ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

電動車椅子入場制限 障害者団体が質問、意見 菓子博側、回答を保留 /広島

2013年05月04日 00時50分11秒 | 障害者の自立
 中区で開催中の「第26回全国菓子大博覧会・広島」が電動車椅子の入場を制限していた問題で、全国の地方議員らで構成する「障害者の政治参加をすすめるネットワーク」のメンバー4人が1日、中区の広島商工会議所にある実行委事務局を訪問。「見守りスタッフを最低1人付き添わせる」とする実行委の対応の撤回や、これまでの経緯の説明を求めたが、実行委は「すべての来場者の安全に配慮する必要がある」と従来通りの説明を繰り返し、話し合いは平行線に終わった。

 同ネットは要請文書を手渡した上で、「電動車椅子だけを(規制の)対象にした根拠は」「サポートが必要であればお願いする。事前に関係団体と協議はしたのか」などの質問や意見をぶつけたが、応対した実行委の荒川宣昭事務局長は、要請に対し「回答するかどうかも含めて検討する」とするにとどめた。

 同ネット事務局長の斎藤亮人(まこと)名古屋市議は「回答するかどうかも答えられないとは、一体何を守ろうとしているのか」と怒りをあらわにした。

毎日新聞 2013年05月02日 地方版

被災障害者「仕事したい」 避難先での再就職進まず

2013年05月04日 00時48分10秒 | 障害者の自立
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から2年余りが経過し、県内で農業や縫製などの仕事に就いていて被災した障害者が、避難生活で仕事に就く機会を持てず、生きがいを失うケースが目立っていることが1日、県内の21障害者団体でつくる「JDF被災地障がい者支援センターふくしま」などに寄せられている相談から分かった。同センターは個別に就労支援に取り組んでいるが、各地に住む被災障害者の対応に追われているのが実情だ。
 県からの委託を受けて被災障害者への相談支援などに当たっている同センターの宇田春美相談支援員は「県内には働ける力があるのに、働けない被災障害者がたくさんいる。そんな人たちが一歩踏み出せるきっかけをつくっていけたら」と話す。宇田支援員は県内各地で支援活動に取り組んでいるが、各地に点在する被災障害者を支援し切れていないのが現状という。このほか、避難先での障害児の活動場所や長期休暇中の対応、療育機関、生活介護施設などの不足も指摘されている。

(2013年5月2日 福島民友ニュース)


2施設指定取り消し 障害者就労給付金不正受給問題 仙台

2013年05月04日 00時43分44秒 | 障害者の自立
 仙台市の障害者就労支援施設運営会社「エコライフ」(菊地幸郎社長)による給付金不正受給疑惑で、市は2日、偽造した申請書類で施設を開設したとして、障害者総合支援法に基づき、市内2カ所の事業者指定を取り消した。追徴金や施設が受け取った訓練給付金など計約3億1800万円の返還も求める方針。市は宮城県警と協議し、関係者の刑事告訴を検討している。
 指定を取り消したのは宮城野区の「就労支援センターバンビの杜」と「バンビの杜蒲生」の2施設。
 市によると、エコライフは二つの施設を開設した2010年2月と9月、一定の実務経験が必要な「管理者」と「サービス管理者」について、経験がなかった菊地社長ら3人の経歴を偽造した申請書類を使って事業所指定を受けた。
 市がことし3月、立ち入り調査を行い、虚偽申請が発覚。東日本大震災で流失した送迎用車両に替わる車両購入への補助金を水増しして申請していたことも分かった。菊地社長は市の聞き取り調査に対し、書類偽造を認めている。
 指定取り消し処分となった2施設には約30人の利用者がおり、市は就労訓練を続けられるよう代替施設の仲介を進める。
 エコライフは、宮城県内4カ所と大阪市など県外6カ所の計10カ所で、就労支援施設を関連会社と運営。大阪市も2日、兼任できないサービス管理者を重複して申請したとして、事業所1施設の指定を取り消した。


河北新報-2013年05月03日金曜日

シュークリーム店:就職の夢も膨らむ、障害者の店 通勤実績、強みにして−−鞍手 /福岡

2013年05月04日 00時41分38秒 | 障害者の自立
 卵たっぷりの生地を焼いて膨らませた「ポップオーバー」のシュークリーム店「くおん」が5月下旬にも鞍手町中山にオープンする。向かいの「じょぶトレーニング筑豊」(菅野幾管理者)で就労訓練に励む精神障害者4人(30〜57歳)を中心に運営。店で就労経験を積み、一般就職への足がかりにするという。【梅山崇】

 「じょぶ」に通う精神障害者は10人。休みなく勤務するのが難しい人が多く、2年間訓練しても就職はなかなか難しいのが現状だ。障害者から「食べ物を作りたい」という声が上がったこともあり、将来の就労につながる店としてシュークリーム店の開店を決めた。これまで筑豊地区になかったポップオーバーのシュークリームは話題性にも富む。県の自立基盤整備事業の補助を受け、通常は300万円以上かかるオーブン、大型冷蔵庫なども20万円程度の設備投資で済んだ。

 オーブンなどが到着後の3月下旬から試行錯誤し、クロワッサンのようなフワフワ、さくさくの生地が完成。中はカスタードと生クリームのブレンドをたっぷり詰めた。鞍手産の卵をふんだんに使う。

 準備作業をするうち、これまでは休みがちだった人が毎日、職場に来られるようになり、開店を待たず一般就職したうれしい誤算も。菅野さんは「意欲がハードルをクリアした。ここできちんと通勤できる実績を重ねれば、就職活動の際にも大きな強みになる。『久遠』の名の前の通り、長く続く店に」と願う。

 シュークリームは1個120円前後を予定。営業時間は午前11時〜午後2時半。くおん0949・42・8311。

毎日新聞 2013年05月03日〔筑豊版〕

障害者の求人が急増 法定雇用率引き上げで

2013年05月04日 00時38分31秒 | 障害者の自立
 障害者向けの求人が急増している。企業に義務付けられている障害者の法定雇用率が4月から0・2ポイント引き上げられ、全従業員の2・0%となったことを受け、企業が他社より早く優秀な人材を確保しようと動いているためだ。特に精神障害者の求人が増えているのが特徴だ。

 人材サービスのインテリジェンス(東京)に寄せられた障害者向け求人数は、厚生労働省が昨年5月に法定雇用率の引き上げ方針を示した後に急増。昨年9月以降、前年同月比で1・5倍以上となり、今年3月は約1・8倍に増えた。

2013年5月3日 18時42分 (5時間56分前に更新)(共同通信)