ゴエモンのつぶやき

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ヨガ講座:障害者の心と体元気に 親子で楽しむ−−行橋 /福岡

2014年08月27日 11時45分18秒 | 障害者の自立
 障害がある人向けのハンディサポートヨガの体験講座が24日、行橋市のコスメイト行橋で開かれた。

 難しいと見られがちなヨガを広め、障害者の心と体を元気にしようとNPO法人「日本YOGA連盟」が主催、発達面や身体に障害をもつ約15人の親子が参加した。幼児のグループは童謡やアニメソングを歌いながら、体を伸ばしたり足の指を動かしたりした。大きく開いた大人の足の間をくぐり抜ける遊びもあり、子供たちは大喜びで四つんばいになってぐるぐると回っていた。

 脳性まひで四肢に障害のある車イスの女性(41)は、「息を吐きましょう」とのスタッフの声かけに従い、足を胸にひきつけたり両手を大きく伸ばしたりした。母親(69)は「いつものリハビリと違い、リラックスできているようです」と笑顔で見守っていた。

 指導に当たった杉元真由美さん(55)は「自力で手足を動かすことが自信と生きる活力につながります」と話した。


四肢に障害のある女性(手前左)もヨガを楽しんだ

毎日新聞 2014年08月25日〔京築版〕

ディスクで標的狙う 石岡で大会 障害者、2種目で競う

2014年08月27日 11時39分26秒 | 障害者の自立
第1回県障害者フライングディスク競技大会が24日、石岡市の八郷総合運動公園で開かれ、県内外から参加した約180人の選手が競技を楽しんだ。障害者にとって安全性が高いフライングディスク競技を普及するのが目的で、標的の輪に10回投げて何回通過するかを競うアキュラシー、飛距離を競うディスタンスの2種目で行われた。

開会式で、前島守雅県障害者フライングディスク協会長は「障害者スポーツは健康の維持管理、社会参加と自立の上でも大事。感動が生まれるようにしてほしい」とあいさつ。

真壁授産学園の寺崎卓也さんと勝田特別支援学校の野上栞里さんが選手宣誓を行った後、参加者全員がディスクを投げ上げて競技がスタートした。

アキュラシー競技では、選手が投げたディスクが標的を通過するたびに「ナイスゴール」の掛け声が飛んでいた。今年からフライングディスクを始めたという、境特別支援学校の大丸谷海斗君(12)は「緊張したけど調子は良かった。来年はぜひ優勝したい」と話していた。


標的をめがけてディスクを投げる選手=石岡市八郷総合運動公園

2014年8月26日(火) 茨城新聞

義足アスリート中西「私がヒロインに」東京パラリンピックあと6年

2014年08月27日 11時28分47秒 | 障害者の自立
 夢舞台は五輪だけじゃない。20年東京パラリンピック開幕まで25日でちょうど6年。TOKYOを見据え、08年北京、12年ロンドン・パラリンピック陸上女子日本代表の中西麻耶(29=大分陸協)は日々、自己と向き合い、汗を流している。21歳の時に勤務中の事故で右膝下を切断。ロンドン・パラリンピックを終えて現役引退を表明したが、13年に競技に復帰した。走り幅跳びの世界記録更新を目指している義足アスリートに迫る。

 痛みを感じたのは一瞬だった。すぐに焼けるような熱さが襲ってきた。勤務していた塗装業の建設現場。荷崩れした鉄骨に右膝から下が押しつぶされた。泣いたのか、叫んだのか覚えていない。事故に巻き込まれた男性の苦しむ声が、耳に残っている。自称「雨女」の中西だが、晴れ渡った、蒸し暑い一日だった。

 06年9月14日。世界が変わった。

 職場近くの病院で手の施しようがなく、大きな病院へ搬送された。提示された選択肢は「切断」か、「時間をかけても神経をつなぐ」か。中西は前者を選ぶ。重大な決断に要した時間は3秒。反対する家族を説き伏せ、手術台に乗った。神経をつなげば、今までのように右足で体重を支えることは難しい。それは、中西にとってスポーツとの決別と同義だった。

 小さな頃から体を動かすことが大好きだった。「スポーツができなくなるのは、絶対に嫌」。大分・明豊高時代は軟式テニスで全国高校総体などに出場。08年大分国体を、競技者として集大成の舞台にするはずだった。「リハビリして、復帰して、大分国体に間に合うかな」。下半身麻酔の手術中、クリアな頭でそんなことを考えていた。

 義足生活が始まると現実に直面。「つえが生えているような感覚。歩くってなんだろう」。テニス用の義足も存在しない。インターネットで調べ、スポーツ義足製作の第一人者・臼井二美男氏と連絡を取った。07年3月、一緒に障害者の陸上大会を観戦。その場で臼井氏が義足を調整すると、歩きやすくなった。「この人に作ってもらえば、テニスができるかも!」。道は開けたはずだった。

 だが、健常者と向かい合ったテニスコートには違和感があった。中西が返せるボールばかり打ってくれているような気がした。「手加減されてる感が満載で。周りに気を使わせるのもなあ」。ラケットを握る回数は激減した。それまで陸上に興味はなかったが、「気晴らしにやってみよう」と考えるようになった。

 負けず嫌いで、やると決めたら突っ走る。驚異のスピードで陸上界のトップに躍り出た。07年10月に100&200メートルで日本新記録を樹立。「障害を負ってすぐのタイミングで、あれだけの大会に出られたのは良かった」と言う08年北京パラリンピック。女子100メートル予選を通過し、決勝で6位に入った。

 レースが行われたのは08年9月14日。世界は変わっていた。

 競技生活は順調だったが、心に闇を抱えていたこともある。現状に満足せず、常に進化したい。それはアスリートにとって当然の考えだが、周囲の一部は違った。「障害者だから頑張らなくていいって人もいた。でも、障害者だって頑張らないといけない時、あるじゃないですか」。環境を変えるため北京後、新天地を米国に求めた。

 そこで見たのは日本とは違う光景だった。義足で街を歩くと、道行く人が「格好いい足だね!」と気さくに声をかけてくれた。オリンピアンとパラリンピアンが練習をともにし、切磋琢磨(せっさたくま)し、互いにリスペクトする。障害の有無にかかわらず、プロのアスリートとして、スポンサー獲得に全力を尽くす。自由の風に吹かれて中西は決めた。私もプロになる、と。

 年間活動資金は最低500万円。だが、スポンサーは思うように集まらず、ロンドンまでの4年は競技だけに集中できなかった。午前7時から寿司店で8時間働き、練習し、午後5時から深夜3時まで焼き肉店で働いたこともある。12年3月には資金捻出のため自身の肉体と障害をさらけ出したカレンダーを発売したが、待っていたのは「障害を売りにするな」というバッシングの嵐。心身ともに限界に達し、ロンドン後、引退を決めた。

 趣味で戻ったテニスコートには、数年前と同様に違和感があった。今度は周囲にではなく、自分に対して。「逃げたくないって思ったし、今後、私みたいな感じの子が入った時に苦労してほしくない」。13年3月に現役続行を表明し、9月に20年パラリンピックの開催地が東京に決定。16年リオデジャネイロの先に、明確な目標が定まった。今は国内2企業の支援を受け、以前よりは競技に集中できている。

 スプリントから走り幅跳びに主戦場を移し、13年10月には非公認だったが、佐藤真海が持つ日本記録(5メートル2)を上回る5メートル18をマーク。「5メートル43の世界記録を更新し、6メートルを跳ぶ」。6年後、中西は35歳になる。言葉に自信が宿るのは、課題と伸びしろを自覚しているから。「年齢も障害も関係なく、こんなにやれるんだぜってのを見せたい」。そして、続けた。「東京で、私がヒロインになってやる」――。

 ◆中西 麻耶(なかにし・まや)1985年(昭60)6月3日生まれ29歳。大分県由布市出身。右膝下を切断するまで軟式テニスで活躍。08年北京パラリンピックは陸上女子100メートル6位、200メートル4位。12年ロンドン・パラリンピックは100、200メートルで予選落ち、走り幅跳びで8位。1メートル58、50キロ。

 ▼20年東京パラリンピック 20年8月25日から9月6日まで開催される。開閉会式は新国立競技場で行われ、同競技場で陸上、五輪水泳センターで競泳、東京体育館で卓球、日本武道館で柔道など東京五輪と同じ会場を使用する。


義足を手にポーズをとる中西

スポーツニッポン [ 2014年8月25日 08:15 ]

力強い書でマイバッグ 南砺で児童ら制作

2014年08月27日 11時23分29秒 | 障害者の自立
 墨で文字を書いてマイバッグを作る教室が二十五日、南砺市八塚の八塚公民館であり、小学生や障害者約二十人が参加した。

 地元の障害者支援施設「花椿(はなつばき)かがやき」と八塚地区児童クラブが、障害者と地域住民が触れ合う場をつくろうと企画。金沢市の前衛書グループ「玄土社」の大塚智子さん(南砺市福光)ら三人が講師を務めた。

 参加者は大塚さんらの手本を見ながら、用意された紙袋に「希望」「春夏秋冬」などと力強く書写。学校や施設では習ったことのない象形文字や甲骨文字にも挑戦し、図や記号を書くように自在に筆を動かした。最後に絵の具で色を付け、自分だけのバッグを完成させた。


紙袋に文字を書きマイバッグを作る児童たち=南砺市八塚で

2014年8月26日 中日新聞

障がい者千人雇用の取り組みを知るシンポジウムを開催

2014年08月27日 11時19分02秒 | 障害者の自立
9月20日(土)、名古屋市内で

愛知県弁護士会は、日本弁護士連合会と中部弁護士連合会との共催で、「ともに働こう~改正障害者雇用促進法施行に向けて」と題したシンポジウムを開催する。

10月開催の人権擁護大会プレシンポジウム

10月2日と3日に函館市で『第57回人権擁護大会』(主催:日本弁護士連合会)が予定されており、大会内で行われるシンポジウム「障害者権利条約の完全実施を求めて-自分らしく、ともに生きる-」に先立ち開催されるもの。

障がい者雇用について知識や理解を深めることを目的に、障がい者雇用の分野で先進的な取り組みを行っている自治体や企業の事例を紹介する。

5年で1000人の障がい者雇用へ。総社市の挑戦

第1部では、岡山県総社市の片岡聡一市長をお招きし「障がい者千人雇用への取り組み」をテーマに基調講演を行う。

総社市では、障がいのある人でもそれぞれが生き生きと働ける社会をめざし、平成27年度末までに一般就労と福祉的就労を合わせて1000人の方が就労できるように取り組みを進めている。

市長を交えてパネルディスカッションも

第2部では、片岡市長と有限会社進工舎代表取締役の田中誠氏、なごや障害者・生活支援センター長の酒井英夫氏をパネリストに、パネルディスカッションを開催する。コーディネーターは、高森裕司弁護士。

開催は、9月20日(土)の13時30分から16時までの予定で、栄ガスビル(名古屋市中区栄三丁目15-33)の501会議室で行われる。

入場は無料で、当日は手話による通訳も行われる。詳しいお問い合わせは、愛知県弁護士会(TEL:052-203-0730)まで。

2014年8月26日 11:00 障害者雇用インフォメーション