ゴエモンのつぶやき

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スポーツ祭東京2013開会式・閉会式 観覧者 募集開始! スポーツ祭東京2013実行委員会

2013年05月18日 01時17分58秒 | 障害者の自立

スポーツ祭東京2013実行委員会は、味の素スタジアム(東京都調布市西町376番地3)で行われる、第68回国民体育大会総合開会式・総合閉会式及び第13回全国障害者スポーツ大会開会式・閉会式の観覧者を下記のとおり募集いたします。
国民体育大会の総合開会式当日は、フィールド司会者として松岡修造さんを迎え、薄暮開催を活かしたオリンピック・パラリンピックへとつなげる火と光を使った演出や、Every Little Thingのコンサートと東日本大震災被災地3県のお祭りとのコラボレーションにより、会場を盛り上げます。
また、全国障害者スポーツ大会の閉会式には、EXILE TRIBEと被災地の中学生、東京都内の中学生による華やかで盛大なダンスステージを行い、17日間にわたる選手の健闘を称え、スポーツ祭東京2013を締めくくります。

■会場
味の素スタジアム(東京都調布市西町376番地3)

■日時
・第68回国民体育大会
 総合開会式 平成25年9月28日(土)15:30~
 総合閉会式 平成25年10月8日(火)13:30~
  ※詳細は別紙参照。
・第13回全国障害者スポーツ大会
 開会式 平成25年10月12日(土)9:00~
 閉会式 平成25年10月14日(月・祝)16:35~

■入場料(総合開会式のみ。その他は無料)
1,000円(中学生以上)
500円(小学生以下)

■募集人数
各20,000人(応募者多数の場合は抽選)

■募集期間
平成25年5月20日(月)から6月28日(金)まで(消印有効)

■申込方法
スポーツ祭東京2013ホームページ (http://www.sports-sai-tokyo2013.jp/) のスポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会)開・閉会式の観覧者募集申し込みフォームからお申込下さい。
郵送される場合は、上記のホームページから「スポーツ祭東京2013観覧者申込ガイド」をダウンロードしていただくか、都庁、区市町村等の窓口で配布している申込ガイド付属の専用申込用紙に必要事項をご記入のうえ、下記「郵送先」までお送り下さい。

郵送先 〒163-8001 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号
東京都スポーツ振興局 スポーツ祭東京推進部 企画課 宛



※参考資料
《スポーツ祭東京2013とは》
平成25年に東京都で実施する「第68回国民体育大会」と「第13回全国障害者スポーツ大会」を一つの祭典として開催するスポーツイベントです。「東京に 多摩に 島々に 羽ばたけアスリート」のスローガンの下、多摩、島しょを中心に都内全域で開催致します。東京都における国民体育大会(国体)の開催は、昭和34年の第14回大会以来、54年ぶり3回目、全国障害者スポーツ大会は初めての開催となります。

■第68回国民体育大会本大会
会期:平成25年9月28日(土)~10月8日(火)
【会期前開催競技】水泳競技・ボート競技会 平成25年9月11日(水)~15日(日)
         ビーチバレー競技会 平成25年9月13日(金)~15日(日)
実施競技:正式競技 37競技 公開競技 3競技 デモンストレーションとしてのスポーツ行事 57種目

■第13回全国障害者スポーツ大会
会期:平成25年10月12日(土)~10月14日(月・祝)
実施競技:正式競技 13競技 オープン競技17競技

《ゆりーと とは》
「ゆりーと」は、都民の鳥「ゆりかもめ」がモチーフです。「アスリート」や多くの人々が、東京都を舞台に、夢と目標に向かって羽ばたいていくようスポーツ祭東京2013を応援します。

《ゆりーと公式 Facebook&Twitter》
◆スポーツ祭東京2013 https://www.facebook.com/sports.sai.tokyo2013
◆ゆりーと|スポーツ祭東京2013(@yuriito_tokyo)https://twitter.com/yuriito_tokyo


スポーツ祭東京2013実行委員会は、スポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会)の公式 Facebookページならびに公式Twitterを開設しています。 公式サイト(http://www.sports-sai-tokyo2013.jp/)に加えて、Facebook、Twitterを通じてスポーツ祭東京2013に関する様々な情報を発信しているほか、スポーツ祭東京2013のマスコットキャラクターであるゆりーとが各種関連イベントの模様を紹介したり自らの活動を報告したりと、楽しい内容で展開しています。



スポーツ祭東京2013 第68回国民体育大会 総合開会式・総合閉会式
第13回全国障害者スポーツ大会 開会式・閉会式

第68回国民体育大会及び第13回全国障害者スポーツ大会の開催にあたり、下記日程で開会式及び閉会式を実施いたします。みなさまお誘い合わせの上、ぜひ御参加ください。


◇スポーツ祭東京2013 第68回国民体育大会 総合開会式
■ 日時:平成25年9月28日(土)
14:00 開場
15:30~オープニングプログラム
 ・都民公募団体によるアトラクション
 ・女流書道家金澤翔子さんによる巨大文字の揮毫
 ・振付家濱田“Peco”美和子さんと
 ダンスコンテスト入賞者によるゆりーとダンス 等
17:00~式典
18:10~式典演技
 ・近藤良平さんの演出・振付による『未来からきた手紙』
18:35~エンディングプログラム
 ・Every Little Thingによるコンサート
 ・東北のまつりとのコラボレーション
<フィールド司会者>
松岡修造さん、木佐彩子さん、Every Little Thingさん


◇スポーツ祭東京2013 第68回国民体育大会 総合閉会式
■ 日時:平成25年10月8日(火)
13:30~オープニングプログラム
 ・東京都民踊連盟によるゆりーと音頭等
14:00~式典
 ・天皇杯・皇后杯授与等


◇スポーツ祭東京2013 第13回全国障害者スポーツ大会 開会式
■ 日時:平成25年10月12日(土)
7:30 開場
9:00~オープニングプログラム
 ・都民公募団体によるアトラクション
 ・女流書道家金澤翔子さんによる巨大文字の揮毫
 ・振付家濱田“Peco”美和子さんと
  ダンスコンテスト入賞者によるゆりーとダンス 等
10:00~式典
10:51~式典演技
 ・近藤良平さんの演出・振付による『未来からきた手紙』
11:28~エンディングプログラム
 ・増田太郎さんと府中少年少女合唱団によるコンサート
<フィールド司会者>
松岡修造さん、木佐彩子さん、増田太郎さん


◇スポーツ祭東京2013 第13回全国障害者スポーツ大会 閉会式
■ 日時:平成25年10月14日(月・祝)
16:35~オープニングプログラム
17:00~式典
17:23~ファイナルステージ
 ・EXILETRIBEによるスペシャルパフォーマンス
  中学生Rising Sun Project 夢の課外授業SPECIAL
  福島県の中学生と東京都の中学生、スペシャルゲストによる東日本大震災復興支援ソング『Rising Sun』EXILEのダンスパフォーマンス
<中学生Rising Sun Project夢の課外授業のメンバー>
USA、TETSUYA、NAOKI
課題曲「Rising Sun」EXILE



《国民体育大会総合開会式・障害者スポーツ大会開会式の主な出演者の紹介》
◆松岡修造
《フィールド司会者》
1995年のウィンブルドンで日本人男子として62年ぶりとなるベスト8進出を果たすなど、日本を代表するトップテニスプレーヤーとして活躍。現在は世界を目指すトップジュニアの指導など、後進の育成に情熱を注いでいる。また「報道ステーション」「くいしん坊!万才」などメディアでも幅広く活躍中。

◆木佐彩子
《フィールド司会者》
アメリカ・LAにて小学生・中学生時代を過ごす。1994年、フジテレビに入社、「プロ野球ニュース」「FNNスーパーニュース」「めざましテレビ」等多数の番組を担当。2001年、出産を期にフジテレビを退社。2006年に本格的にフリーアナウンサーとして復帰。現在のレギュラー番組:BS朝日「いま世界は」、BSジャパン「家族の健康」、政府インターネットテレビ「徳光・木佐の知りたいニッポン」、NHKワールド「SportsJapan」(海外のみ)

◆金澤翔子
《オープニングプログラムで巨大文字の揮毫をする》
5歳のときより書道を始め、2005年に銀座書廊において初の個展「翔子 書の世界」を開催。2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当。現在、最も注目を集める若手書家の一人。

◆近藤良平
《式典演技の演出・振付を担当 オープニングプログラムで振付練習を行う》
学ラン姿で踊る男性のみのダンス集団・コンドルズ主宰。NHK「てっぱん」オープニングダンスを振付、「紅白歌合戦」にも出場。NHK「サラリーマンNEO」「からだであそぼ」振付出演。その他あまたの映画、演劇、CMの振付家として活躍。

◆濱田“Peco”美和子
《オープニングプログラムでゆりーとダンスをコンテスト受賞者と共に披露》
自らのライブを中心に活動しつつ、舞台演出、振付け、コーラスとして浜崎あゆみを始め、多数のアーティストのステ-ジに参加。ソングライターとして、楽曲提供も行っている。「崖の上のポニョ」や「マル・マル・モリ・モリ」 の振付、「ゆりーとダンス ニッコリ・ファイト!」の作詞、作曲、振付を担当。

◆森山開次
《式典演技でメインパフォーマーを務める》
ニューヨークタイムズに「驚異のダンサー」と評され、世界的に活躍するコンテンポラリーダンサー。2007年ヴェネチアビエンナーレ・ダンス部門に招聘されるなど、国内海外でソロ作品を発表のほか、演劇・映画・テレビ・写真作品への参加など幅広いジャンルでの身体表現に積極的に挑戦している。第63回(平成25年)「芸術選奨」舞踊部門文部科学大臣新人賞、第30回(平成25年)「江口隆哉賞」を受賞。(写真:石塚定人)

◆増田太郎
《障スポ大会開会式エンディングプログラムのアーティストとしてミニコンサート等を行う》
5歳よりヴァイオリンを始め、20歳で視力を失うが≪ヴァイオリンを弾きながら歌う≫という独自のスタイルで音楽活動を展開。その生命力あふれる演奏がTV、新聞各紙に取り上げられる。2009年、NYセントラルパークで開催された≪JAPANDAY≫にて演奏。2011年にはNYハーレムのゴスペルクワイヤーのステージに、フィーチャリングアーティストとして招かれる。久石譲指揮、小林研一郎指揮のオーケストラメンバーとして、TOKIO、辻井伸行との共演やゲーム音楽やタップダンスとのコラボレーションなど、ジャンルを超えた多数のプロジェクトに参加。

◆Every Little Thing
《国民体育大会総合開会式エンディングプログラムのアーティストとしてミニコンサートを行う》
サウンドプロデュースを担当する五十嵐充を中心に持田香織、伊藤一朗らで結成されたポップユニット。1996年にシングル「Feel My Heart」でCDデビューを果たし、3rdシングル「Dear My Friend」でブレイク。2ndアルバム「Time to Destination」は400万枚を超える大ヒット作品となる。Every Little Thingの活動はまもなく17年を迎える。

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スポーツ祭東京2013実行委員会- 2013年5月17日 17時34分

障害者らのネット閲覧支援…高松のソフト会社

2013年05月18日 01時16分29秒 | 障害者の自立
 高松市のソフトウエア開発「フェロー」は、インターネットサイトの文字の大きさや色を閲覧者が自在に変えられる自社ソフト「UD大文字ん。」に、高齢者らの文字入力を支援する機能を追加した。視覚・色覚障害者の閲覧を助けようと開発・改良を進めてきた古市努会長(56)は「障害の有無や年齢に関係なく使いやすいユニバーサルデザイン(UD)を、ネットの世界で一歩進められた」と話している。

 このソフトは、サイトの開設者側がサーバーなどに用意。閲覧者は、機能をまとめたパレットを画面上に呼び出し、文字を大きくしたり、文章の行間を広げたりできる。

 文字と背景の色を白と青、青と黄などの組み合わせに変える機能もある。特定の色を識別しにくい色覚障害が、自分の見やすい配色を選ぶことが可能だ。

 ボランティアで障害者支援を続けてきた古市会長が「サイトが見づらい」との声に応えて2004年に開発。これまでに高松市など約100の自治体や公共施設に導入されてきた。

 追加した新機能は、画面上のひらがなをクリックし、文字入力する「ソフトキーボード」。銀行のATM(現金自動預け払い機)の画面のように、かなが50音順に並ぶ。通常のキーボードに対し「ローマ字入力が面倒」「ひらがなを探しにくい」といった不満を抱く高齢者のために、県から100万円の助成を受けて開発した。

 古市会長は「今回の改良を契機に、サイトのUD化が遅れている一般企業への売り込みも進めたい」としている。

(2013年5月16日 読売新聞)

障害者の復興支えたい

2013年05月18日 01時12分42秒 | 障害者の自立
 和歌山陶芸クラブ(和歌山市)は26日、和歌山市の和歌山城西の丸広場で、恒例の「やきもの広場 陶器市」と同時に、今年で3回目となる東日本大震災のチャリティーバザーを開催し、売り上げ金全額を、岩手県大船渡市で障害者作業所を運営していた「かたつむり親の会」に寄付する。きっかけは3年前、同クラブのメンバーで、約20年前に自閉症の息子・慎太郎さん(当時20歳)を病気で亡くした和歌山市の吉田敏雄さん(66)のボランティア活動だった。吉田さんは、かつて慎太郎さんと一緒に習い始めた陶芸品の製作に励みながら、息長く支援に取り組む決意だ。

(落合宏美)

 2011年3月の東日本大震災発生時、吉田さんは、慎太郎さんの姿が被災地の子たちと重なり、「障害のある子たちはきっと大変に違いない」と現地に向かうことを決意。自家用車内に簡易ベッドを作り、工具を積み込むなどして、約3か月後に出発。福島県や宮城県の被災地で泥だし作業などをしながら障害者の被災情報を集める中で、同7月末に岩手県陸前高田市で「かたつむり親の会」と出会った。

 親の会は、知的障害のある子をもつ20家族で結成され、約10年前に作業所「かたつむり」を同県大船渡市に設立。ペットボトルや古紙などの回収に取り組むなど、地域に貢献してきた。しかし、震災で作業所は地区ごと流され、メンバーは被災してばらばらに。吉田さんがたどり着いた時、親の会は同県陸前高田市の高齢者福祉団体と協力して「障がい支援事業所 すずらんとかたつむり」の開設を目指していた。

 準備を手伝いながら、障害をもつ子たちが初めての環境にとまどって大声を出して避難所にいられなくなり、車での生活を余儀なくされたり、親たちは世話で手が離せず、復旧作業も配給の受け取りも困難な状況に陥ったりしていたことを知った。吉田さんは和歌山に帰ってから、陶芸クラブの仲間と相談し、チャリティーバザーで継続的に親の会を支援することを決めた。

 親の会は現在、「かたつむり」の再開を目指して準備に励む。被災しながら、現地で中心になって活動する吉田富美子さん(47)は、「遠方から駆けつけてくれた吉田さんの気持ちが背中を押してくれた。家も作業所も失い、居場所もない絶望の中で、もう一度動き出せました」と感謝する。

 吉田さんは今でも、慎太郎さんの死をつらく思い出したり、同世代の子どもを見ると悲しくて涙があふれそうになったりする。それでも、「微力ながら支援は10年続ける」と決意し、被災地の障害をもつ子たちへの思いを込めながら製作に取り組む。

 チャリティーバザーは午後3時開始で、陶器の食器や花瓶など約1500点を出品予定。問い合わせは同クラブの小出恵子代表(090・1912・5137)。


バザーに向けて、出品準備に励む吉田さん(和歌山市で)

(2013年5月17日 読売新聞)

障害者に働く場を提供/新法施行で三豊総合病院

2013年05月18日 01時06分12秒 | 障害者の自立
 障害者に働く場を―。障害者優先調達推進法の施行に合わせ、香川県観音寺市豊浜町の三豊総合病院は、市内の障害者20+ 件就労施設に花壇や庭園の管理を委託した。
NPO法人香川県社会就労センター協議会(香川県三木町)を通じた共同受注で、市内の4施設が水やりなどの業務を請け負い、毎日交代で花の世話に汗を流している。香川県などによると、同法による取り組みとしては香川県内第1号という。

 同法は障害者らの経済的な自立を進めるため、4月から施行された。障害者が集う就労施設や作業所に対し、国や地方公共団体、独立行政法人などは役務や物品購入といった「仕事」を積極的に発注することが求められている。

 小規模施設が水やりなど毎日の作業を必要とする仕事を請け負うのは負担が大きいため、今回は同協議会が開設する共同受注窓口を通じての委託となった。市内の地域支援センターまるやま、地域活動支援センターやまもも、スマイルハウスぷちふらわぁ、NPO法人あゆみの4施設が日替わりで月曜から金曜までの毎日1時間、花壇の水やりや除草などを行っている。

 4月から毎週花の世話に通うぷちふらわぁの堀口育実さん(31)は「これまでケーキ作りなどをしてきたが、外に出る作業は気持ちがいい。患者さんにも喜んでもらえれば」と中庭を見下ろすウッドデッキのベランダで作業に励む。

 同施設の支援員、曽我部厚さん(58)も「障害者に働く場を提供してもらえてありがたい。できる作業は限られるが、報酬までいただき、働く喜びが実感できているようだ」と話す。

 同病院は9月の全面オープンに向け、改築工事を進めており、順次、玄関や中庭など作業場所を増やしていく予定。病院を運営する三豊総合病院企業団の広畑衛企業長は「障害者の社会参加のために、これからも協力できれば」と語り、花の種類や植え方などのアイデアも出してもらい、花壇作りや緑化に積極的にかかわってもらうという。


毎日交代で花の世話を続けている障害者就労施設の通所者=香川県観音寺市豊浜町、三豊総合病院

四国新聞- 2013/05/17 09:50

障害者支援:「ゆうあい」、古本販売が好調 書籍増、事業拡大へ /島根

2013年05月18日 01時04分17秒 | 障害者の自立
 障害者支援に取り組むNPO法人「プロジェクトゆうあい」(松江市)の中古本販売が好調だ。一般企業への就職が難しい障害者を支えようと昨年6月に始まり、ネット通販などで5月上旬までに約4700冊を売り上げた。参加したスタッフはやりがいを感じている様子で、今後は取り扱う書籍を増やして事業拡大を目指す。

 ゆうあいは2004年に設立され、バリアフリーの促進や視覚、聴覚障害者向けの情報機器の開発などに取り組んできた。昨年5月、県から障害者の職業訓練などを行う就労継続支援施設としての指定を受けた。

 古本販売もその一環で始めた。身体、知的、精神といった障害を抱えるスタッフ13人が参加。それぞれの技能に応じ、本の仕分けやクリーニング、値段付け、梱包(こんぽう)などを担当する。

 スタートから加わっている青木豊さん(34)=松江市=は、対人関係がうまくいかず、印刷会社など10カ所近くを転々とした。だが、ゆうあいでは週5日働き、古本の回収やイベントでは販売もする。城北公民館ではゆうあいのスタッフが古本を持ち寄り、公民館の職員がコーヒーを販売する「ブックカフェ」も開催。青木さんは「人の喜びの中に自分の喜びが発見できる」と話す。

 古本は市民の提供を受けている。スタート直後は在庫が少なかったが、活動が徐々に知られるようになり、本を持ち寄る人も増えた。これまで約250人から計2万2000冊の寄贈を受けたという。

 ◇松江で7カ所に本棚、無人販売も

 インターネットの通販サイト「アマゾン」を通じ、これまで約2000冊を販売。昨秋からは市内のスーパー「みしまや」や松江生協病院など7カ所に本棚を設置し、無人販売も始めた。在庫数や種類が増えるほど販売も増える傾向という。売り上げは人件費などに活用している。当面の課題は保管場所の確保で、スタッフの増員も検討中だ。

 県によると、松江市内では障害者向けの就労継続支援施設が計36カ所あるが、ゆうあいだけが古本販売に携わっている。

 ゆうあい職員、川瀬篤志さんは「本が好きだから、本に囲まれたいといって就労を希望する人が多い。本をもっと買ってもらい、事業を活発化させたい」と期待を込める。

毎日新聞 2013年05月17日 地方版