣やショートステイの利用などを促すことで孤立防止を目指している」と報告した。

 障害者自立支援法から来春、衣替えする障害者総合支援法については、主に(1)身体、知的、精神、発達の4障害に難病が加わる(2)障害程度区分が障害支援区分に変更される(3)重度訪問介護の対象に知的、発達、精神障害も加わる(4)グループホームとケアホームがグループホームに一元化される-などと説明。その上で「地域の自立支援協議会が機能していない例が多い。これは相談支援が機能していないことを意味し、障害者が見えない、つまり地域の課題が可視化・評価できないことにつながる」と指摘。加えて、総合支援法への移行は「障害者支援を標準化するための一里塚」と結論づけた。


被災地の障害者支援などについて報告する菊本さん=葉山町福祉文化会館

カナロコ(神奈川新聞)2012年10月19日

発達障害者に就業体験

2012年10月20日 01時14分25秒 | 障害者の自立
 高校段階の発達障害者を対象とした全国初の特別支援学校が、徳島県小松島市に開校し、1期生27人が社会的自立を目指して就業体験に励んでいる。

 同校は県立みなと高等学園。病弱または知的障害を伴う発達障害者を受け入れる。高校は入試によって一定の学力以上の生徒が進むことを想定しており、発達障害者への個別支援は手薄になりやすい。このため、発達障害の子を持つ親が、就労に向けた専門的な支援を要望したのを受けて、県が今春開校した。

 周囲とコミュニケーションを取るのが苦手な生徒が多いため、1学級を最大8人に抑制。生徒ごとに「教育支援計画」を作り、指導にあたる。力を入れているのが、職場で協調しながら働けるようになるための就業体験。5月から、生徒が交代で飲食物を売る実習に取り組んでいる。

 「いらっしゃいませ」「レジへどうぞ。おはしは要りますか」。9月下旬の昼休み、エプロン姿の生徒たちが、弁当や飲み物を買いに来た教師や生徒に笑顔で応対した。商品陳列や収支計算も行うため、西條翔吾君(16)は「実践的で勉強になる」と話す。

 冨樫敏彦校長(57)は「生徒は徐々にあいさつできるようになってきた」と喜ぶ。来月、近くの介護施設などで、初の校外実習に挑む予定だ。同校と共同研究する橋本和明・花園大学教授(臨床心理学)は「現場の教師と一緒に指導法などの体系化を図り、全国に発信したい」と意気込む。

 文部科学省は「みなと高等学園によって、支援の仕方がまた一つ広がった。各自治体でも工夫して進めてほしい」と話している。(徳島支局 田中渥子)

(2012年10月19日 読売新聞)