中区で開催中の「第26回全国菓子大博覧会・広島」が電動車椅子の入場を制限していた問題で、全国の地方議員らで構成する「障害者の政治参加をすすめるネットワーク」のメンバー4人が1日、中区の広島商工会議所にある実行委事務局を訪問。「見守りスタッフを最低1人付き添わせる」とする実行委の対応の撤回や、これまでの経緯の説明を求めたが、実行委は「すべての来場者の安全に配慮する必要がある」と従来通りの説明を繰り返し、話し合いは平行線に終わった。
同ネットは要請文書を手渡した上で、「電動車椅子だけを(規制の)対象にした根拠は」「サポートが必要であればお願いする。事前に関係団体と協議はしたのか」などの質問や意見をぶつけたが、応対した実行委の荒川宣昭事務局長は、要請に対し「回答するかどうかも含めて検討する」とするにとどめた。
同ネット事務局長の斎藤亮人(まこと)名古屋市議は「回答するかどうかも答えられないとは、一体何を守ろうとしているのか」と怒りをあらわにした。
毎日新聞 2013年05月02日 地方版
同ネットは要請文書を手渡した上で、「電動車椅子だけを(規制の)対象にした根拠は」「サポートが必要であればお願いする。事前に関係団体と協議はしたのか」などの質問や意見をぶつけたが、応対した実行委の荒川宣昭事務局長は、要請に対し「回答するかどうかも含めて検討する」とするにとどめた。
同ネット事務局長の斎藤亮人(まこと)名古屋市議は「回答するかどうかも答えられないとは、一体何を守ろうとしているのか」と怒りをあらわにした。
毎日新聞 2013年05月02日 地方版