県内20カ所の障害者就労施設による合同販売会「笑顔deマルシェ」が5日、佐賀県庁1階県民ホールで開かれた。障害者の工賃アップを支援しようと、県が初めて企画。多くの県職員や来庁者でにぎわった。
県は障害者の収入を改善し、経済的自立を進める狙いで2012年度から3カ年の「工賃向上計画」を策定。本年度目標の月額工賃1万8600円に対し、昨年度実績は1万6876円だった。
県は随意契約できる県発注の物品や作業について、障害者が働く施設から優先的に調達する方針を定めている。その中で職員の個人消費にも努めるよう呼び掛けていることから、今回の販売会を企画した。
販売会では有機栽培の野菜や弁当、パン、菓子、手芸雑貨など多彩な商品が並んだ。昼食の弁当を買った県教委教育政策課の福田正宏さん(41)は「どれも心を込めて作られていると感じる。実際に障害者と触れ合えるのもうれしい」と話していた。第2弾も秋ごろに予定しているという。

多くの県職員や来庁者でにぎわった障害者就労施設の合同販売会「笑顔deマルシェ」=佐賀県庁1階県民ホール
2014年08月08日 16時20分 佐賀新聞
県は障害者の収入を改善し、経済的自立を進める狙いで2012年度から3カ年の「工賃向上計画」を策定。本年度目標の月額工賃1万8600円に対し、昨年度実績は1万6876円だった。
県は随意契約できる県発注の物品や作業について、障害者が働く施設から優先的に調達する方針を定めている。その中で職員の個人消費にも努めるよう呼び掛けていることから、今回の販売会を企画した。
販売会では有機栽培の野菜や弁当、パン、菓子、手芸雑貨など多彩な商品が並んだ。昼食の弁当を買った県教委教育政策課の福田正宏さん(41)は「どれも心を込めて作られていると感じる。実際に障害者と触れ合えるのもうれしい」と話していた。第2弾も秋ごろに予定しているという。

多くの県職員や来庁者でにぎわった障害者就労施設の合同販売会「笑顔deマルシェ」=佐賀県庁1階県民ホール
2014年08月08日 16時20分 佐賀新聞