ゴエモンのつぶやき

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「障害者福祉の父」糸賀の思想に脚光 生誕100年、専門家注目

2014年08月02日 13時32分25秒 | 障害者の自立
 戦後間もなく大津市に知的障害児らの施設「近江学園」を設立し、「障害者福祉の父」と呼ばれる糸賀一雄(1914~68年)の生誕100年を記念した論文集「生きることが光になる」が、全国の福祉関係者や研究者らの注目を集めている。糸賀の思想の今日的意義を多面的に評価した内容で、当初予定になかった増刷も行われた。実行委の関係者は「業績が再び脚光を浴びた」と歓迎している。

 論文集は、滋賀県などでつくる記念事業実行委員会が3月に発行した。一般公募の論文34点の中から選ばれた最優秀作、佳作など4点、福祉分野の研究者らが著した13点を収録した。

 公募論文は大学教授や特別支援学校の教諭らが執筆。障害児に人格発達の権利を保障する糸賀の思想について憲法学の観点から評価したり、糸賀の著作や近江学園などでの実践を踏まえ、障害児が発達への可能性を秘めていることの重要性などを指摘している。

 県や糸賀一雄記念財団(湖南市)によると、3月に1500部を発行して全国の図書館、大学などに千部を配布し、500部を一般販売したところ、県内外の福祉団体や研究者から注文が相次いだ。県外の福祉団体から「職員の研修に使いたい」と要望があるなど、まとめて複数冊を購入するという。

 その後も注文が続いて在庫がなくなり、実行委は6月に500部を増刷した。同財団は「糸賀に関する研究論文を一冊にまとめた書籍は初めてではないか。その普遍的な思想に触れ、いじめや虐待など現代の問題を解決する手がかりとしても役立ててほしい」としている。

 350ページで1500円。申し込みは同財団TEL0748(77)0357。


糸賀一雄の生誕100周年を記念して刊行された論文集「生きることが光になる」。福祉関係者らの注目が高く増刷された

【 2014年08月01日 08時59分 】 京都新聞

旧邸宅 障害者の店

2014年08月02日 13時29分55秒 | 障害者の自立
 御坊市の旧市街地、寺内町にある築約80年の「中川家邸宅」の一角に、県福祉事業団が31日、障害者が就労訓練をする飲食店「なかがわ」をオープンした。

 中川家邸宅は1935年に建てられ、「日高御殿」ともいわれたという。敷地面積約1000平方メートル、住居部分の延べ床面積約330平方メートルで、暖炉やソファを備えた応接間があり、博物学者の南方熊楠も訪れたとされる。

 所有者が取り壊しを検討していたが、地元有志が建物の保存のため、購入者を募り、県福祉事業団が2013年4月に購入した。

 飲食店は、木造の倉庫部分を改築するなどし、店舗面積は約50平方メートル。18席あり、手打ちそばや軽食を提供する。職員4人がおり、8人の障害者が就労訓練をする。時間は午前11時~午後3時で、定休日は水曜日。問い合わせは同店(0738・52・7285)。

 同事業団は9月頃から邸宅の住居部分を整備し、今年度末までに、障害者の陶芸や書道の作品や絵画などを展示するギャラリーを設ける。

2014年08月01日 読売新聞

障害者を利用している? 業界人が語る、許されないテレビのやらせ

2014年08月02日 12時17分49秒 | 障害者の自立
 不適切な演出があったとして、打ち切りになった『ほこ×たて』(フジテレビ系)やドキュメンタリー映画『ガレキとラジオ』。そのほかにも、『テラスハウス』(同)、『さんまのスーパーからくりT』(TBS系)など、“やらせ”疑惑が浮上している番組や作品は枚挙に暇がない。

 また、収録した番組ではなく、生放送のテレビ番組にももちろん存在する。特に、番組が設定したハッシュタグをつけてTwitterに投稿されたつぶやきを、リアルタイムで紹介するという演出は、放送直前に作られたアカウントでのツイートが読まれるなど、仕込まれた可能性が高い。

 常々、過剰なる演出という名のもとに、“やらせ”がささやかれるテレビ業界だが、この“やらせ”が一度、露見してしまえば、番組が打ち切りになること必至であり、特に番組制作を請け負う制作会社にとっては「恐怖だ」とスタッフは口を揃える。

「“やらせ”が発覚してしまうと不祥事を起こしたのと同じ扱いとなりますから、その制作会社やスタッフはしばらく仕事ができなくなってしまうんです。視聴率が悪くて打ち切られる場合には、数カ月前から番組終了が知らされますので準備もできますが、不祥事による打ち切りは突然やってくるのでとんでもない打撃ですよ」(大手番組制作会社スタッフ)

 今はどこの放送局もどこの制作会社も“やらせ”の発覚には神経を尖らせているというのが実情のようだ。ならば、“やらせ”はテレビ業界において減っているのかと言えば、そうではないという。

「見られている場所での“やらせ”はなくなっています。ですが、番組スタッフのみの場合にはなんでもアリになることも多いんです。『“やらせ”に注意している』のではなく『“やらせ”発覚に注意している』ということです」(プロダクション関係者)

 今はお店にやってきた芸能人の写真などを、店員がTwitterに投稿してしまう世の中。そのため、テレビ番組がお店などを借りてロケをする場合には、絶対にやらせを行わないという。

「たとえば、人気メニューを当てないと帰れない某番組などは、本当に帰れないことで有名です。適当なタイミングで答えを教えて当てさせてしまえば、番組としては盛り上がりますが、おそらく即座にお店の人たちがネットに書き込むことを警戒しているんです。場合によっては証拠の写真や動画を撮られる可能性さえあります。そのような状況の中でやらせを行うのはあまりにもリスクが高すぎますよ」(大手番組制作会社スタッフ)

 そのような徹底した厳しさがある一方で、番組スタッフしか現場にいない場合には“色々な”ことが起こるという。

「先輩から前に聞いた話ですが、障害者に対して、演技指導という名の“やらせ”があるというんです。障害者にあえて転んでもらうなど、とにかく細かく演技指導をして、何かにチャレンジさせる番組もあると、聞いたことがあります」(番組制作会社AD)

 さらに、このような話まで。

「あくまでもまた聞きですが、健常者の劇団員にあえて障害者の演技をさせるケースもあった、と耳にしたことがあります。チャリティの番組だったそうですが、もしもそこまでしてお金を集めようとしているならば、さすがに同じ業界の人間としても恥ずかしいですね。しかしながら、『全聾』であり、『被曝2世』という設定をあえて使っていた佐村河内守氏の手法からも分かるように、メディアは障害に注目する傾向があるんです。お涙頂戴的なストーリーは、業界関係者にとっては鉄板のコンテンツですからね」(前出・大手番組制作会社スタッフ)

 “やらせ”は確実に以前よりも減っているそうだ。しかし、一部ではバレなければいいという考え方のもと、とんでもないレベルの“やらせ”が残っている可能性もあるのが、今のテレビ業界の実情のようだ。彼らが障害者を利用して視聴率やお金を稼ごうとしているのならば、許されざる行為だろう。

TOCANA 2014.08.01.

障害児名で書類郵送、京都府に批判 保護者「配慮欠く」

2014年08月02日 12時10分41秒 | 障害者の自立
 京都府が障害者福祉関連のアンケートで、障害のある子ども本人宛てに調査用紙を送ったケースがあることが、31日までに分かった。保護者から「子どもに障害を伝えていない家庭もあり、配慮に欠けている」との指摘も出ている。府には調査目的についての問い合わせが複数あるといい、「今後の調査では、やり方を再検討したい」としている。

 アンケートは、府が次期障害者基本計画に、当事者の要望や意見を反映するため実施した。府内の障害者のうち、8千人を無作為抽出し、無記名で障害の内容や生活、就労状況などの回答を求めた。発送や集計は大阪市の企業に委託した。

 高校生の息子宛てにアンケートが送られてきた府内の母親(42)は、開封しようとする息子をごまかし、封筒を預かった。息子にはてんかんの症状があり、病気のことは知っているが、障害者に該当することは知らせていない。「保護者宛てに送るなどやり方を配慮してほしい」と憤る。

 案内文には調査目的が「障害者福祉推進の資料にする」としか書かれておらず、企業に委託しながら個人情報保護の具体的な方法が知らされていないことにも不安を訴える。府にはほかにも「なぜ突然送られてきたのか」などの問い合わせがあるという。

 府障害者支援課は、本人宛てに郵送した理由を「対象者を選ぶシステムに障害者手帳に記された本人の氏名と住所の情報しかなかったため」と説明する。調査目的を明記しなかったことは「分かりやすい説明にしたつもりだった」と話した。

 ただ、母親は「手帳を申請するときに保護者名も書いており、調べれば分かるはず」と批判している。


京都府が障害者基本計画策定のため送ったアンケート用紙と案内文

【 2014年08月01日 08時36分 】 京都新聞

伊賀、障がい者就職面接会開催へ

2014年08月02日 12時00分51秒 | 障害者の自立
複数の企業と障がい者らが集まる就職面接会を開催

三重県内のハローワークでは、三重労働局および三重県と協力し、一般就労を希望する障がい者と雇用を検討する事業主が一堂に会する障がい者のための就職面接会を各地で開催しているが、今回、伊賀地域でも開催されることが決定した。

開催されるのは、「ハローワーク伊賀障がい者就職面接会」。平成26年10月17日14:00~16:00の日程で、伊賀市四十九町にある三重県伊賀庁舎7階大会議室で実施される。ハローワークが主催する面接会であり、詳細問い合わせもハローワーク伊賀で受け付ける。

地元商工会議所も協力を呼びかけ

同地の地元商工会議所である上野商工会議所も、障がいをもつ人により多くの求人情報・就労機会を提供し、就職に向けての活動をサポートするとともに、障がい者雇用の拡大を図る企業を支援、理想的なマッチングを目指す面接会として、会員らの積極的な参加と障がい者雇用の前向きな検討を呼びかけている。

上野商工会議所は、明治30年に創設された上野商工会を母体とする三重県伊賀市上野の商工会議所。市の玄関口にふさわしい魅力あるまちづくり、多彩な人材を活かす人づくりに力を入れ、中心市街地活性化の先頭に立つ活動を続けている。社会一般の福祉増進に資するため、幅広い社会福祉活動にも積極的な取り組みをみせている。

2014年8月1日 14:00 障害者雇用インフォメーション