室蘭市海陽小学校(伊藤敏伸校長)で室蘭視力障害者ガイドヘルパーの会(小林與志美会長)のメンバーを招いた授業が23日行われ、4年生が視力障害者の身になって考える優しい心を学んだ。
4年生96人は総合的な学習の時間で「やさしさの種をまこう」と題したテーマで、障害者への理解を深める学習に取り組んでおり、3グループに分かれて手話や点字、視力障害者のガイドヘルパー(手引き)を学んでいる。
この日は小林会長ら5人が来校。児童たちは最初にアイマスクをして目が見えない状態を体験すると「暗い」「音で判断するしかない」などと感想を話した。同会のメンバーは「『五感』のうち、生活の中で一番使うのが視覚。朝から晩までアイマスクをした状態の人たちのことを考えてください」と語り掛け、ガイドのポイントとして「声掛け」と「ものに触れる」の2点を挙げた。
アイマスクをした状態で、いすに座ったり、階段を上り下りすることも体験。児童たちは「着きましたよ」「あと5段で終わります」と声を掛けながらガイドに取り組み、目の不自由な人にとって安心感を与える方法を学んでいた。
室蘭民報-【2012年10月24日(水)夕刊】
4年生96人は総合的な学習の時間で「やさしさの種をまこう」と題したテーマで、障害者への理解を深める学習に取り組んでおり、3グループに分かれて手話や点字、視力障害者のガイドヘルパー(手引き)を学んでいる。
この日は小林会長ら5人が来校。児童たちは最初にアイマスクをして目が見えない状態を体験すると「暗い」「音で判断するしかない」などと感想を話した。同会のメンバーは「『五感』のうち、生活の中で一番使うのが視覚。朝から晩までアイマスクをした状態の人たちのことを考えてください」と語り掛け、ガイドのポイントとして「声掛け」と「ものに触れる」の2点を挙げた。
アイマスクをした状態で、いすに座ったり、階段を上り下りすることも体験。児童たちは「着きましたよ」「あと5段で終わります」と声を掛けながらガイドに取り組み、目の不自由な人にとって安心感を与える方法を学んでいた。
室蘭民報-【2012年10月24日(水)夕刊】