呼吸機能や聴覚に重い障害のある広島市佐伯区の中原晶大(あきひろ)さん(18)が描いた仏画や梵字(ぼんじ)の初の個展が17~19日、島根県津和野町後田の河田家具店ギャラリーはぜくらで開かれる。
同区内の作業所に勤める中原さんは2010年1月、祖母の勧めで同市西区の画僧平本夢想さん(62)の梵字教室に通い始めた。中原さんは「梵字は絵を描くように自由に書ける。仏様の姿も格好いい」と魅力を語る。
津和野町でギャラリー展示を企画する金山修子さん(69)は、母真由美さん(49)の紹介で中原さんの作品に出会った。「瞳の輝きが作品に伝わっている。根気よく創作に取り組む姿勢を伝えたい」と個展開催を呼び掛けた。
明治後期に建てられた土蔵を生かした会場に、墨絵のだるまや十三仏の梵字など約50点を展示する。「好きなものを描くことに出会い迷いがなくなったよう」と真由美さん。日本史が好きで仏教への関心を高めた中原さんは「会場の雰囲気もばっちり」と笑う。
午前10時~午後4時。300円。
【写真説明】会場に作品を並べる真由美さん(左)、中原さん(中)、金山さん
中国新聞-'13/5/17
同区内の作業所に勤める中原さんは2010年1月、祖母の勧めで同市西区の画僧平本夢想さん(62)の梵字教室に通い始めた。中原さんは「梵字は絵を描くように自由に書ける。仏様の姿も格好いい」と魅力を語る。
津和野町でギャラリー展示を企画する金山修子さん(69)は、母真由美さん(49)の紹介で中原さんの作品に出会った。「瞳の輝きが作品に伝わっている。根気よく創作に取り組む姿勢を伝えたい」と個展開催を呼び掛けた。
明治後期に建てられた土蔵を生かした会場に、墨絵のだるまや十三仏の梵字など約50点を展示する。「好きなものを描くことに出会い迷いがなくなったよう」と真由美さん。日本史が好きで仏教への関心を高めた中原さんは「会場の雰囲気もばっちり」と笑う。
午前10時~午後4時。300円。
【写真説明】会場に作品を並べる真由美さん(左)、中原さん(中)、金山さん
中国新聞-'13/5/17