ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

風切り力走/国際車いすマラソン

2012年10月30日 01時21分32秒 | 障害者の自立
 大分市で28日に開かれた第32回大分国際車いすマラソン大会(県、日本障害者スポーツ協会日本パラリンピック委員会、日本身体障害者陸上競技連盟など主催)は、14カ国・地域の251選手が秋風を切り裂き、街中を走り抜けた。


 男子フルマラソンでは、マルセル・フグ選手(スイス)が2位に5分近い大差をつける快走で3連覇。2位に山本浩之選手(福岡県)、3位に洞ノ上浩太選手(同)が入賞した。


 女子フルマラソンでは土田和歌子選手(東京都)が優勝。2位にダイアン・ロイ選手(カナダ)、3位にアマンダ・マクグローリー選手(米)が入賞した。


 ハーフマラソンでは、男子は県出身の佐矢野利明選手、女子はローズマリー・リトル選手(オーストラリア)が優勝。県出身の坂元智香選手は4位だった。


号砲と共に県庁前をスタートした選手たち

朝日新聞-2012年10月29日

「がっせぇ」芸術見て/養父

2012年10月30日 01時15分55秒 | 障害者の自立
 但馬在住の知的障害者ら108人の芸術作品を集めた第3回「がっせぇアート」が27日、養父市八鹿町国木の但馬長寿の郷で始まった。色彩豊かな絵画を中心に、さをり織りや粘土細工など219点が会場に並んでいる。11月3日まで。

 知的障害者の娘がいる実行委員会代表の茨木やよいさん(56)が、5年前に訪れた滋賀県のボーダレス・アートミュージアムのすばらしさに感動。但馬でも開催したいと関係者に呼びかけ、一昨年に初めて「がっせぇアート」展を開いた。「がっせぇ」は但馬の言葉で「すごい」の意味だ。
 今回から個人1人ずつに光を当てて紹介する試みを始め、養父市の上野芳孝さんの作品8点を展示。小さなイラストを何十、何百と描き並べた作風を見てもらおうと、五つのイラストを作品の中から探し出す「なぞなぞ」の用紙を配布。感想を書いて受付に出すと、手作りクッキーをプレゼントする仕組みを採り入れた。
 また、プラスチック板に動物や花などの絵を描いたネックレスやキーホルダーなども販売。28日午後2時からは、障害者の作品づくりを支援するアートセンター画楽(高知市)の上田祐嗣代表が「障害者とアート活動」と題して講演する。
 茨木さんは「生活に密着した中から生み出される作品のすばらしさを、ぜひ見に来てほしい」と話した。(新井正之)


プラスチック板に動物などを描いたネックレス

朝日新聞-(10月28日(日)掲載)

:「退院後の生活基盤重要」 身障者のリハビリ、澤村氏が講演−−宝塚 /兵庫

2012年10月30日 01時12分02秒 | 障害者の自立
 日本身体障害者補助犬学会の学術大会が28日、宝塚市栄町2のソリオホールであった。県立総合リハビリテーションセンターの澤村誠志名誉院長が「インクルーシブ社会を目指して」と題して講演した。医療や福祉の専門家、補助犬の育成団体や使用者らが、飲食店や病院での受け入れ状況や、リハビリに介助犬を導入した事例など研究成果を発表した。

 澤村名誉院長は、身体障害者のリハビリについて「リハビリは病院や施設では完成せず、退院した後の人生を考えるべきだ。住宅を改装し、介助犬を含めた福祉用具を適切に使い、生活の基盤を作ることが重要」と指摘した。障害者の社会参加については「住宅と仕事がくっつかないと社会参加はできない。ハンディを持った人の雇用は厳しく、社会的企業が必要だ。障害者、シングルマザー、ニートの人たちが働ける所を作るべきだ」と訴えた。

 研究発表では、02年に成立・施行した「身体障害者補助犬法」について「使用者のアクセス権を国が初めて保障したものだが、国が関与しないと目的は達成されない」との解説もあった。

毎日新聞 2012年10月29日 〔阪神版〕