小郡市の障害者就労支援施設「ひまわり」での虐待事件で、障害者の人権保護活動に取り組む久留米市の市民団体「日本脳性マヒ者協会 福岡青い芝の会」と「障害者の社会保障を創る会」は15日、福岡地裁久留米支部に要望書を提出した。
青い芝の会の中山善人(よしと)会長(59)ら3人が、同支部を訪れ、職員に要望書を手渡した。要望書は事件担当の裁判官宛てで、「私達障害者は被告に対して言い知れぬ怒りを感じます。法の平等性に沿った刑を要望します」などと書かれている。
中山会長らはその後会見し、「障害者に人権を確立していくという立場から、こういう行動になった。この事件は氷山の一角。(施設職員らには)障害者の面倒をみてやっている、という差別的な感覚がある」と訴えた。
事件を巡っては、「ひまわり」元支援次長、坂本静治被告(48)が50代男性通所者にエアガンを撃つなどしたとして、3件の暴行罪で起訴されている。4月23日にあった初公判では起訴内容を認めた。次回期日は17日。
小郡の障害者虐待:「被告に言い知れぬ怒り」 2市民団体、地裁久留米支部に要望書 /福岡
〔筑後版〕
青い芝の会の中山善人(よしと)会長(59)ら3人が、同支部を訪れ、職員に要望書を手渡した。要望書は事件担当の裁判官宛てで、「私達障害者は被告に対して言い知れぬ怒りを感じます。法の平等性に沿った刑を要望します」などと書かれている。
中山会長らはその後会見し、「障害者に人権を確立していくという立場から、こういう行動になった。この事件は氷山の一角。(施設職員らには)障害者の面倒をみてやっている、という差別的な感覚がある」と訴えた。
事件を巡っては、「ひまわり」元支援次長、坂本静治被告(48)が50代男性通所者にエアガンを撃つなどしたとして、3件の暴行罪で起訴されている。4月23日にあった初公判では起訴内容を認めた。次回期日は17日。
小郡の障害者虐待:「被告に言い知れぬ怒り」 2市民団体、地裁久留米支部に要望書 /福岡
〔筑後版〕